こんな方におすすめ
- ポイントを集めるのが好きな方
- マイナンバーカードをすでにお持ちの方
- これからマイナンバーカードを取得しようと思っている方
マイナポイントを申し込むと上限5000円分のポイントがもらえる
今回ですが、知っているようで知らないマイナポイントについて解説していきます。
マイナポイントとは、普段使用している決済サービスをマイナンバーカードに結びつけて2万円利用するだけで、決済サービスから5000円分のポイントもらうことができます。
この5000ポイントは現金5000円と同じ価値があり、2万円チャージするだけで5000ポイント受け取ることができます。
たとえば普段JRのSuicaを利用されている方は、2万円をSuicaにチャージするだけで、5000円分のポイントを受けることができるというわけです。
今回は筆者の楽天クレジットカードとマイナンバーカードを紐付けて、5000円分のポイントをもらう方法をお伝えしていきたいと思います。
マイナポイントの受け取り方
マイナポイントの受け取り方ですが、ざっくりお伝えすると以下のとおりです。
step
1マイナンバーカードを用意する
step
2マイナポイントに申し込む
step
32万円分、お金を使う
step
4マイナポイントを受け取る
2020年9月1日から、ステップ3が開始となりました。
以下で詳しく見ていきます。
マイナンバーカードを用意する
まずはマイナンバーカードを用意しましょう。
まだお持ちでない方は、この機会に作成されることをおすすめします。
マイナンバーカードのメリット
マイナンバーカードのメリットは、以下のとおりです。
- 身分証明になる
- 自治体サービスが利用できる
- e-Taxなどの電子申請が可能になる
マイナンバーカードを持っていることで受けられるメリットはたくさんあります。
マイナンバーカードの申請時に必要なもの
マイナンバーカードの申請時に必要なもの、は以下のとおりです。
- 顔写真
- メールアドレス
- 個人番号カード交付申請書
- もしくは申請書ID(半角数字23桁)
住民票の住所宛に、個人番号通知書と個人番号カード交付申請書が簡易書留で届いているかと思います。
その申請書が必要となるので用意しておきましょう。
またマイナンバーカードを作成するには顔写真が必要となります。
スマホから申請する場合はスマホで撮影、パソコンから申請する場合はデジタルカメラなどで撮影した顔写真でOKです。
マイナンバーカードの申請方法
マイナンバーカードの申請方法については以下のとおりです。
- 郵送による申請
- パソコンによる申請
- スマートフォンによる申請
- まちなかの証明写真機からの申請
以下、詳しくみていきます。
郵送による申請
郵送でのマイナンバーカードの申請方法をお伝えします。
マイナンバーカードの交付申請書にご本人の顔写真を貼り、送付用封筒に入れて郵送することで申請することができます。
パソコンによる申請
マイナンバーカードはパソコンからでも申請することが可能です。
以下の申請用WEBサイトにアクセスして、登録を済ませましょう。
上記のページからでも、マイナンバーカードの申請を行うことができます。
スマートフォンによる申請
マイナンバーカードの申請方法ですが、スマートフォン(スマホ)からでも申請を行うことが可能です。
上記のサイトから、申請を行うことが可能です。
まちなかの証明写真機から申請
個人番号カード交付申請書を持って、まちなかの証明写真機から申請することができます。
マイナンバー申請に対応している、まちなかの証明写真機は以下のとおりです。
まちなかの証明写真機による申請方法は、以下のとおりです。
step
1証明写真機のタッチパネルから「個人番号カード申請」を選択します。
step
2撮影用のお金を入れます。
step
3交付申請書のQRコードをバーコードリーダーにかざします。
step
4画面の案内に従って必要事項を入力し、顔写真を撮影して送信して終了です。
スマホやパソコンから申請ができない方で、お近くに証明写真機がある方は、こちらの方法が便利ですね。
マイナンバーカードの受け取り方法
マイナンバーカードの交付申請から約1ヶ月ほどで、お住いの市町村から交付通知書(はがき)が自宅に届けられます。
マイナンバーカードが自宅に届けられるわけではありませんので、ご注意ください。
以下の必要なものを持って、交付場所まで伺います。
