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【品川区】チーム活動するためのスポーツ団体登録について

2020年12月5日

品川区で新たにスポーツチームを立ち上げたいんだけど、どうやって始めればいいんだろうか?

 

スポーツチームを立ち上げるにはまず、チームの登録を行う必要があります。今回は品川区の団体登録の方法について、詳しく解説してみました。

 

 

こんな方におすすめ

  • これから新たにスポーツチームを立ち上げたい方
  • 品川区でスポーツチームの運営に携わっている方

 

この記事の内容

  • 品川区の団体登録の方法について
  • 団体登録における提出書類の書き方について

 

品川区で5年以上運営に携わっているボクがお伝えします。

 

【品川区】チーム活動するためのスポーツ団体登録について

今回は品川区でスポーツチームを立ち上げるために必要な団体登録についてお伝えしていきたいと思います。

まずは品川区に限らずスポーツチームを立ち上げて活動していくために、大きく分けて3つの必要な事項があります。

その内容は以下のとおりです。

 

スポーツチームの運営に必要なこと

  1. 活動していく地域で団体登録を行う
  2. 活動していく地域の施設を予約する
  3. チームに所属するメンバーを集める

 

今回はまずひとつ目の、活動していく地域で団体登録を行う方法について、お伝えしていきたいと思います。

 

品川区のバレーボールチームに所属しているため、品川区についての限定的な内容になってしまいます。おそらく他の地域でもおおまかには同じ方法で登録を行う形にはなると思うので、参考にしてみてくださいね。

 

団体登録とは

品川区の施設(体育館など)を利用したり、区が主催するスポーツ大会などに参加するためにはまず、団体登録を行う必要があります。

団体登録については、社会教育関係団体一般団体の2つに分かれています。

 

団体登録は主に2つに分かれる。

  1. 社会教育関係団体
  2. 一般団体

 

ではまず、社会教育関係団体について説明します。

 

社会教育関係団体について

社会教育関係団体については以下のとおりです。

 

ア)自主的、主体的に運営され活動している団体であること

イ)継続的、計画的に社会教育活動(学習・文化・スポーツ)を目的としていること

ウ)営利・政治・宗教活動を行わないこと

エ)構成員が5人以上で、半数以上が区内に在住・在勤・在学していること

引用:品川区ホームページ社会教育関係団体より

 

自主的にチームを1から作る場合で営利を目的としない団体については、すべてが社会教育関係団体になります。

 

ボクが所属するバレーボールチームも、社会教育関係団体です。

 

一般団体について

一般団体については以下のとおりです。

 

ア)区内に、在住・在勤・在学している方

イ)区内に、事務所等のある団体

ウ)構成員が5人以上で、半数以上が区内に在住・在勤・在学している団体

引用:品川区ホームページより

 

上記を見るとわかりますが、一般団体については営利についての項目が記載されておりません
つまり営利目的の団体の場合は、すべて一般団体に所属することになります。

 

社会教育関係団体と一般団体の違いについては、営利目的な団体かそうでない団体かという違いだな。

 

そうだね。今回は社会教育関係団体の人たちに向けた内容の情報をお伝えしていくよ。

 

社会教育関係団体の登録申請方法

ここでは、社会教育関係団体の登録申請方法を説明します。

まず、社会教育関係団体登録申請書兼パスワード申請書に必要事項を記入し、下記の区内施設窓口に申請します。

 

区内施設窓口一覧

  • 文化観光課文化振興係(区役所第2庁舎6階)
  • こみゅにてぃぷらざ八潮
  • 各文化センター
  • 総合体育館
  • 戸越体育館
  • 八潮地域センター

 

申請する際に必要な書類については、以下のとおりです。

 

申請に必要な書類一覧

  • 全会員の名簿
    ※氏名、住所、電話番号の記入が必要
    ※区内在勤、在学の方はその会社・学校名の記入が必要
  • 申請者の氏名、住所を確認できるもの
    ※運転免許証など
  • 会則(規約)
    ※団体の目的、活動内容といった決まり事をまとめたもの
  • 活動計画書
    ※普段の活動内容をまとめたもの(指定の書式はなし)
  • 収支報告書
    ※収入、支出がまとまって一覧になっているもの(指定の書式はなし)

