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【レビュー】Anker Nano II 30Wを購入【とにかく小さくて軽い充電器】

2021年7月15日

Ankerから新発売となった、30Wの世界最小充電器を購入したのでレビューしていきます。非常に小さくて軽い30Wの充電器となっており、iPhone、iPad、MacBook Airユーザーにピッタリの充電器だと感じました。

 

こんな方におすすめ

  • 荷物を少しでも軽くしたい方
  • iPhone、iPad、MacBook Airをお持ちの方
  • 充電器が欲しいがどこのメーカーを購入していいか悩んでいる方

 

この記事の内容

  • Anker Nano II 30Wとは
  • Anker Nano II 30Wのデザイン
  • Anker Nano II 30Wがおすすめの方

 

ガジェット大好きなパイクーがお伝えします。

 

【レビュー】Anker Nano II 30Wを購入

今回はAnkerから新発売となった30Wの充電器、Anker Nano II 30Wを購入したのでレビューしていきます。

Anker Nano II 30Wを購入して使ってみて感じた結論としては、以下のとおりです。

 

結論

コンパクトで軽量なだけでなく、高級感も出力数も十分な満足のいく製品。

プラグが折り畳めない点がネックだったが、持ち運び用のケースに入れてみるとほとんど気にならなくなったので全く問題なし。

 

Anker Nano II 30Wはとにかくコンパクトで軽量な30W充電器となっており、プラグを折り畳めない点が気にならない方にとっては、非常に便利な充電器だと思いました。

30Wの出力でコンパクトな充電器というのはそこまで種類があるわけではないため、Anker Nano II 30Wは選択肢の一つに必ず入ってくる充電器だと思います。

 

では以下でAnker Nano II 30Wがどんな充電器となっているのか、詳しくお伝えしていきます。

 

Anker Nano II 30Wの開封

では早速、Anker Nano II 30Wを開封していきたいと思います。

 

Anker Nano II 30Wの箱ですが、磁石で留めてある蓋を開くと、充電器本体がドーンと出てくる仕様となっておりました。

正面の左側にはAnker Nano II 30Wの特徴が記載されており、非常にワクワクするような仕組みとなっています。

 

Anker Nano II 30Wの外観

続いては、Anker Nano II 30Wの外観を見ていきましょう。

 

充電器の左側面に、Nano Ⅱ 30Wという製品名が記載されておりました。

今回AnkerはNanoⅡシリーズとして30W、45W、65Wの3種類を販売していて、全てデザインが統一されているため側面に出力数を記載してわかりやすくされています。

 

接続できるポートはUSB TYPE-C 1つのみ

Anker Nano Ⅱですが、使用できるプラグはUSB TYPE-Cポートが1つのみとなっており、その上にAnkerのロゴが印字されております。

 

製品の上下に特に記載なし

Anker Nano II 30Wですが、製品の上下には特に記載やロゴなどはありませんでした。

 

電源プラグ部分に仕様が記載

Anker Nano II 30Wの電源プラグ部分を見ると、充電器の仕様が記載されておりました。

内容は、以下のとおりとなっております。

 

入力 100-240V~ 1A 50-60Hz
出力 5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=2.0A / 20.0V=1.5A (最大 30W)
PPS出力 3.3-11.0V=3.0A / 3.3-16.0V=2.0A (最大30W)

 

Anker Nano II 30Wのサイズと重さ

Anker Nano II 30Wのサイズと重さについて、お伝えしていきます。

 

Anker Nano II 30Wのサイズ

Anker Nano II 30Wのサイズについては、以下のとおりです。

 

サイズ

  • 横幅:3.2cm
  • 縦幅:3.0cm
  • 厚み:3.8cm

 

Anker Nano II 30Wの重さ

Anker Nano II 30Wの重さについてですが、47gとなっておりました。

 

Anker Nano II 30Wのサイズと重さについて、他の充電器と比較してどのくらい違いがあるのか詳しく確認していきます。

 

サイズと重さの比較

左からアップル純正5W、Anker Nano II 30W、アップル純正20W

Anker Nano II 30Wがどれくらいのサイズ感と重さとなっているのかわかりやすくするために、アップル純正の充電器と比較してみました。

 

