
スイッチボットハブミニとは
- スマホから家電を操作可能
- 赤外線リモコンをハブにまとめる
- アレクサなどの声によるコントロール操作
この記事の内容
- スイッチボットハブミニとは
- スイッチボットハブミニの使い方
- スイッチボットハブミニのおすすめな点

もくじ
スイッチボットのハブミニとは【使い方を解説】
最近ではコロナの影響もあり、自宅で過ごされている方も多いかと思います。
そんな時間を過ごすことの多くなった自宅を、いままでよりも便利に楽しく利用するためのスマートホーム化の重要なデバイスである、スイッチボットのハブミニについて解説していきたいと思います。
スマートホームで生活を快適に
スイッチボットハブミニを導入してからというもの、我が家ではどんどんとスマートホーム化が進んでおり、生活の質をグッと高めることができました。
スマートホーム化するメリットは以下のとおりです。
メリット
- スマホから家電への一括操作が可能
- 毎日のルーティンを自動化
- 自宅内の見える化
では以下で、スマートホームについて詳しく見ていきます。
スマートホームとは
まずはスマートホームについて解説していきます。
スマートホームとは、自宅の家電や設備をWi-Fiを使ってリンクさせ、スマホから操作したり状態を確認したりすることができます。
自宅をスマートホーム化することで具体的になにが可能になるのか、内容は以下のとおりです。
具体例
- 声によってライトを操作することができる
- 時間になったら自動でテレビの電源を入れたり、消したりすることができる
- 温度が18度を下回ったら、自動で暖房のスイッチが入るように設定することができる
- 外出先から自宅の様子をリモートで知ることができる
上記のように自宅をスマートホーム化することで自分で一つ一つ行なっていた作業を自動化することが可能となり、手間を省くことができるようになります。
スマートホームにより自動化することで無駄な作業を任せてしまえることはすごく楽ですね。
また自宅内の家電や状況を外出先からリモートで操作したり確認することができるため、小さいお子さんやお年寄りの方がいらっしゃる方は、すごく安心できるというのも嬉しいポイントになります。
メモ
- スマートホーム化するためには、スマホとWi-Fi環境が必須
- それぞれを用意した上で、スマートホームの製品を購入されるのがおすすめ
スイッチボットとは
スイッチボットは自宅や家電をネットワークで繋ぎ操作や管理を自動化することで、生活をより便利にするスマートホームデバイスを制作している会社です。
今回ご紹介するハブミニをはじめ、スイッチを自動でONOFFしてくれるスイッチボット、電源をスマホや声で操作できるスイッチプラグ、自動でカーテンの開閉を行うスイッチカーテンなど、さまざまなデバイスを制作し販売しています。
スイッチボットのハブミニでできること


スイッチボットハブミニできることは、以下のとおりです。
スイッチボットハブミニ
- アレクサなどの声で家電を操作できる
- 赤外線リモコンをスマホからまとめて操作できる
- スイッチボットの製品と連携して、自動で家電操作を行うシステムを組める
スイッチボットハブミニの最大の特徴としては、自宅のテレビやエアコン、照明などの赤外線リモコンを使用した家電をハブミニにまとめて、スマホやアレクサなどから操作を行うことが可能になります。

