こんな方におすすめ
- 安くていいものを購入したい方
- Aliexpress(アリエクスプレス)が好きな方
- iPhoneからAndroidに乗り換えを検討している方
【Aliexpress】最強コスパスマホ vivo iQoo Neo 3の実機レビューについて
iQoo Neo 3とは、日本では販売していないスマホでAlibaba(アリババ)系列のAliexpress(アリエクスプレス)という、中国の楽天市場みたいなところでのみ購入することができるスマホです。
このスマホは日本国内で販売されているスマホに比べて、スペックが高いのに価格が非常に安いというメリットがあり、知る人ぞ知るというスマホになります。
販売しているメーカーはvivoというメーカーで、スマホに詳しい方なら知っていると思いますが、日本では殆ど知名度のない(日本で売られていないスマホメーカーなので当たり前)会社です。
vivoについて
vivoは日本での販売はされていないので知名度はほとんどありませんが、中国国内でのスマホ販売台数は2位を記録するなど、中国国内で知らない人はいないほどの有名なメーカーになります。
中国国内における出荷台数について
2020年 Q1 中国国内の出荷台数について
スマホメーカー | 中国国内 出荷台数シェア率 |
OPPO | 21.4% |
vivo | 20.5% |
HUAWEI | 20.2% |
Xiaomi | 10.3% |
Apple | 10.1% |
Honor (HUAWEIのサブブランド) |
9.7% |
中国スマホ販売 2020年1QはOPPOがトップ、ファーウェイを抜く
2020年4月30日 36Kr Japanより引用
ちなみに日本でも有名なOPPOという中国のスマホメーカーがありますが、OPPOとvivoはBBKグループというグループ会社の傘下に位置しているため、兄弟会社ということになります。
BBKグループ全体の出荷台数で言うと、中国国内のシェア率は第1位、世界全体のシェア率では第3位となります。
世界の出荷台数は第6位
世界に眼を向けてみると、世界全体のスマートフォン出荷台数のシェア率については、vivoは第6位となっています。
2020年 Q1 世界スマホ出荷台数について
スマホメーカー | 世界スマホ出荷台数(シャア率) |
Samsung(サムスン) | 20% |
HUAWEI(ファーウェイ) | 17% |
Apple(アップル) | 14% |
Xiaomi(シャオミ) | 10% |
OPPO(オッポ) | 8% |
vivo(ヴィーヴォ) | 7% |
Realme(リアルミー) | 2% |
その他 | 22% |
スマホメーカー | 世界スマホ出荷台数(単位:100万台) |
Samsung(サムスン) | 58.6 |
HUAWEI(ファーウェイ) | 49.0 |
Apple(アップル) | 40.0 |
Xiaomi(シャオミ) | 29.7 |
OPPO(オッポ) | 22.3 |
vivo(ヴィーヴォ) | 21.6 |
Realme(リアルミー) | 7.2 |
その他 | 66.6 |
日本では無名なvivoですが、世界中のシェア率で言うと非常に高いメーカーであることから、知名度の高い有名なスマホメーカーであると言えると思います。
iQoo Neo 3の購入目的
今回は、iQoo Neo 3を購入した理由をお伝えしていきます。
いままではiPhone8を使用していたのですが、いくつかの不満点がありました。
iPhone8の問題点
- 画面が4.7インチと小さい
- イヤホンジャックが付いていない
- Lightning端子が他の機器と兼用できない
- バッテリーが1日持たない(購入から1年ちょっと)
画面とバッテリーについては、iPhone8が販売されたのは2017年であって、今では画面やバッテリーの大きなスマホが主流となっており、どの新機種を選んでもだいたいは問題なさそうだと考えていました。
またイヤホンジャック、充電のコネクタタイプに関しても、iPhone以外であれば選択肢がいくつかあったのでなんとかなりそうでした。
上記の理由にプラスして新型のiPhone11は最低価格が8万円ほどするため高価であると判断し、購入の候補から外すことにしました。
iPhone11の問題点
- イヤホンジャックが付いていない
- Lightning端子が他の機器と兼用できない
