Andoerのビデオライト
- 小型で持ち運びに便利
- 小さいのにパワフルな明るさ
- 高級感があって使いたくなるデザイン
この記事の内容
- Andoerのビデオライトの外観
- Andoerのビデオライトの使い勝手
- Andoerのビデオライトのデメリット
今回ご紹介する製品はこちら。
Andoerの小型ビデオライト
今回の記事はAndoerから発売されている、ビデオ用の小型ライトの紹介記事となります。
まずは筆者がこのAndoerのビデオライトを購入した理由から説明していきます。
ライトを購入した理由
筆者はパイクーブログをはじめて1年ほどになるのですが、いくつか悩みをかかえていました。
いままではNeewerの660という大きめのライトを使用してブログ用の写真を撮影しておりました。
ただこのライト、いくつかデメリットがありました。
注意ポイント
- セッティングが手間
- 撮影時にある程度の場所が必要
- 家族に邪険にされる
Neewerのライトを使うことで質の高い撮影が可能にはなったのですが、「押し入れからライトを取り出してセットし、電源をつなぎ、撮影物に光をあてる」という作業がすごく大変で、嫌になることがありました。
そのためもっと手軽なライトは無いかと思い探して見つけたのがこの、Andoerのビデオライトでした。
Andoerのビデオライトとは
まずはAndoerのビデオライトをためしてみて感じた結論からお伝えしていきます。
結論
- 色音度や光量を手軽に調整できる
- 手軽なライトが欲しい方に最適なビデオライト
- ただしUSB TypeC-Cケーブルでの充電ができないため注意
ではなぜそのように思うのか、理由についてご説明します。
Andoerビデオライトをすすめる理由
Andoerのビデオライトですが、写真撮影を行っている多くの方におすすめできる商品だと思いました。
その理由は以下のとおりです。
ココがおすすめ
- 手頃なサイズ感で気軽に使用できる
- セッティングに手間がかからない
- 小さいのに光量がしっかりと出る
- バッテリーがしっかりともつ
では実際の使用例を交えながら、詳しくお伝えします。
Andoerビデオライトの開封
まずはAndoerの開封シーンからお伝えしていきます。
簡単な包装袋に入った状態で届きました。中国製商品の簡単な感じですね。
袋を開けてみるとビデオライトの入った箱とアクセサリーの入った袋が別になっておりました。
Andoerビデオライトの同梱物
Andoerのビデオライトを購入した際の同梱物を見ていきます。
内容は以下のとおりです。
同梱物
- ビデオライト本体
- ライト用の布袋
- USB Type-A to Cケーブル
- ユーザーマニュアル(英語と中国語)
- ホットシュー三脚ヘッド
- 三脚用スマホホルダー
豊富なアクセサリー類となっており、すぐにでも使用して撮影が開始できる点がいいですね。
本体のビデオライトとは別に三脚に固定するためのスマホ用ホルダーと、カメラとビデオライトを固定するためホットシューが付属されておりました。
これらのアクセサリーが付属されていることで、ライトの使用用途がぐっと広がりますね。
Andoerビデオライトの外観
つづいてはAndoerビデオライトの外観から見ていきます。
ビデオライトの側面
ビデオライトの側面には、スライド式のボタンが設置されておりました。
このボタンを使ってライトの明るさや色温度を調整することができます。
ポイント
Andoerのライトは光量と色温度を細かく調整することができる
充電はUSB Type-C
ライトの上部にはUSB Type-Cのコネクタと電源ボタンが設置されておりました。
このコネクタに付属の充電ケーブルを使用して、本体での充電を行うことができます。
三脚用ネジの穴
三脚を固定するためのネジ切りについてですが、ライトの横と下部に切られていました。
これらのネジ切りを使用することで、ライトを横だけでなく縦にも設置することが可能です。
使用用途によって使い分けることが可能な点は便利ですね。
iPhoneとサイズ比較
Andoerのサイズについてですが、iPhoneXSと並べて比較してみました。
iPhoneXSよりもコンパクトなサイズ感となっており、ポケットやかばんのちょっとした空きスペースに収納できるくらいの大きさとなっております。
本体サイズ
- 横幅:11.5cm
- 縦幅:7.3cm
- 厚み:1cm
ライト本体の重さ
Andoerビデオライトの重さについてですが、149gとなっておりました。
さきほど紹介したiPhoneXSの重さが176gとなっているため、一般的なスマホより少し軽い重さとなっていることが分かるかと思います。
Andoerビデオライトの仕様
つづいてはAndoerビデオライトの仕様について、詳しく見ていきます。
Andoerビデオライト仕様
- 明るさと色温度の調整が可能
- 96個のLEDライト
- OLEDの液晶画面
- 2800mAhの内蔵バッテリー
- 充電しながらの使用が可能
では以下で詳しくみていきます。
Andoerの光量設定
Andoerの光量設定ですが、最低で5%。最大で100%での使用が可能でした。
5%から100%まで1%ずつのステップとなっているため、細かい明るさの調整を行うことができます。
Andoerのバッテリー
Andoerのバッテリー容量についてですが、2800mAhとなっておりました。
さきほど比較に挙げたiPhoneXSのバッテリー容量が2700mAh前後となっているので、ほぼ同じくらいの容量だと言えます。
Andoerの連続使用時間
Andoerの連続使用時間については、以下のとおりです。
連続使用時間 | |
