
TinhkPad X1 Carbon Gen 9とは
- Lenovoの14インチノートPC
- ThinkPadのフラッグシップモデル
- WQUXGA液晶の選択が可能
- メモリは32GBまで増設可能
- 購入可能価格は17万円から
この記事の内容
- TinhkPad X1 Carbon Gen 9の外観
- TinhkPad X1 Carbon Gen 9のインタフェース
- TinhkPad X1 Carbon Gen 9はこんな方におすすめ

【レノボ】ThinkPad X1 Carbon Gen 9 まとめ
今回は2021年3月末に発売となった、ThinkPadのフラッグシップモデル X1 Carbon Gen 9についてまとめていきたいと思います。
LenovoのThinkPadは質が高くコスパに優れたモデルが多く、その中でも上位モデルにあたるのがX1 Carbonシリーズとなっております。
X1 Carbonは長く使えるノートPC

2016年モデルのX1 Carbon
筆者の話になり恐縮ですが、以前まで中古で購入したX1 Carbonを使用しておりました。
4年ほど前に発売されたモデルだったのですが、普段使い程度なら十分使用できるスペックとなっており非常に満足して使っております。
X1 Carbonはコスパに優れたモデルのなかでも高価な部類に入るノートPCであることから、初期費用はどうしてもかかってしまいがちですが、新品で購入すれば長くて4年は使用することができます。
長期間使用する目的で購入するのであれば、予算に関してはそこまで問題ではないかと思います。
TinhkPad X1 Carbon Gen 9の外観
つづいては、TinhkPad X1 Carbon Gen 9の外観を見ていきたいと思います。
カーボン素材を使用した外観
ThinkPad X1 Cabonではカーボン素材を使用しており、非常に背面が美しく手にとったときの馴染み方が心地よいです。
質の高い素材を使用しているため、ずっと触っていたくなるような感触と軽量性の両方を成立させている素晴らしいモデルとなっています。
180度フラット
ThinkPad X1 carbon Gen 9では、ディスプレイを180度開き完全にフラットな状態にすることができます。
これにより場所にこだわらずPCを設置することができるため、非常に便利な仕様となっております。
TinhkPad X1 Carbon Gen 9の本体サイズ
TinhkPad X1 Carbon Gen 9のサイズと重量については、以下のとおりです。
サイズと重量
- 横幅:31.45cm
- 縦幅:22.16cm
- 厚さ:1.49cm
- 重さ:1.13kg
他モデルのサイズと重さ比較
TinhkPad X1 Carbon Gen 9のサイズと重さを他の機種と比較してみました。
サイズと重さ | |
X1 Carbon Gen 9 14インチ |
横幅:31.45cm 縦幅:22.16cm 厚さ:1.49cm 重さ:1.13kg |
Mac Book Air 13.3インチ |
横幅:30.41cm 縦幅:21.2.4cm 厚さ:0.41~1.61cm 重さ:1.29kg |
Surface Laptop 3 13.5インチ |
横幅:30.8cm 縦幅:22.3cm 厚さ:1.45cm 重さ:1.28kg |

