こんな方におすすめ
- 新しくノートPCを購入された方
- 仕事の都合でVGAや有線LAN端子が必要な方
- USBハブの購入にあまりお金をかけたくない方
この記事の内容
- BelkinのUSBハブの外観
- BelkinのUSBハブの使い勝手
- BelkinのUSBハブのおすすめな点、イマイチな点
今回ご紹介する製品は、こちら。
【レビュー】BelkinのUSBハブ(AVC005btBK)を購入
今回ですが、Belkinから販売されているUSBハブ(AVC005btBK)を購入したのでそのレビューを行っていきます。
BelkinのUSBハブを購入した理由
今回のこのUSBハブを購入した理由は、以下の3つになります。
Belkinのハブを購入した理由
- VGA端子を使用したかった
- Belkinのブランド力に惹かれた
- 販売価格が2000円と非常に安かった
筆者は自宅でも職場でも私物のノートPCを使って作業しているのですが、職場の共有スペースには昔の映像モニター(HDMI端子がなく、DisplayPortもしくはVGA端子のみ)しか用意されていない状況でした。
そのため職場で2画面を使って作業するためには、ノートPCからDisplayPortもしくはVGAで映像出力する必要がありました。
いくつかのメーカーからVGA出力されているUSBハブはあったのですが、アップルストアでの販売が認められているBelkinから販売されている4300円のハブが、なぜか半値の2364円で販売されていたので即購入することに。
BelkinのUSBハブを購入して感じた結論
BelkinのUSBハブを購入した現在の結論としては、以下のとおりです。
BelkinUSBハブの結論
- 無難に使用できる安定性
- シンプルで特徴のないデザイン
- おすすできるコスパのいい価格帯
BelkinのUSBハブを購入して1週間ほど使用した結論としては、無難に使用することができるコスパのいいUSBハブであると感じました。
デザインは特に良くも悪くもない無難なものとなっており、自宅から職場まで幅広い用途で使用することができると感じました。
ブランドのあるメーカーのハブを2000円台で購入できると考えると、かなりコスパのいい商品ではないでしょうか。
BelkinのUSBハブの開封
まずはBelkinのUSBハブを開封していきます。
箱を開封すると、上記のような形でハブが梱包されておりました。
同梱されていたのはUSBハブ以外には英語で記載された仕様書のみでした。
本体を取り出すとこんな感じで、ハブ本体やUSB Type-Cコネクタ周りに細かくフィルムが貼られておりました。
BelkinのUSBハブの外観
ここからはUSBハブ本体の外観を細かく見ていきたいと思います。
本体カラーはブラックの一色のみとなっており、プライベートや仕事で使用しやすい無難なカラーリングとなっておりました。
USBハブの本体サイズ
BelkinのUSBハブの本体サイズについてですが、横幅5.2cm、縦幅10cm、厚み1.6cmとなっておりました。
USBハブのケーブル長についてですが、ハブ本体からUSB Type-C端子の先端までが約15cmとなっておりました。
USBハブの重さを計測してみたところ、58gとなっておりました。
筆者が使用しているiPhone11(6.1インチ)とサイズを比較してみました。
上記の画像を見るとわかるかと思いますが、そこそこ大きいサイズ感となっております。
端子はUSB Type-A、LAN、VGA、HDMIの4つ
端子の並びについてですが、左からUSB Type-A端子、有線LAN(イーサネット)端子、VGA(アナログ)端子、HDMI端子となっておりました。
ノートPCやタブレットと接続するUSB TYPE-Cコネクタですが、こちらにもBelkinのブランドマークが印字されておりました。
Belkin USBハブの仕様
今回購入した、BelkinのUSBハブの仕様についてお伝えします。
USBハブの仕様
- USB Type-A:USB3.0
- HDMI:4K/30Hz、1080(HD)/60Hz
まずUSB Type-A端子の規格はUSB3.0となっており、高速のデータ転送が可能な規格となっております。
またHDMI端子についてですが、4K映像だと30Hzのフレームレートの映像出力に対応しており、1080(HD)であれば60Hzのフレームレートの映像出力に対応しております。
BelkinのUSBハブを使ってみた
ここからはBelkinのUSBハブとノートPC(M1MacBookAir)を接続して、チェックしていきたいと思います。
M1MacBookAirのUSB Type-CポートにBelkinのUSBハブを接続していきます。
接続が完了しました。
VGAのテスト
まずはVGAの接続テストを行なってみたいと思います。
VGA端子にケーブルを接続してモニターに映像を出力してみたところ、問題なく映像を出力して2画面の状態にすることができました。
VGA接続の場合はアナログの映像出力となるため画質があまり綺麗ではありませんが、映像モニターや設備環境によってはHDMIのような端子がないことがあるので意外と使用する機会がありますね。
