こんな方におすすめ
- なるべく高速で充電を行いたい方
- 自宅はもちろん外出先でも同じ充電器を使いたい方
- スマホ、ワイヤレスイヤフォン、Apple Watchをお使いの方
この記事の内容
- Anker MagGo Wireless Charging Station
- Anker MagGo Wireless Charging Stationの外観
- Anker MagGo Wireless Charging Stationがおすすめの方
今回ご紹介するのは、こちら。
【1ヶ月レビュー】Anker MagGo Wireless Charging Stationを購入
今回ですが、Ankerから新発売となった3in1充電器、Anker MagGo Wireless Charging Stationを購入して1ヶ月ほど使用したレビューをまとめました。
まずこちらの製品の結論から。
結論
- iPhoneをはじめとするあらゆるスマホを高速かつ便利に充電が可能
- 自宅でのデスク使用はもちろん外出先にも持ち出しやすい3in1充電器
- iPhone,Airpods,AppleWatchユーザーにかなり刺さる充電器
Anker MagGo Wireless Charging Stationの仕様
まずはAnker MagGo Wireless Charging Stationの仕様を確認していきます。
名前 | Anker MagGo Wireless Charging Station |
サイズ | 約 89 × 60 × 25 mm |
重さ | 約 180 g |
出力 | スマホ:MAX15W,Apple Watch:MAX5W,ワイヤレス充電:MAX5W |
同時充電 | 3台まで可能 |
Anker MagGo Wireless Charging Stationのポイントは、以下のとおりです。
ポイント
- 最新の充電規格Qi2に対応
- スマホ、ワイヤレス充電、Apple Watchの3台同時充電が可能
- 折りたたみ可能で軽量なため持ち出しがとにかくしやすい
またAnker MagGo Wireless Charging Stationを使用する際の注意点については、以下のとおりです。
使用上の注意点
- MAX15Wの出力でのマグネット式ワイヤレス充電は、Qi2対応はiOS 17.4にアップデートしたiPhone 12以降のモデル
- MagSafe 非対応のケースには対応していない
- 約2.5mm 以上の厚みがあるケース、ポップソケット、金属製や磁気を帯びたケースおよびクレジットカードは充電前に取り外す必要あり
- パッド型ワイヤレス充電台はワイヤレスイヤホンの充電にのみ対応
- 本製品へ給電する際は、30W出力以上の充電器を利用
Anker MagGo Wireless Charging Stationの外観
Anker MagGo Wireless Charging Stationの外観についてお伝えしていきます。
箱の開封
まずは製品を開封していきます。
同梱物の確認
Anker MagGo Wireless Charging Stationの同梱物については、以下のとおりです。
- Anker MagGo Wireless Charging Station本体
- USB PD対応USB急速充電器
- USB TypeC-Cケーブル(1.5m)
- 取扱説明書
- 製品保証・カスタマーサポート
PD対応40W出力の急速充電器が同梱
Anker MagGo Wireless Charging Stationですが、40Wの充電アダプターが同梱されていました。
同梱されている充電アダプターの仕様については、以下のとおりです。
入力 | 100~240V対応 |
出力 | 5V-3A,9V-3A,12V-3A,15V-2.66A,20V-2A |
最大出力 | 40W |
本体の電源プラグは折り畳めないタイプになっているため、電源アダプタを持ち出して使用したい方は注意が必要です。
USB TypeC-Cケーブル(1.5m)が同梱
Anker MagGo Wireless Charging Stationには片側がL字になった、USB TypeC-Cケーブル(1.5m)が同梱されておりました。
充電器本体の外観
Anker MagGo Wireless Charging Stationのサイズですが、横幅4.8cm×縦幅8.9cm×厚み3.0cmとなっており、非常にコンパクトなサイズ感となっています。
本体の底面にはApple Watchの充電部が収納が可能です。
また排熱効果を良くするためにスリッドが入っており、本体を固定するためのゴム脚が4箇所設定されています。
充電器本体の横にはTypeCケーブルを接続するコネクタが設置されており、その横には充電状態を確認するためのLEDランプが設置されています。
充電器本体の角度は約60度まで
本体のスマホ充電部分ですが、大体60度くらいの角度まで持ち上げることが可能です。
スタンドの下部分でQi充電が可能
スマホスタンド部分を引き起こした下の部分は、ワイヤレスイヤフォン用の充電スペースとなっています。
Apple Watch充電の設置
Apple Watch充電を使用するための充電部を引き出してみます。
Apple Watch充電部分ですが、最大で約45度くらいの角度まで引き起こすことができました。
スムーズな折りたたみが可能
Anker MagGo Wireless Charging Stationは上記のように広げた状態で使用しつつ、外出時に持ち出すためにかなりコンパクトなサイズになります。
iPhone、AirPods Pro、Apple Watchを設置してみた
Anker MagGo Wireless Charging StationにiPhone13 Pro、AirPods Pro、Apple Watch Ultraを設置したところ、AirPods Proにカラビナなどをつけている場合は少々横に飛び出してはしまいますが、非常にコンパクトに設置をすることができました。
Anker MagGo Wireless Charging Stationの重さ
Anker MagGo Wireless Charging Stationの重さを測定してみました。
充電器本体の重さは195g
充電器本体の重さを測ってみたところ、195gとなっておりました。重さだけみるとスマホ1台分くらいの重さとなっておりますが、本体サイズがコンパクトな分、手に持った時のずっしり感は少し受けました。
40W充電器の重さは62g
同梱されている40W充電器ですが、重さは62gとなっておりました。以前筆者が購入したAnkerの30Wが47gとなっていたため、今回同梱されている40W充電器は比較的軽量な充電器になっていました。
充電器全て合わせると291g
