お金っていったいなんだろう
お金っていったいなんなのでしょうか。
昔、ぼくが高校生だった頃のことなので約15年くらい前の出来事ですが両親がよくケンカしていたんですよね。
理由はいつも決まって「お金」について。
母親はいつも、
と言っていて、それに対して親父は
とまぁこんな感じ。
家族で食事しているときだったり、ぼくが自分の部屋で勉強しているときにもリビングから二人のケンカする声が聞こえていて、それがすごく嫌でした。
その時からお金というものは無いと困るもの、無くてはならないもの、ケンカのキッカケになるものという印象がすごくありました。
そんな過去があるからだと思いますが、ぼくが将来大人になったら、お金をウンと稼いで絶対にお金に困らない人生を送るんだと思っていました。
残念ながらまだまだお金に困らないような人生にはなっていませんが、お金ですごく苦労するような人生だけは避けてくることがのできていると思っています。
今回はそんなお金についての考察をしてみたいと思います。
お金のことを知りたくて、貨幣博物館にいってみた
2018年の8月の終わり頃、日本橋にある貨幣博物館に行ってまいりました。
こちらの施設は入場無料となっており、月曜と年末年始を除くほぼ毎日9:30~16:30に開館しています。
平日の夕方にいったのですが意外と人が入っており、涼みがてら来ている人もいたり家族連れも来ていたりとさまざまな方が来ていました。
ここの施設の見どころとしては、古代から現代までのさまざまなお金に関する歴史を学ぶことができ、過去日本で使用されていた古いお金が展示されています。
さまざまなお金を眺めていて気づいたこととしては、お金ってすごいあいまいなものなんだなぁということです。
和同開珎のような小さな金属の貨幣がお金であったときもあれば、大判小判のような10センチを超えるような金で作られたお金が流通していた時代もあったかと思うと、今では紙で印刷された紙幣も同じ役割を果たすお金になっているのです。
日本で初めて作られたお金は7世紀頃と言われており、1300年の時代の移り変わりによってお金はどんどんと形を変えていったんだなぁということがわかりました。
現代ではビットコインのような仮想通貨や電子マネーやQRコード決済など、形すらない文字や数字によるデータ上のお金が普通にやりとりされています。
これって歴史的にもいまだかつてない時代に入ってきているんじゃないでしょうか。
ネットでモノを買うときもお札や小銭を使う必要もないし、電車に乗るのにもオートチャージさえしてしまえば実物のお金を見ることもなく移動することもできます。
これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話
堀江貴文さんの著書これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話にも出てきますが、「お金は信用を数値化したものである」という意見があります。
これってすごくわかりやすい言葉で、信用を数値化したものであるということはお金はもはや金属や紙幣のような姿かたちが無くたって別にいいということ。
円やドルといった基軸通貨だけがお金なのではなく、ツイッターやインスタグラムのフォロワー数だってお金と言えるかもしれません。
お金を稼いだり増やしたりするということは、信用を重ねていくことと同義ということ。
なんとなく頭ではわかったつもりでいたことが、貨幣博物館に行ってハッキリと感じることができました。
これからのお金、働き方について
きっとこれからはお金というものがもっと曖昧な存在になっていきます。
それはこれからの働き方にもつながっていくことです。
お金を稼がないことが回り回ってお金を稼ぐことになるかもしれないのです。
そのためには自分が今できること、自分がしたいと思うことをどんどんやっていくことです
むかしになんとなく購入したロードバイクが今ではぼくの副業の要となっているように、いったいなにが将来役に立つかはわからないです。
Youtubeだって昔はただ動画をアップして友達と共有するのがメインでしたが、今では動画をアップして人にみてもらうことを仕事としている人がたくさんいます。
テレビゲームをすることがスポーツになり、企業からの支援でお金をもらい、企業をアピールするプロのゲーマーがいます。
そんな新しいお金をかせぐ方法がたくさん生まれてきているのです。
お金に執着しすぎることなく、ぼくらが今できることをなんでも良いので、ただひたすらにやっていけばいいんじゃないかなと思いました。