- 本人確認書類
- 交付通知書(はがき)
- 住民基本台帳カード(お持ちの方のみ)
- 通知カード(令和2年5月以前に交付を受けている方)
本人確認書類については以下のとおりです。
本人確認書類
- 運転免許証
- 運転経歴証明書(交付年月日が平成24年4月1日以降のものに限る)
- パスポート
- 身体障害者手帳
- 精神障害者保健福祉手帳
- 療育手帳
- 在留カード
- 特別永住者証明書
- 一時庇護許可書
- 仮滞在許可書
- 住民基本台帳カード(写真付きに限る。)
上記のうち1点が必要。
お持ちでない方は、「氏名・生年月日」または「氏名・住所」が記載され、市区町村長が適当と認めるものが必要。
- 健康保険証
- 年金手帳
- 社員証
- 学生証
- 学校名が記載された各種書類
- 預金通帳
- 医療受給者証
交付場所については、交付通知書(はがき)に記載されていますのでそちらをご確認ください。
交付窓口で暗証番号を設定する
マイナンバーカードは複数の暗証番号で管理されています。
そのため交付窓口でマイナンバーカードを受け取る際には、暗証番号を設定する必要があります。
注意ポイント
マイナポイントの申請をする際も暗証番号が必要になってきますので、忘れないようご注意ください。
設定する暗証番号は以下のとおりです。
署名用電子証明書 | 英数字6 文字以上 16 文字以下で設定できます。 英字は大文字のAからZまで、数字は0から9までが利用でき、いずれも1つ以上が必要です。 |
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利用者証明用電子証明書 住民基本台帳 券面事項入力補助用 |
数字 4桁 同じ暗証番号を設定することもできます |
窓口で本人確認を終え、暗証番号の設定が終わるとようやくカードの交付となります。
マイナンバーカードの申請や受け取りについて、詳しくご覧になりたい方はこちらのマイナンバーカード総合サイトをご覧ください。
マイナポイントの対象となるキャッシュレス決済サービスについて
マイナポイントの対象となるキャッシュレス決済サービスは以下のとおりです。
2020年7月2日現在
電子マネー | ICOCA、SUICA、nanaco、waon、REdy、PASMO など |
プリペイドカード | mijica、コープ、Kyash、出光 など |
QRコード | FamiPay、メルペイ、auPAY、ゆうちょPay、d払い、Jcoin、PayPay、LINEペイ、楽天ペイ など |
クレジットカード | オリコカード、エポスカード、dカード、三井住友カード、auPAYカード、楽天カード、りそなカード など |
デビットカード | 三井住友カード、イオン、ジャパンネット銀行 など |
その他 | クスリのアオキ など |
対象となるキャッシュレス決済サービスはこちらから確認できます。
楽天クレジットカードでのマイナポイント予約【申込方法】
マイナンバーカードを取得したら、マイナポイントへの申請を行なっていきます。
楽天カードで申請するメリット
楽天クレジットカードをマイナポイントに申請するメリットは、以下の2点です。
- 普段どおり使用すれば2万円の利用は簡単だから
- 還元されるポイントが楽天ポイントだと使用しやすいから
生活のほとんどをクレジットカード払いにしているので、月々のクレジットカード支払いはだいたい10万円前後であることから、2万円の支払いは簡単にクリアできると思いました。
また、還元されるポイントも楽天ポイントであれば楽天ペイや楽天市場での買い物に利用できるため、使いやすいと考えて、今回は楽天カードを申請することにしました。
楽天クレジットカードのマイナポイント申請方法
楽天クレジットカードでのマイナポイントの申請方法をお伝えします。
非常に長い段取りとなっておりますので、ゆっくりと付いてきていただければと思います。
必要なもの
- スマホ、もしくはパソコン
- マイナンバーカード
- 楽天カードアプリ
- マイナポイントアプリ
今回はスマホ(iPhone8)を使用して申請を行いました。
対応しているスマホはこちらから確認できます。
楽天カードアプリの起動
まずは、楽天カードのアプリを起動します。
右下の「その他」のタブをタップし、上部にある「設定」のマークをタップします。
中央あたりにマイナポイントの申し込みが出てくるので、そこをタップします。