ThinkPad X1 Carbon Gen 9のディスプレイ
ThinkPad X1 Carbon Gen 9のディスプレイについて説明していきます。
内容は以下のとおりです。
13インチの筐体に14インチのディスプレイ
ThinkPad X1 Carbon Gen 9では狭額縁を採用し、13型サイズの筐体に14型ディスプレイを搭載しております。
これによりコンパクトであるにもかかわらず大きなディスプレイを搭載できたことで、コツ率的な作業を行うことが可能となっております。
16:10のパネルを採用
ThinkPad X1 Carbon Gen 9は画面比率が16:10のモデルとなっておりいままでの16:9モデルよりも少し縦長の設計となっております。
16:10モデルであることから1画面に表示できる情報量が多いため、インターネットのブラウジングだけでなくEXCELやPowerPointといった資料作成など、さまざまな場面で効率的な作業を行うことができます。
カスタマイズできる内容
ThinkPad X1 Carbon Gen 9のディスプレイでカスタマイズできる内容は、以下のとおりです。
ディスプレイ
- 14.0型WUXGA液晶 (1920x1200) IPS、400nit、マルチタッチ非対応、狭額縁ベゼル、100%sRGB
- 14.0型WUXGA液晶 (1920x1200) IPS、400nit、マルチタッチパネル(10点)、狭額縁ベゼル、100%sRGB
- 14.0型WQUXGA液晶 (3840x2400) IPS、光沢あり、500nit、マルチタッチ非対応、狭額縁ベゼル、100%DCI-P3 HDR
- 14.0型WUXGA液晶 (1920x1200) IPS、500nit、マルチタッチパネル(10点)、狭額縁ベゼル、100%sRGB、Think Privacy Guard
ThinkPad X1 Carbon Gen 9のディスプレイは上記の4種類から選択が可能となっております。
もっとも高価なディスプレイとなっているのが最下にあるThink Privacyモデルです。
Think Privacyとは
Think Privacyについて解説します。
Think PrivacyとはLenovoが開発したセキュリテイディスプレイとシステムのことで、横から画面を覗いたり背後から知らぬ間にPCを覗かれたとき、液晶ディスプレイの内部に「プライバシー液晶セル」と「導光板システム」を組み合わせることで、セル内の液晶の配光角を制御することで視野角を広げたり、せばめたりする技術のことです。
このプライバシー保護技術を使用することで、画面に外付けのフィルムを貼り付けることなく、任意でセキュリティ機能のON/OFFを行うことができます。
- のぞき見を防止するために視野角をせばめる基本的な機能の実装
- ThinkPad製品としての品質や信頼性を確保する
- 消費電力への影響を最小限にする
この機能を開発するにあたって重要視したのは、上記の3点とのこと。

TinhkPad X1 Carbon Gen 9のキーボード
TinhkPad X1 Carbon Gen 9のキーボード配列ですが、英語配列と日本語配列が選択可能となっております。
ThinkPadのキーボードは非常に打ちやすく、文字入力の多いクリエイターやビジネスマンにはすごくおすすめです。
薄型のノートPCであるにも関わらず少し深めなストロークとなっており、どこでも気軽に文字入力を行うことができます。
TinhkPad X1 Carbon Gen 9のインターフェース
ThinkPad X1 Carbon Gen 9のインターフェイスについては、以下のとおりです。
インターフェイス
- Thunderbolt4
- Thunderbolt4
- USB 3.2 Gen1
- HDMI
- マイクロフォン/ヘッドフォン・コンボ・ジャック
- Nano SIMスロット(オプション)
- Powered USB 3.2 Gen1
- セキュリティキーホール
ビジネス用途として販売されているノートPCということだけあって、標準で用意されているインターフェースが充実しています。
外付けのハブを用意しなくても、HDMIやUSB Type-A・C端子など、幅広い用途に対応することができます。
またオプションでWWANの有無を選択することで、4G(LTE)や5Gにも対応することが可能です。
注意ポイント
SDやmicroSDカードを使用する際は、USBハブが必要
X1 carbon Gen 9のインターフェイスについてデメリットを上げるとするならば、SDやmicroSDカードには対応していない点になります。
一眼レフカメラなどで写真撮影をしたあとに取り込みを多くされる方は、注意が必要です。
TinhkPad X1 Carbon Gen 9のスペック
TinhkPad X1 Carbon Gen 9で選択できるスペックについてまとめてみました。
内容は、以下のとおりです。
CPU(プロセッサー)はインテル第11世代
TinhkPad X1 Carbon Gen 9で選択できるCPUについては、以下のとおりです。
CPU(プロセッサー)
- インテル Core i5-1135G7 プロセッサー (2.40GHz, 8MB)
- インテル Core i7-1165G7 プロセッサー (2.80GHz, 12MB)
- インテル Core i5-1145G7 プロセッサー (2.60GHz, 8MB) vPro対応
- インテル Core i7-1185G7 プロセッサー (3.00GHz, 12MB) vPro対応
CPUはインテル第11世代のCPUを使用しており、vProの選択が可能となっています。
vProはインテルのブランド名のひとつで、企業内で使用するPCに向けたハードウェアで、企業セキュリティの向上が期待できるものになります。
vProモデルを購入したPCには、「Core i5 vPro」、もしくは「Core i7 vPro」のシールが貼られております。
メモリは32GBまで増設可能
TinhkPad X1 Carbon Gen 9で選択できるメモリについては、以下のとおりです。
CPU(プロセッサー)
- 8GB LPDDR4X 4266MHz (オンボード)
- 16GB LPDDR4X 4266MHz (オンボード)
- 32GB LPDDR4X 4266MHz (オンボード)
TinhkPad X1 Carbon Gen 9のメモリについてですが、8~32GBまで選択することが可能です。
これにより今まで難しかった、ThinkPadでのクリエイティブな作業が快適に行えるようになります。
SSDは256~2TBまで
TinhkPad X1 Carbon Gen 9で選択できるSSDについては、以下のとおりです。
CPU(プロセッサー)
- 256GB ソリッドステートドライブ (M.2 2280, PCIe-NVMe) OPAL対応
- 512GB ソリッドステートドライブ (M.2 2280, PCIe-NVMe) Gen4 OPAL対応
- 1TB ソリッドステートドライブ (M.2 2280, PCIe-NVMe) Gen4 OPAL対応
- 2TB ソリッドステートドライブ (M.2 2280, PCIe-NVMe) Gen4 OPAL対応
TinhkPad X1 Carbon Gen 9のSSDですが、256GB、512GB、1TB、2TBから選択が可能となっております。
それほどSSDを必要としない方に向けた256GBからヘビーユーザー向けの2TBまで、幅広い選択肢となっている点はすごくいいですね。
TinhkPad X1 Carbon Gen 9の仕様まとめ
つづいては、TinhkPad X1 Carbon Gen 9の仕様についてまとめてみました。
内容は以下のとおりです。
ThinkPad E14 Gen 2 | |
CPU | Core i5-1135G7 (2.40GHz, 8MB) Core i7-1165G7 (2.80GHz, 12MB) Core i5-1145G7 (2.60GHz, 8MB) Core i7-1185G7 (3.00GHz, 12MB) |
メモリ | 8GB 16GB 32GB |
ストレージ | 256GB 512GB 1TB 2TB |
ディプレイ | 14.0型ディスプレイ WUXGA液晶(1920x1200) WQUXGA液晶 (3840x2400) IPS 400nit、500nit マルチタッチ対応モデルあり 狭額縁ベゼル 100%sRGB、100%DCI-P3 HDR Think Privacy Guardモデルあり |
電源 | USB Type-C 45W、65W |
内蔵カメラ | 720P HD |
指紋センサー | あり |
Wi-Fi | Wi-Fi 6 AX201 a/b/g/n/ac/ax |
Bluetooth | V5.2 |
バッテリー | 4セルバッテリー (57Wh) |
キーボード | 日本語、英語選択可 バックライトモデルあり |
重さ | 約1.13kg |