- iPhone11の価格が8万円~となっており、かなり高価である
アリエクスプレスでiQoo Neo 3を見つける
新しいスマホを購入したいとは思いつつも、どんなスマホを購入すればいいか悩んでいました。
そんな時最近よく見ているアリエクスプレスで、vivoのiQoo Neo 3を見つけました。
ただ、調べれば調べるほどiQoo Neo 3の魅力が見つかっていきました。iQoo Neo 3の魅力(メリット)については、以下のとおりです。
メリット
- カメラは3眼搭載
- 端子がUSB Type-C
- 画面が6.57インチと大きい
- イヤホンジャックが付いている
- Snapdragon865(現状での最上位チップ)を搭載
- 見た時期がちょうどセールとなっており、非常に安かった(4万円2800円ほど)
iQoo Neo 3が到着するまで、18日かかった
以前アリエクスプレスで購入したシャオミのイヤフォンもそうだったのですが、アリエクスプレスで商品を購入して無料配送を選択すると、関東圏でおよそ14~19日程度の時間がかかります(笑)
シャオミのイヤフォンについての記事はこちら。
-
AliexpressでXiaomiの300円イヤホン買ったら結構良かった話
続きを見る
急ぎの案件でなければ問題ないかもしれませんが、欲しいと思って商品をポチってから18日後に到着するというのは、精神的にかなりキツイですね。
あまり辛抱強く無い方や、すぐに商品を必要としている方は、日本のアマゾンや楽天市場、実店舗でのスマホを購入をおすすめします。
iPhone8とiQoo Neo 3の違いについて
iPhone8からiQoo Neo 3に乗り換えて、どう違っていたのかまとめてみました。
iPhoneとの違いについて
- 画面が大きい
- 端子がUSB Type-C
- イヤフォンジャックがある
使ってみて一番感じるのはやはり、画面が大きいことですね。画面が大きいと一度に表示できる情報量に差が出ます。
ディスプレイが小さいスマホの場合、ひとつの記事を読むのに下へスクロールする数が多いと手間がかかってしまうため、内容を理解するのにどうしても効率が落ちてしまいます。そのため画面はある程度大きいほうが良いということが分かりました。
またYouTubeなどで同じ動画を再生しても、画面が大きい方がより高画質だと感じやすかったですね。iQoo Neo 3の画面のスクロールは非常になめらかで、とても使いと感じました。
iQoo Neo 3の外箱、外観、スペックについて
ここからは、iQoo Neo 3を購入したときの外箱や外観、スペックについて、お伝えしていきたいと思います。外箱の帯が黄色の明るいシールとなっており、遊び心があって好印象でした。
帯を外すとこんな感じです。iQoo の文字がキレイに浮かんでいます。
iQoo Neo 3の付属品について
iQoo Neo 3の付属品については、以下のとおりです。
付属品について
- iQoo Neo 3本体
- iQoo Neo 3用スマホケース
- SIMピン
- ACアダプター
- USB TypeCケーブル
では、ひとつひとつ見ていきたいと思います。
iQOONeo3のACアダプターについて
充電器の大きさについてですが、縦×横×厚み 5.3cm×5.3cm×3.1cm となっていました。プラグを折り畳めないため、持ち運びには少し使いづらいですね。
ACアダプターは日本のプラグと同じ形状となっていました。入力は100~240Vとなっており、出力は2~4AまでMAXで出力できるとのこと。
100円ショップで売られている安い充電器だと1Aほどしか出力ができないので、非常に出力の高い充電器と言えると思います。
実際に充電してみた
実際に純製の充電器とケーブルを使用して充電を行ってみたところ、4V×約8A=約32Wの充電が可能でした。(表示の数字が実際に正しいかどうかは不明)
iQoo Neo 3の外観について
今回購入したスマホのiQoo Neo 3の外観を確認していきます。
- 6.57インチ IPSディスプレイ
- 16.4cm×7.4cm×0.9cm(縦×横×厚み)
- 重さ198g
- 3眼カメラ搭載
- 指紋認証、顔認証あり
- イヤフォンジャックあり
- ステレオスピーカー搭載
- おサイフケータイ機能なし(NFCのみ)
- USB-typeC
ディスプレイについて
