マンションの1階に住むのも悪くない話
- 1階は家賃が安い
- 1階は外に出やすい(部屋に帰りやすい)
- 1階はエレベーターを使わずに済む
この記事の内容
- マンションの1階は意外とおすすめという件
- マンションの1階のセキュリティ対策について
- マンションの1階のおすすめな点とイマイチな点
マンション住むなら1階も悪くない
今回は、マンションに住む際に敬遠しがちな1階の部屋もそれほど悪くない件について、お伝えしていきたいと思います。
まずは結論から。
マンションの1階の部屋は意外と住みやすくて、結構おすすめ
筆者はいままでマンションの1階に住んだことが無かったのですが、5年前に結婚を機にマンションの1階に住むことになりました。
住む前はかなりネガティブな印象を持っていたのですが、住み始めるとかなりメリットも多いことに気づき、今ではもう5年以上もマンションの1階に住み続けています。
ではそれほどの長い期間住んでいて良いなと感じるおすすめな点と、ここはちょっとイマイチだなと感じる点について解説していきたいと思います。
マンションの1階をおすすめする理由3つ
マンションの1階に住んで5年以上経つ筆者が、なぜマンションの1階が住みやすいと感じるのかまとめてみました。
おすすめする理由は、以下のとおりです。
ココがおすすめ
- 1階は家賃が安い
- 1階は部屋から外に出やすい(部屋に入りやすい)
- 1階はエレベーターを使わないで済む
以上の3点が、おすすめの理由になります。
ではその理由について、さらに詳しく解説して行きたいと思います。
①マンションの1階は家賃が安い
まずはよく言われているメリットのひとつとして、マンションの1階は家賃が安い点が挙げられます。
以下をご覧ください。
上記の画像を見ていただくと分かるように、ほとんど同じ専有面積であるにも関わらず、2階よりも1階の方が賃料が安くなっていることが分かるかと思います。
これは人気のありなしによる部分が大きいと思いますが、逆に言えば1階に住むのが全然気にならないようであれば、賃料を安く抑えることができることにもつながります。
マンションの1階だから質が低いわけではない
同じマンションでも1階と2階以上で価格が違っていることについて、決して1階の部屋の質が悪いから価格が低いというわけではありません。
むしろ1階の方が優れている点も多くあるため、かなりお得に住むことができるのではないかと考えております。
②マンションの1階は部屋から外に出やすい(部屋に入りやすい)
1階に住んでみて分かったメリットとしては、部屋から外に出やすい(部屋に入りやすい)点が挙げられます。
部屋から外に出やすい(部屋に入りやすい)と以下のようなメリットがあります。
ポイント
- 配達物を受け取りやすい
- ゴミを出しにいきやすい
- コンビニに行きやすい
- 地震が起こっても避難しやすい
ではひとつひとつ詳しくお伝えしていきます。
配達物を受け取りやすい
最近ではコロナの影響で、自宅まで食料品や生活用品を配達してもらうサービスを利用している方も多くなっていますね。
UberEatsなどの宅配サービスを注文したときにちょっとでも早く届けて欲しいときに便利ですね(笑)
インターホンが鳴ってから商品が部屋の前まで運ばれてくる時間をちょっとでも短くしたい方や、すぐにでも料理を食べたい場合には1階だと非常に便利ですね。
ゴミを出しに行きやすい
自宅が1階の場合、ゴミを出しに行きやすいというメリットがあります。
筆者の家は2人暮らしで、45Lのゴミ袋を1週間でだいたい2回は捨てに行きます。朝会社に行くついでに出しに行く方が多いかと思いますが、1階に住んでいると(マンションのルールによりますが)捨てたい時に気軽に捨てに行くことができます。
これにより自宅にゴミが溜まってしまうのを防ぐことができるので、自宅をキレイに保ちやすくなるメリットがあります。
コンビニに行きやすい
自宅が1階の場合だと、コンビニにも行きやすくなります。
コンビニに行く理由としては、メルカリなどのフリマサイトで売れた商品を発送しに行く場合がほとんどなのですが、気軽にコンビニに行けるので商品を発送したいときに発送できるのがいいですね。