光量5% | 12.2h |
光量30% | 2.4h |
光量50% | 1.7h |
光量80% | 1.1h |
光量100% | 56m |
Andoerを使用する際の目的として、室内での補助光としてお考えの方が多いかと思います。
その場合だとおそらく光量30~60%程度での使用がほとんどかと思いますので、だいたい1~2時間くらいの連続使用が可能なライトと考えておけばいいかと思います。
充電しながらの使用も可能
Andoerのライトですが、充電しながらライトとして使用することが可能でした。
これならバッテリーの残りを気にすることなく使用することができるので便利ですね。
ただ光量が大きい状態で充電してもバッテリー容量が減っていく可能性はあるので、その辺りは注意かと思います。
Andoerは色温度の設定が可能
Andoerではライトの色温度を任意に変更することが可能です。
ではまず色温度について詳しくお伝えします。
色温度とは
色温度とは光源の色を数値として表したもののことで、たとえば晴れた日の太陽光はだいたい5000~6000K(ケルビン)となっており、人間の目で見た時にもっとも自然に見える色温度となっています。
また室内の蛍光灯の明かりはだいたい4000~4200K、白熱電球などの色温度はだいたい2800~3200Kとなっています。
上記のように数値が低ければ赤っぽく、数値が高ければ青っぽくなっていきます。
Andoerは3000~6500Kまで調整可能
Andoerで設定可能な色温度について見ていきます。
ためしに色温度を1番低い状態(赤くする方向)まで下げてみたところ、3000Kまで下げることができました。
今度は反対に色温度をもっとも高い状態(青くする方向)まで上げてみたところ、6500Kまで変更することができました。
Andoerビデオライトをつかってみた
つづいては実際にAndoerビデオライトを使って撮影を行ってみたいと思います。
上記のように購入した際に同梱されているホットシューを使用することで、デジカメの上にライトを設置することが可能となっています。
真っ暗な場所での撮影
Andoerのビデオライトを使用して真っ暗なお風呂場で撮影したところ、光量80%程度で上記のような写真を撮影することができました。
まったく違和感のない写真になっているかと思います。
ではライトを使用しないで撮影するとどうなるでしょうか。
上記のように、ライトを使用しないで撮影を行った場合はほとんど写すことができませんでした。
Andoerのビデオライトを使用すれば、真っ暗な場所でも簡単に撮影を行うことが可能になります。
補助光としての使用
つづいてはAndoerを補助光として使用したときにどのような写真を撮影することができるか、試してみました。
まずは普段使用しているNeewerのライトを使ってコップに明かりを当てて撮影した状態が、上記の写真になります。
この状態でもコップはハッキリと撮影できていますが、これにAndoerのビデオライトを足して撮影した写真が以下になります。
Andoerのライト(光量5%の状態)で被写体に光を当ててみたところ、コップの左側が明るくなって、先ほどよりもコップがハッキリと写っているのが分かるかと思います。
ライトを当てる前と当てたあとのコップを比較してみたのが上記の画像になります。
左側がライトを当てる前の写真、右側がライトを当てたあとの写真になりますが、Andoerのライトを当てた方がコップの影が無くなっているのが分かるかと思います。
このように補助光の役割としてもAndoerのライトを使うこともできるので、すごく万能なライトだと言えると思います。
Andoerのデメリット
Andoerを使ってみて感じたデメリットについてお伝えします。
USB TypeC-Cケーブルで充電ができない
Andoerのライトのを充電する際ですが、USB TypeC-Cだと充電ができずUSB TypeA-Cケーブルで充電をしなくてはならない仕様になっておりました。
以下の表をご覧ください。
充電アダプタ | 使用するケーブル | 充電の可否 |
Anker30W | USB TypeC-C | × |
Apple30W | USB TypeC-C | × |
ノーブランド12W | USB TypeA-C | ◯ |
Apple5W | USB TypeA-C | ◯ |
Andoerのライトは充電端子がUSB TypeCコネクタになっているものの、USB TypeC-Cを使用して充電を行うことができませんでした。
Andoer用の充電ケーブルを用意する必要あり
Andoerを充電する際ですが、iPadやMacの充電に使用している急速充電のTypeCケーブルを使って充電を行うことができないということになります。
Andoer用の充電ケーブルを別途用意する必要があるため、かなり使い勝手が悪いライトだと感じています。
まとめ:ちょっとした撮影にちょうどいい
以上、Andoerのビデオライトの外観や使用感についてお伝えしました。
今回のまとめです。
ポイント
- 小型のわりに光量がしっかり出る
- 色温度の設定が分かりやすい
- バッテリータイプのため気軽に使用できる
- シンプルでカッコイイデザイン
- 充電方法に制限があるため、そこだけ注意点
ちょっとした撮影にぴったり
Andoerのビデオライトは、ブログやメルカリなどのちょっとした小物撮影にはすごくちょうどいいライトだと感じました。
価格も5000円程度で購入することが可能なので、デジカメやスマホでよく撮影される方にはちょうどいいビデオライトなのではないでしょうか。
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