ごちゃつくリモコン
リモコンは操作する家電ごとに用意されているため、家電が多いとリモコンだらけになってしまいます。
スイッチボットハブミニがあれば、現在利用している家電のリモコンをまとめることができるので、どの家電を使う場合でもスマホやアレクサデバイスから操作することができるので便利です。
スイッチボットのハブミニを購入した理由
数あるスマートリモコンデバイスの中から、スイッチボットのハブミニを購入した理由についてお伝えしていきます。
スイッチボットハブミニを購入した理由は、以下のとおりです。
購入した理由
- Amazonのレビューが全体的に良かった
- 他メーカーのハブと比較して安価だった
- ヤマダ電機に寄った際に実機を確認したところ、印象が良かった
では以下で詳しく見ていきます。
他メーカーのハブと比較して安価
スイッチボットの特徴の一つに、他のメーカーのハブに比べて価格が安い点が挙げられます。
スマートホーム用のバブを一覧にして比較した表が以下になります。
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|
メーカー | Switchbot | Nature | Link Japan |
名前 | Switchbotハブミニ | Remo mini | eRemote5 |
定価 | 3980円 | 4980円 | 6800円 |
内容 | リモコンハブ | リモコンハブ | リモコンハブ |
スマートスピーカー | 操作可能 | 操作可能 | 操作可能 |
GPS | ー | ○ | ○ |
温度センサー | ー(別途用意) | ○ | ○ |
湿度センサー | ー(別途用意) | ー | ○ |
価格を見ていくと、スイッチボットハブミニの価格が他のメーカーと比較しても手頃であることがわかるかと思います。
では、機能の違いとなっているGPS機能と温度・湿度センサー機能について詳しくみていきましょう。
GPS機能とは
GPS機能については、以下のとおりです。
GPS機能とは
連携するスマホの位置情報を利用して、自動でリンクしている家電の電源をONやOFFにすることができる機能。
リモコンハブのGPS機能というのは、使用しているスマホの位置情報を使って家電のコントロールを自動で行うことができる機能になります。
たとえばスマホのGPS機能を使って自宅から200m遠ざかったことが確認できたとき、自宅の照明やテレビの電源を自動でOFFにすることができます。
また自宅から200m以内にいることが確認できたとき、自宅の照明やエアコンの電源を自動でONにすることで、快適な状態で帰宅することができるようになります。

温度・湿度センサーとは
温度・湿度センサーについては、以下のとおりです。
温度・湿度センサーとは
設置した場所の温度・湿度を測定することのできるセンサー。
この機能により、設定した温度を下回ったらエアコンの電源をONにしたり、湿度がある一定数値を下回ったときに加湿器の電源をONにするなどのシステム設定が可能。
温度・湿度センサーのあるハブは、現在の温度や湿度を測定することができます。
この機能を使用することで、エアコンや加湿器の自動化プログラムを設定することが可能になります。

スイッチボットの温湿度計で代用可能


スイッチボットハブミニにはGPS機能や温度を検知するためのセンサーが搭載しておりません。
ただ温度センサーについては、スイッチボットの温湿度計を別で用意することで代用が可能です。
温度や湿度を検知するためには、スイッチボットハブミニとは別で温湿度計を購入する必要があります。
ただ温湿度計を使用するメリットとして、現在の部屋の気温や湿度をディスプレイで簡単にチェックすることが可能です。
注意ポイント
Nature RemoのRemo mini、LinkJapanの eRemote5では目視による温度・湿度の確認ができない
他メーカーのハブには温度・湿度センサーが備わってはいますが、現在の温度や湿度を目で見て確認するためにはその都度スマホをチェックする必要があります。
スイッチボットの温湿度計はすぐ確認できる
その点スイッチボットの温湿度計を使用することで、現在の温度と湿度がすぐにチェックすることができ、また部屋の湿度が40%を下回ったら加湿器の電源を入れるなどの自動化システムを組むことができます。