現状では、マイナポイントの申し込み状況は申込みなしとなっています。
中央の赤い、マイナポイント申込をタップします。
そうすると、楽天カードアプリからインターネットアプリ(GoogleやSafari)のマイナポイントのシステムサイトへジャンプします。
この時にマイナポイントのアプリ画面が出てきますので、ダウンロードを行います。
ダウンロードが終了してアプリを起動すると、さきほどと同じマイナポイントのシステムメンテナンス画面が出てきます。
下へスクロールしていきます。
下へスクロールしていくと、はじめての方はこちらという案内の下にマイナポイントポイントの予約(マイキーIDの発行)というタブがあるのでそこをタップします。
マイキープラットフォームと書かれたマイナポイントの予約画面に移動します。
そこで、次へ進むをタップします。
マイナンバーカードをスマホで読み取る
マイナンバーカードの上にiPhoneを乗せてくださいという表記が出るので、指示通りにします。
上記の画像のように、マイナンバーカードの上にiPhone(スマホ)を設置します。
設置し終わったら、読み取り開始をタップします。
そうすると4桁のパスワードを請求されるので、入力してOKを押します。
4桁のパスワードはマイナンバーカードを交付される時に、窓口で設定した数字になります。
もし忘れてしまった場合などは、マイナンバーを受け取った役所で再設定する必要があります。
パスワードが認識されると、スキャンの準備がはじまります。
スキャンして読み取りが完了すると、チェックマークが表示されます。
パスワードの確認に成功すると、発行ボタンが表示されるのでタップします。
マイナポイントの予約を確定してもよろしいですか?という問いに対して、OKをタップします。
OKをタップすると、マイナポイントの予約が完了します。
「申込へ」のボタンをタップします。
マイナポイントと決済サービスの紐付け
決済サービスの選択画面となるので、楽天のクレジットカードを選択します。
キーワードに『楽天』と入力し、決済サービス区分の『クレジットカード』にチェックを入れて検索を行います。
楽天カードが表示されたら選択をタップします。
利用者マイページに移動すると、選択した決済サービスを確認する画面が表示されます。
下へスクロールしていくと、決済サービスアプリから申込というタブが出てくるのでタップします。
そうするとネットサービス(Google、Safari)にジャンプし、楽天カードのページが表示されます。
ただここからだとこれ以上先へ進めなくなってしまうので、楽天カードのアプリを起動します。
楽天カードアプリの起動
楽天カードアプリを起動します。
さきほどと同じように、その他から設定の画面を開きます。
マイナポイント申し込みをタップします。
現在だとマイナポイントに申込がない状態なので、赤いボタンのマイナポイント申込をタップします。
そうすると、ユーザ認証画面が表示されるので、マイナンバーカードで認証をタップします。
マイナンバーカードで認証を行う
さきほどと同じ要領で、マイナンバーカードの認証を行います。
認証が完了すると、楽天サービスとマイキーの連携に同意するかどうかの確認が表示されます。
問題なければ同意・申込する、をタップします。
申込するをタップすると、申込が完了します。
念の為、楽天カードアプリ上でも確認しておきましょう。
楽天カードアプリのその他から設定を開いて、マイナポイント申込確認をタップします。
上記のような状態であればOKです。マイナポイント申込が申込済みに変更されていますね。
まとめ:2020年9月1日以降の支払いから対象に
以上が、楽天カードをマイナポイントに申し込むやり方、になります。
ポイントが適用される支払いは、2020年9月1日以降の支払いとなるのでご注意ください。
マイナポイントの注意点
以下、マイナポイントの注意点をまとめます。
注意ポイント
- 8月末までのチャージやお買い物は、マイナポイントの対象外
- 一度申し込んだサービスは変更することができない
- 一部の決済サービスでは、別途事前の手続きが必要
- スマートフォンによってはマイナポイントアプリに対応していないものもある
2万円の支払いで5000円分のポイントがもらえるのは、非常に嬉しいですね。
作業としてひと手間必要ではあるのですが、せっかくの機会を逃さないようにしていきたいですね。