HDMIのテスト
続いてHDMIのチェックを行ってみました。
1080(HD)の映像出力ではありますが、こちらも問題なく映像を出力することができました。
システム設定を確認したところ、1080(HD画質)であれば60ヘルツのリフレッシュレートで映像出力ができているようでした。
USB Type-Aのテスト
BelkinのUSBハブのUSB Type-A端子のテストを行なってみました。
普段筆者が使用しているSONYのUSBメモリを接続したところ、ノートPC上にメモリが表示されたため問題なく認識することができました。
LANのテスト
USBハブのLAN端子のテストを行なっていきたいと思います。
自宅で使用しているバッファローのWiFiルーターから伸ばしたLANケーブルを、iPadに繋いだUSBハブのLAN端子に接続してみたところ、端子のランプが点滅し始めました。
USBハブを接続したiPadの設定アプリを開いてみたところ、Ethernetという項目が表示されているため、どうやら有線接続が完了しているようでした。
念の為Safariを開いてインターネットの速度を計測してみたところ、100Mbps近くの速度が出ていたため、有線LANでの接続も問題なく使用することがわかりました。
BelkinのUSBハブの気になる点
BelkinのUSBハブを1週間ほど使用してみて感じた、USBハブの気になる点をいくつかお伝えします。
内容は以下のとおりです。
気になるポイント
- USBハブにType-C端子がない
- USBハブのサイズが意外と大きかった
では以下で詳しくみていきます。
USBハブにType-C端子がない
今回購入したBelkinのUSBハブですが、USB Type-C端子が用意されておりません。
そのためiPadのようなUSB Type-Cポートが1つしかないデバイスで使用する場合は、USBハブを使用しながら本体の充電を行うといった使い方ができません。
今回購入したBelkinのUSBハブのモデルとは別に、USB Type-C端子が用意された高価なモデルの2種類が販売されていました。
ただUSB Type-C端子があるモデルは、端子がないモデルと比べて価格が2倍以上するため、購入を見送ることにしました。
USBハブのサイズが意外と大きかった
今回購入したBelkinのUSBハブですが、端子類が多いこともあってか本体のサイズが意外と大きく感じました。
小さくすると排熱効率の問題などが出てくることを考えると致し方ないのかなという気もしますが、小さくてコンパクトなUSBハブが欲しい方は別のモデルを購入される方がいいかもしれません。
まとめ:VGA、LAN搭載のコスパ最高USBハブ
以上、BelkinのUSBハブ(AVC005btBK-A)についてのレビューをお伝えしました。
今回お伝えしてきた内容を再度まとめていきます。
Belkin USBハブのおすすめな点
Belkin USBハブのおすすめな点については、以下のとおりです。
ココがおすすめ
- 重さが僅か58gと非常に軽い
- 販売価格が2000円台と非常に安い
- 販売されているメーカーがBelkinなので安心、安全に使用できる
- USB Type-C端子から、USB Type-A、LAN、VGA、HDMI端子の4つが使用可能に
BelkinのUSBハブのおすすめな点としては、やはり価格と仕様のバランスがいい点ではないでしょうか。
VGAやLAN端子などは仕事場で急に使いたいとなるケースが多く、かといってUSBハブにお金をかけるのもどうかな?という方にはベストな選択になるような気がします。
大きさはありますが非常に軽量なUSBハブとなっているため、仕事で使用するバッグに常に入れて持ち運ぶという使い方もできるのではと感じました。
Belkin USBハブの注意点
Belkin USBハブの注意点については、以下のとおりです。
ココに注意
- サイズが少し大きめ
- USB Type-C端子が用意されていない
- Belkinの割にデザインがそれほど良くない
BelkinのUSBハブの注意点をいくつか挙げさせていただきましたが、このUSBハブは正直ほとんど弱点はないような気がします。
Belkinにしてはあまりデザインが良くないかなぁとは思いましたが、USBハブとして問題なく端子類を使用できるのはもちろん、2000円台のUSBハブにそこまで求めるのも酷というものではないでしょうか。
USB Type-C端子がない点ついてですが、どうしても必要であるならばAnkerから販売されているUSBハブがあるので、そちらを購入するのがおすすめです。
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【22年2月版】Anker(アンカー)のUSB Type-Cハブをまとめてみた
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AnkerのUSBハブについては別の記事でまとめたものがありますので、こちらをご覧いただくとわかりやすいかと思います。