こんな方におすすめ
- Kyash Cardを検討されている方
- 月々12万円程度クレジットカードで買い物される方
- ポイントを貯めてオトクに買い物をするのが好きな方
Kyashを1年使った感想と、新カードのメリットについて
2020年の6月、筆者はこれまで使用していた右のKyash Card Liteから、左の新型のKyash Cardに更新を行いました。
更新を行った理由は、以下の通りです。
- Kyash Card Liteのポイント還元率が0.5%であるのに対し、Kyash Cardは1%となっているため
- Kyash Card Liteは本人確認できないカードとなっており、使う場面(Amazonなどのネット通販)によっては使用できなかった
今回の新型Kyashカードは以前のものとどう違うのか、「そもそもKyashって何?」というところから解説していきたいと思います。
Kyashカードとは
Kyashとは、今お持ちのクレジットカードもしくはデビットカードとリンクして決済することができるサービスです。
具体的には、Kyashカードにお金をチャージして使用するカード、となっています。
Kyashカードを使用することで、クレジットカードのポイント還元にプラスして、使用した金額の0.5~1%のKyashポイント還元を受けることができます。
そのため、ポイントの2重取りができるようになります。
Kyashカードのチャージについて
Kyashカードへのチャージとは言っても、チャージを行うための手間は全くありません。
Kyashの使用方法
- 店頭で支払いする際に、「クレジットで」と伝える
- Kyashカードをクレジットカードの挿入口に入れる
- カードの本人確認、認証が完了すると支払いが完了
普段クレジットカードを使用する感覚のまま、Kyashカードを使用し支払いをすることが可能です。
Kyashへのチャージする度に認証を行ったり、チャージする金額をスマホの画面に打ち込んだりするようなことなく、カードを使用することができます。
Kyashカードの使用例
Kyashカードの使用例についてですが、筆者の場合だとこんな感じです。
タクシーに乗った場合
- 乗車料金5000円をKyashカードで支払う
- 5000円 × Kyashカードのポイント還元1%(50円)
- 5000円 × 楽天クレジットカードのポイント還元1%(50円)
- =ポイント還元2%(100円)が後から還元される
普段使用しているクレジットカードのポイントに、1%プラスされて還元されるという形ですね。
この還元されるポイントについてですが、そのまま現金と同じ額で使用することができます。
以下、ポイントでの支払い例です。
例①
「Kyashポイントを200円分所有しており、150円のジュースを購入」
Kyashポイント(200円)
-ジュース代(150円)
=50円
【50円分のポイントがカード上に残る】
例②
「Kyashポイントを200円分所有しており、500円のお弁当を購入」
Kyashポイント(200円)
-お弁当代(500円)
=マイナス300円
300円はKyashのクレジットから支払い
→300円×1%のポイント還元(3円分のポイント還元)
上記のポイント支払いの場合、ポイントが足りない場合は自動でKyashにチャージされてから支払いとなります。
ポイントで支払った場合でも、現金を使用した範囲で再度ポイントが還元されます。
Kyashポイントの月間付与上限について
Kyashポイントの月間付与上限についてですが、1,200ポイントとなっています。
1%還元のKyash Cardを使用する場合、12万円以上の使用はポイントが付与されないということになります。
毎月のクレジットカードの支払いがだいたい12万円以下である方は、支払いをKyashカードにするだけで毎月1200ポイントもらうことが可能です。
ポイント
1年間で最大、14,400ポイント(1,200×12ヶ月分)還元される
Kyashポイント還元のタイミングについて
Kyashポイントが還元されるタイミングについては、以下のとおりです。
実店舗決済の場合
決済日より3~5日後(コンビニ、テパート、スーパーなど)
WEB通販の場合
通常の場合、決済日より3~7日後(店舗ごとに売上確定日が異なる場合があり)
使用する店舗や使用方法にもよりますが、おおよそ3~7日後にはKyashにポイントが還元されます。
Kyashカードのラインナップについて
Kyashカードは3種類用意されています。
- Kyash Card
- Kyash Card Lite
- Kyash Card Virtual
以下で詳しく見ていきます。
Kyashカードの種類について
Kyash Card | Kyash Card Lite | Kyash Card Virtual | |
ICチップ (4桁暗証番号) |
◯ | - | - |
Visaタッチ決済 | ◯ | - | - |
Apple Pay (QUICPay決済) |
◯ | ◯ | ◯ |
Google Pay (QUICPay決済) |
◯ | ◯ | ◯ |
国内利用 | ◯ | ◯ | オンライン決済のみ |
海外利用 | ◯ | オンライン決済のみ | オンライン決済のみ |