GPS機能を利用したい方は、NatureやLink Japanのハブを利用する必要があります。
ヤマダ電機に実機の展示があった
ある日ふと立ち寄った大井町のヤマダ電機にはスイッチボットの製品がたくさん並んでおり、実物を実際に触ったり目で見て確認することができました。
Amazonなどの通販サイトの写真を見るよりも、実機を見ることでだいぶ印象が変わるのはよくあると思います。
実物を見たときに「すごく小さくて可愛らしいデザインだなー」と思いすごく印象が良かった点も、今回購入した理由の一つです。
スイッチボットハブミニの同梱品
つづいては、スイッチボットハブミニ本体について詳しくみていきます。
まずはスイッチボットハブミニの同梱品については、以下のとおりです。
同梱品
- スイッチボットハブミニ本体
- USB TypeA-microUSBケーブル
- クックスタートガイド
- 3Mの両面テープ
ACプラグは別途用意
本体を使用する際の注意点として、AC電源から本体へ電源を供給するプラグが同梱しておりません。
そのため、電源プラグを別途用意する必要があります。
筆者の場合は自宅に昔のiPhoneプラグが余っていたので、それで代用しました。
注意ポイント
電源プラグが同梱していないため、別途用意する必要あり
スイッチボットハブミニの外観
それでは、スイッチボットハブミニの外観を見ていきましょう。
ハブミニのサイズ
縦6cm × 横 6cm × 厚さ1.5cm
手のひらに収まるほどのサイズ感となっており、非常にコンパクトな筐体となっております。
スイッチボットハブミニの裏側は上記のとおりとなっております。
中央部分に本体をひっかけるための穴が用意されているため、自宅の壁に押しピンなどを使って固定することも可能です。
また同梱している3Mの両面テープを使用することで、好きな場所に固定することもできます。
スイッチボットハブミニの設定方法
ではここからは、スイッチボットハブミニの設定方法について解説していきたいと思います。
まずは電源をスイッチボットハブミニに接続していきます。
スイッチボットハブミニの電源ですが、microUSBのタイプとなっております。
同梱されているケーブル以外でも、自宅にmicroUSBのケーブルが余っていれば使用することができます。
スイッチボットハブミニを電源に接続したら、ランプが点灯します。
電源に接続ができたら、ご自身でお持ちのスマホにスイッチボットのアプリをダウンロードして、設定を行っていきます。
アカウントの作成
スイッチボットのアプリを利用するには、スイッチボットのアカウントを取得する必要があります。
メモ
アプリを利用する際にスイッチボットのアカウントを作成する必要があるため、メールアドレスや設定したいパスワードを用意しておく
アプリをダウンロードしてアカウント登録が完了すると、スイッチボット製品を登録する画面に移行します。
スイッチボット製品の中からハブミニを選択し、追加していきます。
ハブミニとスマホのペアリング
アプリからハブミニを選択すると、ハブミニ付属のボタンを3秒間長押しする内容が表示されます。
ハブミニのボタンを3秒間長押しして、ライトが点滅しはじめたらスマホとハブミニを接続していきます。
ポイント
初めの設定を行う際は、スマホとハブミニをBluetoothで接続(ペアリング)して行なっていきます。
そのためスマホのBluetooth接続をONにしてから設定を行なってください。
スマホとバブミニのペアリングが完了したら、つづいてはWi-Fiの設定を行っていきます。
Wi-Fiの設定
Bluetoothによる接続(ペアリング)が完了したら、ハブミニのWi-Fiを設定して接続していきます。
まず自宅で使用しているWi-Fi(Aは使用不可となっているためGやNを使用)のIDとパスワードを入力し、ハブミニをWi-Fiに接続させます。
入力が完了してWi-Fiに接続し、スイッチボットのアプリ上にハブミニが表示されれば設定完了です。
スイッチボットハブミニへのリモコン登録
アプリの設定が完了したら、自宅の赤外線リモコンをハブミニにまとめていきます。
行う作業としては、以下のような流れとなっております。
作業の流れ
- アプリから追加したい家電の種類を選択する
- 使っているリモコンをハブミニに覚えさせる
- アプリ上のリモコンボタンに機能を割り当てる
以上のような流れとなります。
今回まずは例として、筆者の自宅で利用している照明器具(ライト)を登録していきたいと思います。
では具体的に見ていきます。
アプリから登録したいリモコンを選択
スイッチボットのアプリから、ハブミニのアイコンをタッチし、リモコンを追加をタッチします。
そうすると登録できる家電の一覧が表示されるので、その中のライトをタッチします。
スイッチボットのライトをタップすると、「赤外線学習を待機しています」という表示に変わったらOKです。

登録可能な家電
- エアコン
- テレビ
- ライト(照明)
- DVD/BDディスクプレーヤー
- スピーカー
- 空気清浄機など
リモコンをハブに覚えさせる
「赤外線学習を待機しています」という待機画面に変わったら、スイッチボットハブミニに向けて任意のリモコンボタンを押します。
するとハブミニが反応して、使用する家電がスマホに登録されればOKです。
ただここで注意しなくてはいけないのが、リモコン登録が完了した時点ですべての機能が使えるようになるのではなく、足りない機能は自分で割り付け作業を行う必要がある。
注意ポイント
割り付がされていないボタンに関しては、自分で割り付け作業を行う必要がある
ある程度メインで使用するボタンは割り付けができているのですが、豆球や調光などのボタンの割り付けは個別で行なっていく必要があります。
アプリにボタンを割り付けていく作業内容は、以下のとおりです。
ボタンの割り付け作業が必要
ボタンの割り付け作業
- アプリ上の点灯ボタンを押す
- 赤外線を待機する画面になる
- リモコンの点灯ボタンを押す
- スイッチボットハブミニにボタンの割付が完了する
- 以下、すべてのボタンに対して作業をくりかえし
この作業はひとつひとつのボタンをアプリに割り当てていくため結構時間がかかりました。
今回行なっているKOIZUMIのリモコンの場合ですと、ボタンの数が少ないためそこまで大変ではありませんが、テレビやDVD/BDプレーヤーの場合は結構時間がかかりそうです。
スマホからの操作が可能に
利用したいボタンの割り付け作業が完了したら、アプリ上から動作確認を行い、問題なく動作すれば設定は完了です。
これらの作業によって、ライトのリモコンを使用せずにスマホからの操作が可能になりました。