上記画像の左からアップル純正5W充電器、Anker Nano II 30W、アップル純正20W充電器となっております。

 

ご覧いただくとわかるように、アップル純正5W充電器と20W充電器のちょうど中間くらいのサイズ感となっております。

 

重さの比較

アップル純正5W充電器、Anker Nano II 30W、アップル純正20W充電器の重さを比較していきたいと思います。

上記のようにアップル純正5W充電器は約25gAnker Nano II 30Wは約47gアップル純正20W充電器は約58gとなっておりました。

 

以上のことからAnker Nano II 30Wは、電力量(W数)・本体サイズ・重さの全ての面で非常に優れた充電器であると言えると思います。

 

Anker Nano II 30Wの仕様

Anker Nano II 30Wの仕様について、表にまとめてみました。

 

製品名 Anker Nano Ⅱ 30W
メーカー Anker
サイズ 約 38 × 32 × 30 mm (プラグ部を含まない)
重さ 47g
入力 100-240V~ 1A 50-60Hz
出力 5.0V=3.0A / 9.0V=3.0A / 15.0V=2.0A / 20.0V=1.5A (最大 30W)
PPS出力 3.3-11.0V=3.0A / 3.3-16.0V=2.0A (最大30W)
カラー 黒のみ

 

Anker Nano II 30Wで充電してみた

ではここからは実際に、Anker Nano II 30Wを使って充電を行ってみたいと思います。

まずはiPhone、iPad、MacBook Airでどれくらいの出力が出るのかテストしてみました。

 

iPhone11での出力

19.97Wあたりを推移

Anker Nano II 30Wを使ってiPhone11で充電を行ったところ、約20W程度の充電ができておりました。

iPhoneの上限は約20Wとなっているため、Anker Nano II 30Wを使用すれば上限値いっぱいの出力で充電できることがわかりました。

 

iPhoneへの充電時間について

Anker Nano II 30Wを使ってどれくらいの時間でiPhoneが充電完了するか、テストを行なってみました。

iPhoneの「充電の最適化をOFF」に設定し、5%の状態から100%になるまでの時間を計測した結果が以下のとおりになります。

 

iPhone11の充電時間

経過した時間 充電状況
0分 5%
15分 33%
22分 44%
30分 56%
43分 73%
52分 81%
1時間 87%
1時間10分 91%
1時間20分 95%
1時間30分 97%
1時間33分 100%

 

上記のことからAnker Nano II 30Wを使用することで、30分程度の充電時間で50%まで充電でき、1時間程度の時間で80%くらいまで、1時間30分以上の時間をかければ満充電まで充電することが可能でした。

 

11インチiPad Proでの出力

28.77Wあたりを推移

続いて、Anker Nano II 30Wを使って11インチiPad Proで充電を行ったところ、約30W程度の充電ができておりました。

11インチiPad Proの上限は約30Wとなっているため、Anker Nano II 30Wを使用すは11インチiPad Proの上限値いっぱいで充電できることがわかりました。

 

iPad Pro11インチ3%→100%にかかった時間

Anker Nano II 30Wを使ってiPad Pro11インチがどれくらいの時間で充電完了するか、テストしてみました。

iPad Pro11インチの充電は3%の状態から充電を開始し、この状態から満充電までどれくらいの時間がかかるか計測した内容は、以下のとおりです。

 

iPad Pro11インチの充電時間

経過した時間 充電状況
0分 3%
10分 14%
20分 26%
30分 37%
40分 49%
50分 61%
1時間 69%
1時間10分 77%
1時間20分 84%
1時間30分 91%
1時間40分 96%
1時間50分 100%

 

以上の結果から、30分程度の充電時間で35%程度充電でき、1時間程度の充電時間で66%充電、また1時間30分程度の充電時間で88%程度充電することができ、1時間50分程度の充電時間で100%まで充電することが可能でした。

 