ディスプレイについてですが、非常に綺麗です。スマホサイズでこの画質であれば、映画を見るのもゲームをするのも問題ないですね。
ディスプレイサイズについては6.57インチとなっており、ボクが今まで使用していたiPhone8(4.7インチディスプレイ)と比べると、画面が大きくなっており非常に快適です。
重さについて
iPhone11 | iPhone8 | Redmi Note 9s | iqoo neo 3 | |
重さ | 194g | 148g | 200g | 198g |
iQoo Neo 3の重さは198gとなっていますが、そこまで重いという印象は受けませんでした。
先日奥さん用に購入したXiaomiのRedmi Note 9sは200gありますが、重さはそれほど気にならないと言っていたので問題ない重さと言えると思います。
指紋、顔認証について
指紋認証はスマホの右側面に付いており、右手での利用する形となっています。左利きの方はちょっとつらいかもしれないですね。認証スピードについては非常に速く、触れた瞬間画面が起動する感覚ですね。
顔認証についてですが、マスクを着用している状態でも認証をしてくれるため、電源ボタンを適当に押すだけで解除することができるスムーズさは最高ですね。手袋などをしているときにもすごく便利な機能となっています。
イヤホンジャック、USB TypeCについて
iQOONeo3には3.5mmのイヤホンジャックが付いております。iPhoneだとLightning端子から3.5mmのイヤホンジャックに変換する必要があるのですが、非常に手間でしたね。
普段使用しているイヤホンを直接スマホに接続することができるので、非常に便利ですね。
また、現在では主流になっているUSB TypeCが装備されています。充電アダプターが44Wの急速充電に対応しているため、非常に速いスピードで充電することができます。
スピーカーについて
スピーカーについてですが、ステレオスピーカーとなっていました。音量も十分出ているので、外で利用するときも問題なく使うことができると思います。
音質に関しては低い音が聞こえづらいですが、スマホのスピーカーだとこれくらいが限界だと思われます。
iQoo Neo 3のスペックについて
iQoo Neo 3のスペックをまとめてみました。
- SnapDragon 865オクタコア
- Android10.0
- メモリ 6,8,12GB
- ストレージ 128,256GB
- microSDスロットは無し
- バッテリー4500mAh
メモリについて
今回ボクはメモリ6GBの、一番スペックの低いiQoo Neo 3を購入しました。1週間ほど利用してみましたが、アプリをいくつか立ち上げて作業をしていても問題なく動作していました。
普段遣いをする範囲であれば、6GBでも全然問題ないと思いますよ。
iQoo Neo 3対応バンドについて
ドコモ, ドコモ系mvno | 4G band19 対応 |
au, UQモバイル | auプラチナバンド 対応 |
ソフトバンク, Yモバイル | プラチナバンド Band8のみ対応 |
ドコモ、au、ソフトバンクのキャリアそれぞれで利用することが可能です。
iQoo Neo 3のテザリングについて
利用しているSIMにもよるかと思いますが、mineoのドコモキャリアでテザリングをテストしたところ、問題なく利用することができました。
テザリングとは
SIMの入ったスマホでインターネットを利用したものをWifi電波で飛ばし、別の端末(パソコンやタブレットなど)で受けてインターネットに接続するサービス。
出先で、直接ネットにつなぐことのできないパソコンやタブレットでネットをしたい時に便利です。
iQoo Neo 3はおサイフケータイ非対応
iQoo Neo 3はおサイフケータイに非対応となっています。
おサイフケータイは日本独自の規格となっており、海外で販売されているスマホには搭載されておりません。
利用不可サービス
- モバイルSuica
- モバイルPASMO
- Quick Pay
- 楽天Edyなど
ただ、国際規格となっているNFCには対応しており、VISAカードのタッチ決済サービスは利用することができます。
またPayPay(ペイペイ)やLINEペイ、楽天ペイなどのQRコード決済は利用することができます。
Kyashカードアプリが利用できない
