Dell Inspiron 14 (5415)はこんなノートPC
- 価格は6万円台から購入可能
- コスパのいい、無難な14インチモデル
- メモリ8GB(空きスロットあり)、SSD256GB
- 最新のRyzen5(5500U)、Ryzen7(5700U)搭載モデル
この記事の内容
- Dell Inspiron 14 (5415)はこんなPC
- Dell Inspiron 14 (5415)は買いなのか、どうか
- Dell Inspiron 14 (5415)と他メーカーのノートPC
Dellの14インチノートPC Inspiron 14 (5415)のまとめ
今回ですが、2021年4月に発売されたDellの14インチのノートPC、Inspiron 14 (5415)についてお伝えします。
こちらのノートPCですが、価格ドットコムで最も売れているモバイルノートPCとなっており、価格がわずか6万円台にもかかわらずしっかりとした性能を搭載したコストパフォーマンスに優れたモデルとなっております。
まずはざっくりとDell Inspiron 14 (5415) プレミアムの特徴をまとめてみました。
Inspiron 14 (5415) の特徴
- サイズ:14インチ
- CPU:AMD Ryzen5(5500U)、Ryzen7(5700U)
- SSD:256GB
- メモリ:8GB(スロット1つ空きあり)
- 重さ:1.442kg
- USB TYPE-A:2つ
- USB TYPE-C:1つ(映像出力、PowerDelivery対応)
- HDMI端子:あり
- カードリーダー:microSD対応
- 価格:6万円台
では以下で詳しくみていきたいと思います。
Inspiron 14 (5415) のデザイン
まずはInspiron 14 (5415) のデザインから確認していきます。
Inspiron 14 (5415) のサイズ
- 画面サイズ:14インチ
- 本体サイズ:321.2 × 212.8 × 17.9 mm
- 重さ:1.44kg
Inspiron 14 (5415)はモバイルに適した14インチのサイズとなっております。
自宅用途はもちろん、外出先にも持ち出しやすいサイズなっているのが特徴です。
ただ重さが1.44kgと少し重みがあるため、気軽に持ち出すほどの軽さではないので、注意が必要です。
Inspiron 14 (5415) のディスプレイ
Inspiron 14 (5415) のディスプレイについてまとめていきます。
上記の画像を確認するとわかるように、ディスプレイのベゼル部分が非常に狭くなっており、14インチサイズいっぱいにディスプレイが広がっているのが特徴です。
ディスプレイの仕様
- サイズ:14インチ
- 解像度:1920×1080
- 輝度:250ニット
- 色域:45%(NTSC)
- 仕上げ:非光沢
- タッチのオプション:なし
Inspiron 14 (5415) のディスプレイはフルHD(1920×1080)のノングレア(非光沢)仕様となっているため、ライトなどが映り込んでも反射がしづらい仕様となっております。
気になる点としては色域は45%(NTSC)となっており、「色の再現度が少ないのでは」という印象を受けました。
Inspiron 14 (5415) のキーボード
Inspiron 14 (5415) のキーボードですが、(画像だと英字のキーボードとなっていますが)83キーの日本語キーボードとなっております。
バックライトは搭載されているため、夜くらい環境下でも問題なくキー入力を行うことが可能です。
Inspiron 14 (5415)のインターフェース
Inspiron 14 (5415)のインターフェースについては、以下のとおりです。
Inspiron 14 (5415)のインターフェース
- Micro SDカード リーダー
- USB 3.2 Gen 1 Type-A
- ヘッドセット ジャック
- 電源ジャック
- HDMI 1.4b
- USB 3.2 Gen 1 Type-A
- USB 3.2 Gen 1 Type-C™(DP/PowerDelivery対応)
Inspiron 14 (5415)のインターフェースについてですが、6万円台のモバイルノートPCであるにもかかわらず、豊富に用意されている印象です。
USB TYPE-Aのポートが2つある上に、映像出力に対応したUSB TYPE-Cポートが1つあるのはいいですね。
また電源ジャック専用の端子も用意されているため、USBポートを潰すことなく充電することができるのもメリットとなっています。
Inspiron 14 (5415)インターフェースの注意ポイント
Inspiron 14 (5415)インターフェースの注意ポイントは、以下のとおりです。
注意ポイント
SDカードリーダー、LANポートは非搭載となっているため、必要な場合は別途ハブを用意する必要あり
Inspiron 14 (5415)のインターフェースの注意点ですが、SDカードやLANポートを使用したい場合は別途でハブを用意する必要があります。
「どういうハブを購入したらいいのかわからない」という方には、アンカー製のハブについて詳しくまとめた記事がありますでの、そちらをご確認ください。
-
【22年2月版】Anker(アンカー)のUSB Type-Cハブをまとめてみた
続きを見る
Inspiron 14 (5415)のスピーカー
Inspiron 14 (5415)のスピーカーについてですが、底面に用意されております。
上記の写真で言うと1番と2番のところがスピーカーとなっており、使用する状況によっては多少こもってしまう可能性があります。
Inspiron 14 (5415) のスペック、価格一覧