MacBook Air(M1)での出力

27.55Wあたりを推移

最後に、Anker Nano II 30Wを使ってMacBook Air(M1)で充電を行ったところ、約30W程度のスピードで充電が可能となっていました。

MacBook Air(M1)の上限は約45Wとなっているため、Anker Nano II 30Wでは充電の上限値には届きませんでした。

ただMacBook Air購入時に付属する充電器は30Wであることを考えると、30W出力の充電器で十分の性能ではないかと思います。

 

30W充電器の他メーカーとの比較

今回30Wの充電器を購入するにあたり、他メーカーの30Wの製品といろいろ比較してみました。

購入の候補に上がった充電器は、以下のとおりです。

 

購入候補となった30W充電器

  • AUKEY PA-Y19
  • Anker Nano II 30W
  • Belkin 30W BOOST↑CHARGE

 

上記の充電器の使用をまとめたのが、以下になります。

 

サイズ 重さ 価格 購入先

AUKEY PA-Y19
横幅:3.6cm
縦幅:3.6cm
厚み:3.2cm
45g 約1980円 楽天市場
AUKEY公式サイト

Anker Nano II 30W
横幅:3.2cm
縦幅:3.0cm
厚み:3.8cm
(プラグ部を含まない)
47g 約3000円 Amazonなどのネットショップ
ビックカメラなどの実店舗

Belkin 30W
BOOST↑CHARGE
横幅:3.9cm
縦幅:3.98cm
厚み:4.0cm
72.5g 約3200円 Amazonなどのネットショップ
ビックカメラなどの実店舗

 

上記の中で最もコスパのいい30W充電器だと感じたのが、AUKEYのPA-Y19でした。

ただこちらの商品は実物を店舗等で確認することができず、他の充電器との比較ができなかったため選択肢から外しました。

 

上記のことを踏まえて、新しい出力規格に対応しつつ、サイズや重さが最も小さいAnkerのNano Ⅱ 30Wを購入することに決めました

 

まとめ:軽量で質の高い30W充電器

以上、Anker Nano II 30Wを購入してレビューした内容についてお伝えしてきました。

再度Anker Nano II 30Wについてまとめていきます。

 

Anker Nano II 30Wのおすすめな点

Anker Nano II 30Wのおすすめな点については、以下のとおりです。

 

ココがおすすめ


  • 3cm角のコンパクトなサイズ
  • わずか47gと非常に軽量
  • 高級感のある素材と質感
  • 充電中にコイル鳴きはなかった
  • 充電中に熱で熱くなることがなかった
  • iPhoneやiPad、MacBook AirのようなノートPCでも充電可能

 

Anker Nano II 30Wの最大の利点はやはり、非常にコンパクトなサイズと50gを切る重さだと思います。

30Wの高出力できる充電器であるにもかかわらず、わずか3.0cm角の小さな充電器となっている上に、コイル鳴きや熱で熱くなりすぎる不具合も無かったので、評価できる充電器であると感じました。

 

Anker Nano II 30Wの注意点

Anker Nano II 30Wの注意点については、以下のとおりです。

 

ココに注意


  • 価格が3000円と高価
  • 電源プラグは折り畳めない

 

Anker Nano II 30Wは販売価格が3000円の、比較的高価な充電器となっております。

ただ充電器のサイズや重さについては文句なしのコンパクトさとなっている上に、高級感のある質感を実現しているため、価格が少し高い商品となっているのは致し方ないのかなと思います。

 

小さなポーチにも収納が可能

電源プラグが折りたたみできない件についてですが、自宅での使用やケースなどの運搬方法を検討されている方にとってはそれほど問題ない仕様ではないか、と思います。

筆者の場合は普段上記のような小さなケースに入れて持ち運んでいるため、プラグよりもサイズと重さを重視した結果、Anker Nano II 30Wを購入することに決めました。

 

プラグを折りたたみたい方は別モデルの購入がおすすめ

どうしても電源プラグが折り畳めるモデルの方がいい場合は、フリスクサイズの30W充電器「Anker PowerPort Atom III Slim」や、少し大きい45W充電器「Anker Nano II 45W 」を検討すると良さそうです。

気になる充電器がありましたら、以下のリンクからチェックしてみてくださいね。

 

 

 

 

 

以上、パイクーでした。

 

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