iQoo Neo 3は、Kyashカードのスマホアプリがダウンロードできませんでした。どうやら海外製のスマホだと、アプリがダウンロードされるのを拒否しているようで、以下のようなエラーが出てしまいました。
Kyashは利用した金額の1%がポイント(ほぼ現金)が還元され、クレジットカードとKyashでのポイント2重取りが可能なカードです。
iQoo Neo 3でKyashアプリを利用できないのは正直痛いですね。Kyashについての詳しい情報は別の記事でまとめていますのでこちらからご覧ください。
-
【お得】Kyashを1年使った感想と、新カードのメリット【ポイント3重取りも可能】
続きを見る
iQoo Neo 3のカメラについて
iQoo Neo 3には3眼のカメラが搭載されています。
- 標準
- 広角
- マクロ
外で実際に撮影してみた写真がこちらです。
2倍望遠モードはデジタルズームとなるため、普通なら画質がかなり荒くなるのですが、見直してみても全然荒さは気にならないレベルですね。夕方18:45くらいの時間だったのですが、全く問題なく撮影できていますね。
マクロ撮影について
iQoo Neo 3では、マクロ撮影が可能となっています。
マクロ撮影とは
非常に近い距離の被写体を撮影すること。
カメラのレンズから3~4cmの距離でも、マクロ撮影モードを使えばピントを合わせて撮影することができます。
上記の写真は室内で撮影を行ったのですが、光量が少ないため画質の悪い写真に仕上がってしまっています。おそらく外で花などを寄りの画で撮影したい時に使うモードだと思われるので、室内での撮影には向かないのでご注意ください。
ぼかしモードについて
撮影のちょっとした遊びとして、ぼかしモードというのがありました。これを利用することで背景のピントをぼかすことで、撮影対象物がはっきりと浮き立たせてくれる効果があります。
普通の撮影モードに比べてぼかしモードを使用するほうが、背景がよくぼけているのが分かるかと思います。ぼかしモードを使用すると非常に味のある写真を撮影することができるのでおすすめです。
海外スマホを購入するデメリットについて
今回はじめて海外スマホを購入したのですが、いろいろデメリットが見えてきたのでお伝えします。
- Kyashアプリなど、アプリによっては利用できないものがある
- 日本語設定を行っていても、中国語が出てくる
以下で詳しく見ていきます。
利用できないアプリがある
海外で購入するスマホは基本SIMフリーなのですが、アプリによっては海外スマホに対応していないものもあるようです。
利用したいサービスが利用できないことがある、というのは大きなデメリットになるかと思いますので、メインスマホとは別にサブのスマホを所有しなくてはならないこともあるかもしれません。
日本語設定をしていても、中国語が出てくる
これはvivoの設定だけかもしれませんが、グローバル版を購入して日本語設定していても、かなりの頻度で中国語が出てきます。
スマホのホーム画面上で、上から下に指でスワイプをすると検索画面が出てくるのですが、中国サイト以外検索できない仕様になっています。
これはなかなかのストレスであり、邪魔な機能なので消したいのですがどうにもできない感じですね。
iQoo Neo 3の価格について
iQoo Neo 3の値段ですが、2020年6月16日にアリエクスプレスでセールが行われ、そのタイミングで購入しました。
- iQoo Neo 3
- メモリ6ギガ
- ストレージ128GB
- 価格42,800円
現在の価格については、以下のリンクから確認のほどお願いいたします。
vivo iQoo Neo 3 グローバル版
アリエクスプレスのサイトにジャンプします。
まとめ:iQoo Neo 3は買いである
今回購入する前にいろいろ悩んだのですが、結果iQoo Neo 3を購入して良かった、という判断に落ち着きました。
価格が4万円台でこれだけのスペックを搭載して、使いづらい部分はあるけどそれを越えるくらいの質の高さは持っていると思います。
iQoo Neo 3を購入して落ち着いたらiPhone8は売ってしまおうと考えていたのですが、その辺りはちょっと様子見かなという気がしています。
Aliexpress(アリエクスプレス)について
-
Aliexpress(アリエクスプレス)での商品購入方法について
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