この記事の内容はこんな感じ
- 簡単なタイヤの点検方法
- とっさのパンク時にどうする?
- チューブ、タイヤ交換は自分でできる
ロードバイクのタイヤ交換【点検方法と対応について】
今回は、ロードバイクのタイヤ交換についてお伝えしていきたいと思います。
みなさんはどれくらいの頻度で自転車のタイヤ交換を行っていますでしょうか。
筆者はいつも「なんとなく気になってきたら交換する」というやり方を続けていたのですが、つい先日ウーバーイーツの配達中に前輪がパンクしてしまい、商品の配達に支障が出てしまいました。
パンクする前に交換しておけば
本当であれば事前に計画的に交換したり、摩耗していたことに気付ければ今回のトラブルは防げたはず。
事前のチェックを怠っていたことが今回の原因でした。
はてな
自転車のタイヤって、どうやってチェックするの?
では自転車のタイヤについて、どのようにチェックしていけばいいのでしょうか。
そんなギモンにお答えすべくいろいろ調べてみましたので、お伝えしていきたいと思います。
タイヤの交換時期
自転車のタイヤは使えば使うほど摩耗していくのは当然ですが、実際はどれくらい摩耗したら交換をすべきなのでしょうか。
ひとつの目安としては、使用し始めから1年~2年経過したもの、走行距離も場合ですとおよそ3000kmと言われております。
タイヤの状態確認
ここでは自転車のタイヤの状態確認についてお伝えしていきます。
タイヤの種類によっては穴が開いているモデルがあり、その穴の溝の深さを確認することで摩耗具合をチェックすることができます。
上記は先日パンクした際のフロントタイヤの様子なのですが、穴の深さが浅くなっており、すり減っていることが分かるかと思います。
ゴムが割れ始めたら交換
上記は筆者が使用していた、自転車のリアタイヤの画像です。
穴の溝が浅くなっており、ほとんど穴になっていないことが分かるかと思います。
またタイヤのゴムが経年劣化で割れてしまっているため、いつバーストしてしまっても不思議でない状態になっていました。
穴が空いたタイヤは即交換すべし
筆者の自転車のリアタイヤの状態をさらに詳しく見たところ、タイヤの一部がバーストしておりました。
この状態で走行すると、走行中にチューブが破裂してしまい最悪の場合は車と衝突するなど、事故を引き起こす原因ともなります。
非常に危険な状態であるため、すぐにでも交換すべきですね。
タイヤ交換は自分でできる
つづいてはタイヤの交換方法についてお伝えします。
まずは自転車をひっくり返して動かないように固定し、作業しやすい状態にします。
前輪と後輪のブレーキキャリパーを外してクイックレバーを外し、フレームからタイヤを外していきます。
上記がタイヤを外した状態になります。
ここでホイールからタイヤとチューブを外すため、タイヤレバーを使用していきます。
筆者はこのパナレーサー製のタイヤレバーを愛用しております。
このパナレーサー製タイヤレバーの特徴については、以下のとおりです。
パナレーサーの特徴
- 安価で購入が可能
- 強度が高く使いやすい
- 小さくて軽いため持ち運びやすい
このパナレーサーのタイヤレバーは安くて質が高いため、非常におすすめですね。
自転車のパンクを修理する際は必ず使用する道具なので、1つは必ず持っていたいグッズですね。
タイヤ交換の際はチューブとリムテープ交換も
自転車のタイヤ交換を行う際には、チューブとリムテープも一緒に交換しておきましょう。
チューブが劣化していると、せっかくタイヤを交換しても内部でパンクしてしまい、再度修理することになりかねません。
チューブはひとつだいたい1000円程度での購入が可能なため、劣化が気になったりパンクしてしまったらまるごと交換してしまうのがおすすめです。
リムテープ交換
使用しているリムテープが劣化してしまうと、チューブに空気をパンパンに入れたときに、チューブとリムが干渉してパンクを起こす原因になります。
そのためタイヤとチューブを交換するのと同じタイミングで、リムテープの交換を行うのがいいでしょう。
筆者が愛用しているのはこのシュワルベのリムテープで、質が非常に高く長期間使用することができるので、おすすめですね。
タイヤ交換と手入れ
ホイールからタイヤを外したら、ホイールの清掃も同時に行っておくのがおすすめです。
筆者が愛用しているのは、ワコーズ(和光ケミカル社製品)から販売されているスーパージャンボクリーナーとメンテルーブになります。
上記の商品はだいたいどこの自転車ショプでも取り扱いがあるので、必要になったときはいつでも購入できるメリットがあります。
普段から自転車の整備を行うためには、上記のようなケミカル剤は不可欠です。
ひとつ購入しておけば長く使用できるため、必要な方は早めに購入しておくのがおすすめです。
タイヤ交換後
今回はコンチネンタルのUltra Sport 3(700×23c)のタイヤを購入してみました。
コンチネンタルのタイヤを購入した理由は、以下のとおりです。
Ultra Sport 3購入理由
- 以前使用していたUltra Sport 2が良かった
- 1SETを5000円台で購入できる低価格
- 無難に使用できる質の良さ
- ブラック、レッド、ブルーなどさまざまな色の展開
以前はコンチネンタルのUltra Sport 2を使用していたのですが、価格が比較的安かった点と無難に使用することができた点からまた使用したいなと思い、購入することにしました。
シェアサイクルサービスの登録がおすすめ
筆者は今回、ウーバーイーツの配達中に自転車のパンクをしてしまったのですが、大きなトラブルにならずにすんだのがこの、シェアサイクルサービスに登録していたことが大きかったです。
パンクを起こしてしまった場所の近くに、事前に登録していたハローサイクリングの自転車ポートがあったことから、すぐに自転車を乗り換えて配達を再開することができました。
シェアサイクルサービスとは
シェアサイクルサービスとはドコモ・バイクシェアやハローサイクリングなどが有名ですが、自転車をシェアすることで自分の好きな場所でレンタル・そして返却を行うことができるサービスになります。
このサービスを登録しておけば、自転車の急なパンクといったトラブルの際も、自転車ポートが近くにあれば簡単に自転車をレンタルし、配達業務を再開することが可能です。
今回は自転車のパンクした場所がたまたまハローサイクリングポートの近くだったこともあり、大きなトラブルにならずに済みました。
非常に便利なサービスとなっており、月額料金などもかからずその都度課金するシステムとなっているため、登録しない手はないかと思います。
シェアサイクルサービス
- 事前の登録が必要
- 基本はクレジットカードでの支払い
- 基本は使用する度に課金(月額料金制もあり)
- 地域によって展開しているサービスが異なる
シェアサイクルサービスについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご覧ください。
-
【東京】1日~月単位で利用できる自転車レンタルサービス【配達員向けプランあり】
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まとめ:こまめな点検が重要
以上、ロードバイクのタイヤ交換(点検方法と対応)についてお伝えしました。
今回のポイントは以下のとおりです。
ポイント
- 普段からこまめな整備が大切
- 自転車がパンクしても対応できるよう準備しておくこと
- シェアサイクルサービスに登録しておく
- タイヤ・チューブの交換は簡単なので自分でできる