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日本の各キャリア対応バンド(周波数帯)のまとめ【シムフリースマホを購入する際の注意点】

2020年8月10日

シムフリースマホって、シムを刺せばどんな電波でも受けられるスマホのことじゃないの?

 

シムフリーだからと言って、どんな電波でも受けられるわけではないですよ。スマホによって受けられるバンド(周波数帯域)がそれぞれで違っていますので、中古ショップやAmazonなどで海外製のスマホを購入するときの参考にしてみてくださいね。

 

こんな方におすすめ

  • スマホについて詳しくない方
  • シムフリースマホの購入を予定されている方
  • 各キャリアで使用できるバンド(周波数帯)を知りたい方

 

Aliexpressで中国製のシムフリースマホを購入し、現在メインで使っているボクがお伝えします。

 

日本の各キャリア対応バンド(周波数帯)のまとめ

もしかするとつい先日までの筆者と同じように、シムフリースマホはすべての周波数帯が使用できるスマホであると思っている方は多いかもしれません。

シムフリースマホというのはシムロックされていない(キャリアごとの制限を受けていない)スマホというだけで、日本以外の海外でもそのまま現地の電波を受けられるかどうかはスマホそれぞれで受けられるバンドによって違っています。

今回はそんな周波数帯とスマホの関係についてまとめてみました。

 

各キャリアで対応している周波数帯について

日本の各キャリア

まずは日本で展開しているキャリアの4G(LTE)と5Gの周波数帯について確認してみましょう。

以下、一覧表になります。

 

4G(LTE)周波数表

4GBandドコモauソフトバンク楽天モバイル
700MHz帯28
800MHz帯18/26※1
19
900MHz帯8
1.5GHz帯11
21
1.7GHz帯3
2GHz帯1
2.5GHz帯41
UQ
WiMAX

WIRELESS
CITY
PLANNING
3.5GHz帯42

◎で示した箇所は、そのキャリアを利用するうえで重要な帯域

※1,楽天が基地局を整備していないエリアではauの回線を借りて使用するので、Band18の帯域を使用可能

 

5G周波数表

5Gnドコモauソフトバンク楽天モバイル
3.7GHz帯77 ◯  ◯
78 ◯  
4.5GHz79 ◯   
28GHz257 ◯   

 

 

ドコモで対応している周波数帯について

ドコモで対応している周波数帯についてお伝えします。

ここではドコモのキャリアを利用している格安シム会社(LINEモバイルやBIGLOBE、OCNなど)のドコモ回線タイプも対象となります。

 

ドコモ対応周波バンド

5G:n78,n79,n257

4G(LTE):B1,B3,B19,B21,B28,B42

3G(W-CDMA):Ⅰ,Ⅵ/XIX

 

auで対応している周波数帯について

auで対応している周波数帯についてお伝えします。

ここではauのキャリアを利用している格安シム会社(UQ mobileやmineoなど)のau回線タイプも対象となります。

 

au対応周波数バンド

5G:n77,n78,n257

4G(LTE):B1,B3,B11,B18/26,B28,B42

3G(W-CDMA):IX

 

ソフトバンクで対応している周波数帯について

ソフトバンクで対応している周波数帯についてお伝えします。

ここではソフトバンクのキャリアを利用している格安シム会社(ワイモバイルなど)も対象となります。

 

ソフトバンク対応周波数バンド

5G:n77,n257

4G(LTE):B1,B3,B8,B11,B28,B42

3G(W-CDMA):Ⅰ,Ⅷ

 

楽天モバイルで対応している周波数帯について

楽天モバイルで対応している周波数帯についてお伝えします。

楽天モバイルで設定されているプラン、楽天UN-LIMITで利用できる4G(LTE)回線の周波数帯はBand3のみになります。

Band3が利用できない地域につきましては、auのバンドを借りて利用する形になります。

 

楽天対応周波数バンド

5G:n77,n78,n257

4G(LTE):B1,B3,B11,B18/26,B28,B42

3G(W-CDMA):IX

 

楽天UN-LIMITについて

楽天UN-LIMITについてのご利用内容は、以下のとおりです。

 

楽天UN-LIMIT

楽天回線エリア(Band3)

  • データ使い放題

パートナー回線エリア(auのBand18)

  • データ容量5GB/月で、超過後は最大1Mbpsで使い放題

 

楽天独自の回線エリアはまだまだ少なく、都市圏が主な利用圏となっています。

楽天のサービスエリアについては、以下の公式ページからご確認ください。

サービスエリア:楽天公式サイト

 

各キャリアの外せない4G(LTE)周波数帯について

ここでは、各キャリアを利用する上では外せない4G(LTE)の周波数帯についてお伝えします。

 