Inspiron 14 (5415) のスペックと価格一覧について、まとめてみました。
Dell Inspiron 14 (5415) | ||
CPU | Ryzen5 5500U | Ryzen7 5700U |
価格 | 約62,000円 | 約77,000円 |
メモリ | 8GB, 1x8GB, DDR4, 3200MHz (スロット空き1つあり) |
8GB, 1x8GB, DDR4, 3200MHz (スロット空き1つあり) |
SSD | 256GB | 512GB |
OS | Window10 Home、もしくは10 Pro(64ビット) | |
カラー | プラチナシルバー、ピーチダスト | |
Office | セットモデルあり | |
グラフィックス | AMD Radeonグラフィックス | |
電源アダプター | 65W | |
バッテリー | 4-セル バッテリー, 54WHr (内蔵) | |
内蔵カメラ | 前面カメラあり | |
指紋センサー | 選択可能 | |
タッチパネル | 非対応 | |
WiFi | インテル® Wi-Fi 6 AX200 2x2 (Gig+) | |
Bluetooth | Bluetooth 5 | |
重量 | 1.44kg | |
インターフェース | Micro SDカード リーダー USB 3.2 Gen 1 Type-A ×2 ヘッドセット ジャック 電源ジャック HDMI 1.4b USB 3.2 Gen 1 Type-C™(DP/PowerDelivery対応) |
Inspiron 14 (5415) の特筆すべきポイントとしては、最新CPUのRyzenモデルを6~7万円で購入できるのがポイントですね。
Inspiron 14 (5415) とLenovo Flex550との比較
Dell Inspiron 14 (5415) と似ている性能のノートPCとして、LenovoのFlex550があります。
Inspiron 14(5415)とFlex550の仕様を比較して、両者の違いを見ていきたいと思います。
Ryzen5 5500Uモデルの比較
Dell Inspiron 14 (5415) |
Lenovo Flex550 |
|
CPU | Ryzen5(5500U) | Ryzen5(5500U) |
価格 | 約62,000円 | 約73,000円 |
メモリ | 8GB1枚(スロット空き1つあり) | 8GB1枚(オンボードのみ) |
SSD | 256GB | 256GB |
OS | Window10 Home、もしくは10 Pro(64ビット) | Window10 Home、もしくは10 Pro(64ビット) |
カラー | プラチナシルバー、ピーチダスト | プラチナグレー |
Office | セットモデルあり | セットモデルあり |
電源アダプター | 65W | 65W |
バッテリー | 4-セル バッテリー, 54WHr (内蔵) | 3セル リチウムイオンポリマーバッテリー |
指紋センサー | 選択可能 | あり |
タッチパネル | 非対応 | 対応(タッチペン同梱) |
WiFi | Wi-Fi 6 AX200 2x2 (Gig+) | 802.11ac/a/b/g/n |
Bluetooth | Bluetooth 5 | Bluetooth v5.0 |
重量 | 約1.44kg | 約1.5kg |
インターフェース | Micro SDカード リーダー USB 3.2 Gen 1 Type-A ×2 ヘッドセットジャック 電源ジャック HDMI USB 3.2 Gen 1 Type-C™(DP/PowerDelivery対応) |
USB 3.0 4-in-1メディアカードリーダー (SD、SDHC、SDXC、MMC) 電源コネクタ HDMI USB3.0 Type-C (PD 対応、映像出力不可) ヘッドセットジャック |
Dell Inspiron14(5415)とFlex550の比較してわかったポイントは、以下のとおりです。
ポイント
- Dell Inspiron14(5415)の方が、Flex550よりも1万円ほど価格が安い
- SDカードを使って写真やデータと取り込みたい方はFlex550がおすすめ
- タッチパネル、タッチペンでの作業を行いたい場合はFlex550がおすすめ
- とくにこだわりのない方は、Inspiron14(5415)を選択すべし
タッチパネルでの作業を行いたい方やSDカードをよく利用される方は、レノボのFlex550を選択する方がいいでしょう。
とくにこだわりがなく、「無難なノートPCが欲しい」と言う方にはInspiron 14 (5415)の方がおすすめですね。
まとめ:コスパのいいノートPC
以上、Dellの14インチ高コスパノートInspiron 14 (5415)についてのまとめでした。
Inspiron 14 (5415)の特徴について再度まとめていきます。
ココがおすすめ
- 最新のRyzen5(5500U)、メモリ8GB、SSD256GBモデルがわずか6万円台
- メモリを後から自分で増設することが可能
- 高校生や大学生など、学生さんに向けた初めてのノートPCにちょうどいい
また注意点については、以下のとおりです。
ココに注意
- ちょっと重めの1.4kg
- ディスプレイの色味に制限あり(ただし普通に使用する分には問題なし)
Inspiron 14 (5415)についてですが、6万円台で購入が可能なノートPCとしては最高のコストパフォーマンスだと思います。
最新のRyzen5(5500U)を積んでメモリ増設が可能なモデルとしては、めちゃくちゃ格安なノートPCだと感じました。
メーカーなどとくにこだわりのない方は、迷うことなく購入してしまっていいノートPCだと言えます。