Anker MagGo Wireless Charging Station本体、充電アダプタ、充電ケーブル一式の重さを測ってみたところ、291gとなっておりました。
Anker MagGo Wireless Charging Stationを使って充電速度を計測してみた
Anker MagGo Wireless Charging Stationを使って充電速度を計測してみました。
単体充電の場合の充電量
Anker MagGo Wireless Charging Stationを使って、iPhone13Pro、AirPods Pro2、Apple Watch Ultraそれぞれを単体充電してみました。
単体充電 | V(ボルト) | A(アンペア) | W(ワット) |
iPhone13 Pro | 11.7V | 1.35A | 15~16W |
AirPods Pro2 | 11.9V | 0.33A | 3~4W |
Apple Watch Ultra | 11.9V | 0.40A | 4.7~5W |
今回測定したiPhone13Pro、AirPods Pro2、Apple Watch Ultraの3デバイスですが、メーカーの説明ページ通りの出力を確認することができました。
3台同時充電の充電量を実測
筆者のiPhone13 Proのバッテリーを1%まで減らした状態で、iPhone、AirPods Pro、Apple Watch3台の同時充電を30分を行ってみました。
3台同時充電 | 充電開始前 | 充電開始30分経過 | 30分で充電した% |
iPhone13 Pro | 1% | 44% | 43% |
AirPods Pro2 | 55% | 89% | 34% |
Apple Watch Ultra | 17% | 53% | 36% |
上記のように、Anker MagGo Wireless Charging Stationを使って3台同時充電を行ったところ、単体での充電した場合よりもやはり充電速度は遅くなった印象です。
MagSafeとQi2の充電量を比較
MagSafe充電を使用 | 充電開始前 | 充電開始30分経過 | 30分で充電した% |
iPhone13 Pro | 1% | 31% | 30% |
MagSafe充電器を使ってiPhone13Proを30分間充電してみたところ、30分で30%の充電量となっていました。
Qi2で充電した際の充電量が43%となっていたため、MagSafe充電よりもAnker MagGo Wireless Charging Stationで充電する方が13%も充電量が多いという結果でした。
Apple Watch充電の比較
Apple純正充電器を使用 | 充電開始前 | 充電開始30分経過 | 30分で充電した% |
Apple Watch Ultra | 14% | 64% | 50% |
Apple純正のApple Watch充電器を使ってApple Watch Ultraを30分充電したところ、50%の充電量となっておりました。
Apple Watchの充電量に関しては、Anker MagGo Wireless Charging StationよりもApple純正のApple Watch用充電器の方が充電量が10%以上多いという結果でした。
別途用意の充電アダプタも使用可能
同梱された充電器以外の充電器でも充電が可能なのか、実験をしてみました。別途用意したUGREENの65W充電器を使って3台同時充電を行ったところ、常時20W(12V,2A)ほどの給電量を確認することができました。
Belkin 3in1充電スタンドからAnkerに乗り換えた感想
筆者は以前まではBelkinの3in1充電スタンドをメインで使用していましたが、AnkerのMagGo Wireless Charging Stationに乗り換えました。
BelkinからAnkerに乗り換えたメリットについては、以下のとおりです。
メリット
- デスク上をより広く使用できる
- iPhoneを充電しながらスタンドの角度変更が可能
- 充電アダプタとケーブルが取り外せる
- 充電アダプタがコンパクトに
- 出張時でも普段と同じ充電器を使用できる
デスク上が広くなりより快適なデスクになった
Anker MagGo Wireless Charging Stationですが、購入してからしばらくはデスク上に設置し、iPhoneやAirPods Pro、Apple Watchのメインの充電器として使用してきました。
3台のデバイスを同時に充電できるというのは本当に便利で、尚且つ非常にコンパクトな充電器となっているためデスク上をより広く使用することができるようになりました。
充電しながらスタンドの角度調整できるようになった
Anker MagGo Wireless Charging Stationはスタンド部分の調整が可能となっているため、デスク上に設置して時計として機能させたり、充電をしながらブラウジングを行えるなど、非常に便利だなと感じました。
Belkinの3in1充電スタンドの場合だと、スタンドの機能は使えるのですが角度調整ができないため充電しながらのスマホ操作が難しかったため、Ankerの方が優れているという印象です。
出張時などに簡単に取り外して持ち出せるようになった
普段デスクで使用している充電器を取り外してガジェットポーチに入れるだけで簡単に外に持ち出せるため、出張や旅行の際にも便利です。
筆者は仕事の都合で出張に行く機会が多く、先日出張に行った際にAnker MagGo Wireless Charging Stationを持ち出してみたのですが、普段と同じように充電環境を構築できる点がすごくいいなと感じました。
スタンドがコンパクトな分充電時のごちゃつきは感じる
Anker MagGo Wireless Charging Stationは軽量コンパクトな設計となっている都合、3台のデバイスを同時に充電する際のごちゃつき感は感じました。
その点Belkinの3in1充電スタンドは適度なサイズと重さで設計されており余裕を持って3台の同時充電が可能なため、自宅での使用のみであればBelkinの3in1充電スタンドの方が良いかもしれません。
まとめ:高速で軽量コンパクトなおすすめできる充電スタンド
以上、Anker MagGo Wireless Charging Stationの購入レビューをお伝えしました。
今回お伝えした内容を再度まとめます。
メリット | デメリット |
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自宅での使用はもちろん、外出先での使用も非常に便利なAnker MagGo Wireless Charging Stationは購入してよかったと思える充電器でした。
すごくおすすめの充電器だと思うので、気になる方は以下のリンクから製品ページをチェックしてみてくださいね。