 

会則(規約)、活動計画書、収支報告書についての書類がわかりにくいかと思いますので、登録のしおりに記載されている作成例を以下で転載します。

 

会則(規約)について

会則(規約)とは、団体の基本的な取り決めをまとめたものになります。

以下、会則(規約)の記入例をお伝えします。

 

会則(規約)の作成例

項 目 内 容
① 名 称 団体を表現するのにふさわしい名称をつけます。
② 事 務 所
(団体所在地)
代表者宅(区内)におく場合が多いです。
③ 目 的  目的を明確にすることによって、会員が共通の意識をもって活動できます。
④ 活動内 容 団体の目的を実現するために、活動する内容を具体的に示します。
⑤ 会員及 び
入 退 会
会員は平等の権利と責任をもちます。開かれた社会教育関係団体は、目的に賛同する人なら誰でも入会できることが原則です。また、退会は会員の自由意志により決めます。
⑥ 役員と役割 会長・副会長・会計・会計監査などの役員を団体の活動に合わせて置き、役割と任期を定めます。選出の方法は、会員全員が参加する総会で投票・推薦などがあります。
⑦ 経費・会計 会員の総意により平等に負担し、会員に報告します。
⑧ 会 議 総会(定期・臨時)、役員会など、団体運営に必要な会議を設けます。年に一度は、総会を開催します。
⑨ 規約の改正 どういうルールで改正できるのかを明確にします。改正は、総会で十分審議し、慎重に行います。
⑩ 施 行 日 会則(規約)を取り決め、実際に実行する日を明記します。

 

活動計画書について

活動計画書とは、普段のチームの活動内容をまとめたものになります。

特別な大会や行事への参加実績だけでなく、定例会・練習などの2年間の活動計画を記載する必要があります。

 

活動計画書の作成例

活動日 名称 活動場所 参加予定人数 内容
6月25日 練習 〇〇センター 20人 試合に向けての練習
7月2日 練習 〇〇センター 20人 試合に向けての練習
7月10日 調整会議 〇〇 2人 体育館の予約調整
(以下省略)

※活動計画書の決められた書式はありません。

 

収支報告書について

収支報告書とは、チームの運営におけるお金の収入と支出をまとめたものになります。

部費、会場費、試合参加費などのチームの運営にかかったお金の一覧を提出する必要があります。

 

収支報告書の作成例

2020年度 収支報告書
収入
科目 決算額 摘要
前年度繰越金 30,000円
会費収入 240,000円 1000円×20人×12ヶ月=240,000円
合計 270,000円
支出
施設使用料 190,000円 2000円×90回=180,000円
大会参加費 40,000円 10,000円×4回=40,000円
備品購入費 20,000円 テーピング、エアーサロンパス、ボールなど
次年度繰越金 20,000円
合計 270,000円

 

これらの資料をわかりやすくまとめたものが、登録の際に必要となります。前もって作成しておきましょう。

 

社会教育関係団体の登録証交付について

団体申請を終えて審査を行い、登録が承認された団体には上記の品川区社会教育関係団体登録証が交付されます。

申請から交付までおおよそ2週間ほどかかり、原則として申請した窓口まで取りに行く形となります。

 

登録証の有効期限について

登録証の有効期限は2年間になっています。

更新の際も新規の申請時と同じ書類が必要になり、更新手続きをする形になります。

 

品川区のスポーツ団体登録まとめ

以上が、品川区における団体登録の方法についてでした。

団体登録の流れを再度おさらいしておきましょう。

 

団体登録の流れについては、以下のとおりです。

step
1
社会教育関係団体、一般団体どちらで登録するか決める

step
2
必要な書類(申請書、会員の名簿、規約、活動計画書、収支報告書)を揃える

step
3
品川区内の施設窓口に申請する

 

団体登録における詳しい解説についてですが、社会教育関係団体登録のしおり(品川区公式サイト)からチェックすることができます。

また団体登録についての詳しい内容を電話で確認したい場合は、文化観光課文化振興係(TEL:03-5742-6835~6(直通))で確認してみてくださいね。

 

以上、パイクーでした。

 

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