TinhkPad X1 Carbon Gen 9の価格
TinhkPad X1 Carbon Gen 9の価格については以下のとおりです。
2021年4月1日現在では、TinhkPad X1 Carbon Gen 9の価格は上記のような形となっておりました。
16万円台からの購入が可能となっており、これだけハード面が優れているのに16万円台で購入できるのはさすがLenovoといったところ。
決して安いノートPCであるとは言えませんが、非常にコストパフォーマスに優れたノートPCだと言えると思います。
Lenovoはセールを頻繁におこなっているため、すぐに価格が変更されます。
そのためすぐに購入するのではなく、タイミングを図って購入されるのがおすすめです。
まとめ:ThinkPadのフラッグシップモデル
以上、TinhkPad X1 Carbon Gen 9についてお伝えしました。
レノボのX1 CarbonはThinkPadの中でもフラッグシップモデルとなっており、非常にスペックの高いノートPCとなっております。
以下、ThinkPad X1 Carbon Gen 9のポイントをおさらいします。
ポイント
- 14インチのハイエンドノートPC
- CPUはインテル第11世代を使用
- メモリは32GBまで増設可能
- 13インチの筐体に14インチのディスプレイを搭載
- 16:10の狭額縁ベゼルで作業が楽
- WQUXGA液晶 (3840x2400)、タッチパネルモデルあり
ビジネスマンやクリエイターにおすすめ
TinhkPad X1 Carbon Gen 9ですが、最新のCPUやメモリが32GBまで増設が可能となっているため、ビジネスマンだけでなくクリエイティブな作業を行いたい方にもおすすめできるノートPCとなっております。
- インテルCPU使用のWindows機
- 液晶もWQUXGA(3840x2400)の選択が可能
- 操作しやすいキーボード、トラックポイント、トラックパッド
液晶もWQUXGA(3840x2400)の選択が可能となっており、操作しやすいキーボードやトラックポイント・トラックパッドなど、Windows機でここまでハード面で優れているモデルは多くありません。
ビジネスマンやクリエイターなど、さまざまな人におすすめできるノートPCとなっております。