「明日でいいや」という気持ちになりにくく、部屋をキレイに保ちやすくなります。
地震が起こっても避難しやすい
マンションの1階に住んでいて地震が起こった場合は、他の階に住んでいる場合よりも避難しやすいメリットがあります。
地震大国である日本では、いつ地震が起こってもおかしくありません。
1階に住んでいる場合だとエレベーターを使って1階まで移動する手間もありませんし、マンションの外へ避難する手間も少なくて済みます。
③マンションの1階はエレベーターを使わないで済む
マンションの1階に住むと、自宅に帰る際にエレベーターに乗る必要がありません。
「エレベーターに乗る」ということはかなりリスキーであると考えており、その理由は以下のとおりです。
エレベーターの注意点
- エレベーター内に閉じ込められる可能性がある
- 一緒に乗る人と顔を合わせなくてはならず、気まずい
- エレベーターを利用するにはエレベーターが来るまで待つ必要がある
1階に住むことで以上の様な可能性を、すべて排除することができます。普段生活する上で、必要のないリスクはなるべく減らすことが大事ですね。
マンション1階のイマイチな点
ではここからは、マンションの1階に住む場合のイマイチな点をお伝えしていきます。
内容は、以下のとおりです。
ココがイマイチ
- 洗濯物を干しづらい
- セキュリティが気になる
- ベランダから見られやすい
では、以下で詳しく見ていきます。
①マンションの1階は洗濯物を干しづらい
1階に住んでいる場合には、洗濯物を外に干す際に注意が必要です。
ベランダに出るときにちょうど外を歩いている人がいれば、ほぼ間違いなく目が合いますし、洗濯物が丸見えになっている場合がほとんどです。
筆者のマンションの場合はマンション内にコインランドリーが常設されているため、洗濯物を出したくないときは乾燥機にかけて乾かしています。
ドラム式洗濯機がおすすめ
最近だと一人暮らしの方でも乾燥機付きのドラム式洗濯機が一般的になりつつあるので、自宅内に設置ができる場合はドラム式の洗濯機を購入するのがおすすめです。
省スペースサイズのドラム式洗濯機もありますので、外に干すのを止めて洗濯・乾燥をすべて自宅内で完結させるやり方もありだと思います。
②マンションの1階はセキュリティが気になる
マンションの1階に住む場合は、セキュリティがもっとも気になりますよね。
マンションの1階だと他の階よりも窓からの侵入が簡単に行えてしまうため、空き巣被害などが多そうな印象を受けます。
空き巣は無締りを狙っている
警察庁の「住まいる防犯110番」の情報によりますと、回数が3階以下の強住宅で発生した侵入窃盗事件でもっとも多い侵入方法は無施錠によるものであるようです。
これが全体の約45%にあたっており、空き巣がマンションを狙う際は、玄関や窓の鍵が開いている部屋を狙って侵入しているということになります。
逆をいえば、鍵さえかけておけば空き巣による被害は大部分が防げるということ。
防犯フィルムで対策が可能
また2番目のガラス破りについてですが、こちらを防ぐには窓にウインドウアラームを設置したり、ガラスに防犯フィルムを貼ることで防ぐことが可能です。
侵入に5分かかると7割の空き巣が犯行をあきらめると言われているため、侵入を防ぐ方法を講じておけばかなり安全だと言えると思います。
③マンションの1階はベランダから見られやすい
マンションの1階に住んでいると、ベランダから人に見られやすい点が挙げられます。
ただこれも便利グッズを使うことで、多少は改善することが可能です。
上記のような目隠しグッズを使用することで外からの視線を減らすことができます。また自分の好みの色やデザインなどを使って、こだわりのインテリアに仕上げることもできます。
さまざまな便利グッズが販売されているので、一度調べてみるといいかもしれませんね。
まとめ:これからの新生活の参考に
以上、マンションの1階に住むのもそれほど悪くない件についてお伝えしてきました。
筆者も今の家に住むまでマンションの1階に住んだことが無かったのですが、住んでみると意外と快適で結構悪くないなと思っていました。
これから新生活に向けて引っ越しなどを検討されている方も多いかと思いますが、1つの参考にしてみてほしいですね。