2020年8月現在ですが、5G回線はまだまだ利用できる範囲が少なく、格安SIMで利用できるサービスがありません。

そのため4G(LTE)回線をどの程度利用できるかという点が重要になっております。

各キャリアを利用する際にここは外せないという周波数バンドについてまとめました。

 

ドコモの外せない4G(LTE)バンド帯

  • B1
  • B3
  • B19

auの外せない4G(LTE)バンド帯

  • B1
  • B18/26

Softbankの外せない4G(LTE)バンド帯

  • B1
  • B3
  • B8

楽天モバイルの外せない4G(LTE)バンド帯

  • B3

 

上記でお伝えしたバンド帯は通信が高速で行える帯域となっており、各キャリアを使用する上では外せない帯域となります。

キャリア以外で購入したシムフリースマホや、通販サイトなどで購入したシムフリースマホを利用する際は、必ず上記のバンドを利用できるスマホかどうか確認するのがおすすめです。

 

シムフリースマホで利用できる周波数帯の確認方法

frequencyここでは、シムフリースマホを通販などで購入する際に、使用できる周波数帯を事前に確認する方法をお伝えします。

 

今回は例として、シャオミのRedmi Note 9sで確認してみたいと思います。

 

 

まずはシャオミのRedmi Note 9sの公式ページを開きます。

Redmi Note 9sの仕様をクリックして下へスクロールしていくと、ネットワークと接続性という項目があります。

 

難しい単語がいくつか並んでいますね。

それぞれの単語の意味については、以下のとおりです。

 

GSM:2Gの無線アクセス方式

WCDMA:3Gの無線アクセス方式

TDD LTE:4Gの無線アクセス方式(ひとつのバンド内で周波数帯を変えて通信を行う)

FDD LTE:4Gの無線アクセス方式(送受信の時間によって通信を行う)

 

この4G(LTE)回線が問題なく使用できるのかどうか、が重要となります。

Redmi Note 9sの4G(LTE)と書かれたところの番号を、先ほどの表で確認してみます。

 

4GBandドコモauソフトバンク楽天モバイルRedmi Note 9s
700MHz帯28 
800MHz帯18/26  ※1
19   
900MHz帯8   
1.5GHz帯11   
21    
1.7GHz帯3
2GHz帯1 
2.5GHz帯41 
UQ
WiMAX

WIRELESS
CITY
PLANNING
 
3.5GHz帯42  

◎で示した箇所は、そのキャリアを利用するうえで重要な帯域

※1,楽天が基地局を整備していないエリアではauの回線を借りて使用するので、Band18の帯域を使用可能

 

以上のことからRedmi Note 9sのシムフリースマホについては、ドコモ・au・ソフトバンク・楽天モバイルのどのキャリアでも問題なく使用が可能と言えると思います。

 

シムフリー版のスマホを購入する際は、使用できるバンドが利用するキャリアに適しているかどうか確認してから、購入するのがおすすめです。

 

iPhoneで楽天モバイルの回線は利用できるのか?

よくある心配事として、楽天モバイルの回線でiPhoneは使用できますか?というのがあります。

結論から言うと、利用することができます。

さきほどのRedmi Note 9sと同様に、仕様からバンドを確認していきましょう。

 

Appleのサイトから、iPhoneSEの仕様について記載されたページを確認します。

4G回線で利用することができるバンドは、以下のとおりでした。

 

iPhoneSEの4G(LTE)について

バンド1、2、3、4、5、7、8、11、12、13、17、18、19、20、21、25、26、28、29、30、32、34、38、39、40、41、42、46、48、66

 

これらを日本のキャリア表に当てはめたものが以下になります。

 

4GBandドコモauソフトバンク楽天モバイルiPhoneSE
700MHz帯28
800MHz帯18/26※1
19
900MHz帯8
1.5GHz帯11
21
1.7GHz帯3
2GHz帯1
2.5GHz帯41
UQ
WiMAX

WIRELESS
CITY
PLANNING
3.5GHz帯42

 

さすがは世界でもっとも売れているスマホメーカーのスマホですね。

対応しているバンドの数が半端じゃないです。

 

世界のどこに持っていっても、現地のシムに対応できそう。

 

まとめ:シムフリースマホは事前に調べてから購入するのがおすすめ

以上、日本の各キャリア対応バンド(周波数帯)のまとめ、についてお伝えしてきました。

AmazonやAliexpressなど、キャリアからだけではなく色んな所でスマホが手に入る時代になっています。

キャリアで購入するよりも安いからという理由だけでスマホを購入してしまうと、思いのほか失敗してしまうことになる可能性があります。

事前にしっかりと下調べをしたうえで、安心して購入できるといいですね。

 

以上、パイクーでした!

 

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