1回あたりの決済上限 | 30万円 | 5万円 | 3万円 (本人認証なし:5千円) |
月あたりの決済上限 | 100万円 | 12万円 | 12万円 (本人認証なし:2万円) |
ポイント還元率 (一部対象外取引あり) |
1% | 0.5% | 0.5% |
月あたりの還元対象決済上限 | 12万円 (1,200ポイント) |
||
発行手数料 | 900円 | 300円 | 無料 |
年会費 | 無料 | ||
有効期限 | 5年 | ||
本人確認書類 | 必要 | 不要 | 不要 |
本人認証 (3Dセキュア) |
◯ | - | - |
おすすめのKyashカードについて
Kyash Cardは見た目が格好良い
Kyash Cardですが、とにかく見た目が格好良いです。
非常にシンプルなデザインとなっており、表面にはKyashとVISAのロゴ、ICチップのみとなっていて非常にスマートです。
カード番号などは裏面に印字されており、カードを使用する際は表面しか見えないのですごく格好良いです。色のバリエーションは3種類用意されています。
選択できるカラー
- ネイビー
- シルバー
- ピンク
どの色も落ち着いた印象で、Kyashのスマートさが出ていて良いですね。
Kyashカードは本人認証(3Dセキュア)に対応
2020年の11月17日からKyash Cardのみではありますが、本人認証(3Dセキュア)に対応しました。
本人認証に対応したことにより、PayPayや楽天ペイなどのQRコード決済(バーコード決済)アプリでの支払い方法に紐付けることができるようになりました。
ポイント
- Kyash Cardが本人認証(3Dセキュア)に対応したことにより、QRコード(バーコード)決済アプリの支払い方法と紐付けが可能
- Kyash、クレジットカード、バーコード決済アプリによる3重のポイント取りが可能
以前まではすべてのKyashカードが本人認証に対応していなかったため、QRコード決済アプリ(ペイペイや楽天ペイ)での紐付けができない(できたとしても制限あり)となっていました。
ただ11月17日から本人認証に対応したことにより、ポイントの3重取りが可能になります。これは非常に大きなことだと考えています。
3重取りの例について
【1万円の商品をバーコード決済で支払い】
- ペイペイキャンペーンで10%ポイント還元
- 楽天ゴールドカードで1%ポイント還元
- Kyash Cardで1%ポイント還元
=12%ポイント還元(1,200円相当)
この還元が毎回発生するとは限りませんが、場合によっては上記のような場合もあると考えると、非常にお得だと言えると思います。
Kyashは割り勘や送金が無料でできる
Kyashでは、個人間でのお金のやりとり(送金や受け取り)が無料で行うことができます。
100円程度の小銭の送金でも、問題なく利用することが可能です。
Kyashアプリから送金したい金額を入力するだけで、誰でも簡単に送金することができます。
Kyashアプリから本人へ金額の請求をすることもできるので、支払い忘れを防ぐこともできるので便利ですね。
注意
- Kyashでの送金及び請求については、Kyashユーザー同士での使用のみ可能
KyashはQuick Pay(クイックペイ)に対応
Kyash Cardはアップルペイとグーグルペイに対応しており、Quick Pay(クイックペイ)での支払いが可能です。
コンビニやまいばすけっとなど、買い物の際に財布からKyashカードを取り出すことなく、スマホを端末にかざすだけで支払いを行うことができます。
Kyashを使ったクイックペイでの支払い方法
普段ボクが行っている支払い方法(iPhone8の場合)をお伝えしたいと思います。
非常に簡単ですので誰でも支払うことができるので、すごくおすすめです。
まずは商品を持って、レジに行きます。
レジの方にクイックペイでの支払いを伝えます。
お店側の準備ができたら、スマホ(今回は例としてiPhone)を取り出します。
ホームボタンを2回連続してタップすると、クイックペイの画面が立ち上がります。
Kyashのカードが画面に表示されたら、スマホをレジの端末にかざして支払いを終えれば完了です。
まとめ:Kyashを使ってオトクにポイントを貯めよう
以上、Kyashを1年使った感想と、新カードのメリットについて、でした。
筆者は今後もKyashを使って支払いを行い、オトクにポイントを貯めて少しでも節約してお得にお金を使っていきたいと思います。
今回の記事でKyashに興味を持った方はスマホからKyashのアプリをダウンロードして、Virtualカードを発行してみることをおすすめします。
手数料は無料となっていますし、本人確認などを行うことなく利用することができるため、使ってみて合わなければ解約すればいいだけなのでほぼノーリスクで試すことができるカードになっています。
Kyashカードの申込み方法について
Kyash Cardの申込み方法については、以下のとおりです。
Kyash Cardの申し込みについて
- Kyashのアプリをダウンロードして会員登録
- アプリ内からカードを申し込み
- カードを受け取り、有効化
Kyashの公式ホームページをご覧になりたい方はこちらから確認してみてください。