スイッチボットハブミニとアレクサの連携
つづいては、スイッチボットハブミニとAmazonアレクサとの連携機能について解説していきます。
スイッチボットハブミニを利用するうえで、スマートスピーカー(音声認識デバイス)は必須のアイテムだと言えます。
スマホからの家電操作でも十分快適になるのですが、スマートスピーカーを利用して声での家電操作を行うことで、手がふさがった状態やスマホが手元にない場合でも操作が可能となっています。
アレクサアプリからの設定
まずはアレクサアプリを開き、デバイスをタップします。
つづいてデバイス画面の中にある、スマートホームスキルをタップしスマートホームスキルを有効にするをタップします。
するとアレクサから操作できるスマートホームデバイスの一覧が表示されるので、その中からスイッチボットをタップします。
アレクサアプリの中からスイッチボットを選択するとスイッチボットの詳細画面に切り替わります。
その中の、「有効にして使用する」という画面をタップすると、スイチボットのアカウントのリンク画面になるので、アカウント名とパスワードを入力してサインインします。
サインインが完了するとスイッチボットとアレクサが正常にリンクされます。
アレクサとデバイスのリンクチェック
アレクサのアプリからデバイスがちゃんと認識されているか、チェックを行っていきたいと思います。
さきほどのアレクサアプリのデバイス画面をタップすると、すべてのデバイスという項目にスイッチボットで登録したデバイスが表示されていればOKです。
ためしに「アレクサ、ライトをOFFにして」と言ってみると、少し間があってから登録した自宅のライトがOFFになりました。
これでようやくスマートホームのための設定が完了しました。

スイッチボットハブミニを導入した感想
実際にスイッチボットハブミニを導入してから2週間ほど経過したのですが、毎日の生活が非常に快適に過ごせるようになりました。
理由としては以下のとおりです。
スイッチボットハブミニの感想
- リモコンを毎回探す手間が省けた
- 複数あったリモコンをしまうことができた
- 声さえ出せればアレクサから家電を操作できる
スイッチボットハブミニを使用することにより、リモコンがどこに行ったか分からなくなってしまうことがなくなったのは良かったと思いました。
スマホにスイッチボットアプリをダウンロードして設定するだけで、家族全員がスマホを使って家電の操作を行うことができるようになります。
声の操作は意外と楽

スイッチボットより引用
またアレクサとスイッチボットハブミニを連携することで、家電の操作にスマホすら必要なくなり、声だけで操作することができる点は非常に楽だと感じています。
もちろん細かい作業を行うには専用のリモコンを使う方が素早く確実に操作は可能です。
ただ単純な作業(電源をON/OFFするなど)であれば、アレクサの声による操作の方が早くて簡単に行うことができると感じました。
まとめ:スマートホームで快適なライフを
以上、スイッチボットハブミニの内容と使い方をお伝えしてきました。
今回お伝えした内容を、再度おさらいしていきます。
ポイント
- 自宅をスマートホーム化することで快適になった
- スイッチボットハブミニは価格も安く導入しやすい
- デザイン性もよく自宅のインテリアに合わせやすい
- 設定は手間だけどわかりやすい操作性
1~2万円程度で導入が可能
スイッチボットハブミニ、AmazonのEcho Show 5などのデバイスを購入しても、総額で1~2万円程度のお金で導入が可能となっております。
決して安い価格ではありませんが十分導入する価値はあると思いますので、興味のある方はチェックしてみてくださいね。
