Uberや出前館で配達するために購入したグッズを紹介していきます。
- バイクでフードデリバリーをされている方
- PCXをこれから購入しようと考えている方
- これからフードデリバリー業務を始めたいと考えている方
この記事の内容
- 筆者が行ったPCXをフードデリバリー仕様にするグッズ紹介
フードデリバリー配達員歴6年のパイクーがお伝えします。
【Uber,出前館】フードデリバリー用にPCX150(KF30)をカスタム|おすすめグッズ紹介

今回ですが、Uberや出前館などのフードデリバリーをするためにPCXを購入した筆者が、これはおすすめと思ったグッズやデバイスなどをひたすら紹介していきたいと思います。
つい最近ロードバイクでの配達を卒業し、普通二輪デビューを始めた筆者が、PCXで使っているグッズを紹介していきます。
PCXっていくらで購入できるの?

筆者が購入したのは2018年製造のPCX150(KF30)というモデルで、家の近くにあるレッドバロンで購入をしました。
走行距離は3万キロを超えており、見た目もお世辞には綺麗とは言えない車体でしたが、本体価格が29万円+もろもろ手数料などを含めて35万円ほどで購入をしました。
レッドバロンは車体価格が他のバイクショップと比較して高く設定されているけど、アフターケアや営業の方の雰囲気などが良くて選びました。
PCX150(KF30)のカスタム紹介
ここからは筆者のPCX150(KF30)のカスタムした部分を紹介していきます。
HONDA純正ロングスクリーン

まずはHONDA純正のロングスクリーンですね。PCX150を購入した際に前オーナーが使用していたものをそのまま使用しているため、塗装が剥げたり傷がついているため見栄えは良くないですが、雨風を当たりにくくする効果があります。
ただHONDA純正のロングスクリーンは高さがちょっと短いモデルとなっており顔への風や雨は防ぐことができないため、デイトナやR-SPACEなどの長いロングスクリーンを使用する方がいいかも知れません。
ONESTEPリアボックス55L

PCXのリアボックスにはONESTEP55Lを使用しています。こちらのボックスは大雨が降ってきた場合でも本体内部への浸水というのは一切なく、商品を濡らしてしまったりすることはありません。
またPCXのハンドル幅よりも横幅が狭いため、走行時に壁や車に当たってしまう心配もなく、安心して走行できるのがポイントです。そして筐体がアルミ素材となっており、見栄えも良く質感が高いのもおすすめできるところですね。
PCXリアキャリア

ONESTEPリアボックスを取り付ける際ですが、ボックスとPCX本体を取り付けるためのキャリアが必要となります。こちらはAmazonでベストセラーとなっているアルミのリアキャリアとなりますが、重たい商品をONESTEPで運んだ際にも問題なく運搬することができています。
何よりも価格が2000円程度で購入できるため、とりあえず購入して使ってみるのが良いと思います。
カエディアフォグライト(KDR-K10-W15)

カエディアフォグライトもかなりおすすめな製品ですね。夜間に配達をしていると歩行者の方がこちらの動きに気づいてくれない場合が多く危ない場面が多々あったのですが、カエディアのフォグライトを取り付けてからはモーゼの十戒の如く歩行者の方がどいてくれるようになり、めちゃくちゃ配達がしやすくなりました。

15Wと30Wの2モデル展開されているのですが、15Wで十分な明るさを発することができるため、15Wのモデルで良いかと思います。取り付けの際ですが、カエディアクランプバーとベースマウント、あとクリップナットとステーを組み合わせて取り付ける必要があり、結構大変な作業となるので自信のない方はバイクショップに依頼されることをオススメします。
カエディアスマホホルダー、バイザー、クランプ

バイク配達員のほとんどの方が使用されているであろう、カエディアのスマホホルダーと火除けバイザー、クランプを使用しています。
配達中はスマホをホルダーに固定することで常に充電を行いながら、行き先を確認することができるのがいいですね。またバイザーを使用することでスマホの画面を見やすくすることができたり、急な雨からスマホを保護することも可能です。
コミネメッシュシートカバー(Lサイズ)

真夏の配達の場合は炎天下だとバイクのシートが熱くなってしまい座るのがかなり大変になってしまうのですが、コミネのメッシュシートカバーを使用することで問題なく座ることができます。
またPCXで長時間配達をしているとお尻がどうしても痛くなってくるのですが、コミネのメッシュシートカバーを使用してからは少しだけ軽減することができるのもポイントです。
ブレーキロック

配達をしている際の悩みとして、坂道で信号待ちで停止した際にバイクが動いてしまうことだったのでした。ブレーキロックを使用することでPCXを完全に停止させることができるため、停止中のスマホ画面の確認などがしやすくなるので便利です。
ヤマハ純正レバーロックはPCX150(KF30)のようなワイヤー式リアブレーキを使用しているモデルに使用できるロックとなっており、ブレーキレバーの間にレバーを割り込ませることでブレーキをロックする構造となっています。
サイドスタンドプレート

PCX純正のスタンドを使用しているとバイクの角度がかなり斜めになってしまい、駐輪する時にうまく停めることができない場面が多々ありました。
Aliexpressで購入したサイドスタンドプレートを使用することでPCXを傾けすぎずに駐輪することができるだけでなく、スタンドの底面がゴム製となっているため床を傷つけない機構になっているのもメリットとなっています。

デイトナヘルメットロック

バイク配達をしていてショッピングモールに入る際にヘルメットを外すことがよくあるのですが、ヘルメットを盗難されることが怖いのでデイトナのヘルメットロックを装着しています。
このヘルメットロックは2桁のダイヤル式となっており着脱を簡単に行うことができるため、忙しい配達の最中でも簡単にヘルメットを固定することができるのがメリットです。デメリットとしては価格が4000円台と少々高価な点ですね。
KEMIMOTOハンドルカバー

配達中に雨が降ってきて手元が濡れるてしまうと商品を濡らしてしまったり体が冷える原因となってしまうのですが、KEMIMOTOバイク用ハンドルカバーを使用することで手の濡れを防ぐことができる上、冬の寒い時期でも配達ができるようになります。

KEMITOMOハンドルカバーはハンドル部分を全て覆って使用する構造となっており、先ほど紹介したデイトナのヘルメットロックが隠れてしまうのがデメリットですね。
デイトナヘルメットロックの部分を隠さないようにして使用しております。
KITACOサイドスタンドスイッチキャンセラー

KITACOブレーキキャンセラーを使用することで、配達中にバイクをスタンドで停止した際にエンジンが切れる仕組みをカットすることができます。

この仕様にしないとバイクを停止するたびにエンジンが止まってしまい、発信するたびにエンジンをかけ直す必要が出てきてしまうため、バイクフードデリバリーには必須のアイテムかと思います。
使用するPCXのモデルによって仕様が違うので注意
カエディアドリンクホルダー

真夏の配達時はとにかく喉が渇くので、ドリンクホルダーは必須のアイテムかと思います。
カエディアのドリンクホルダーならペットボトルはもちろん幅のある水筒(直径50mm~70mm前後)にも適応しており、ホルダー下部のネジを回すだけで走行時にグラついてしまうといったこともありません。
Motocamドライブレコーダー

もしバイクで事故を起こされてしまった場合、どちらに比率があるのかの検証になると思い導入。
Motocamドライブレコーダーは前後カメラでの録画やスクリーンショット撮影、バイクでの使用に適した防水性、専用アプリでの動画視聴など必要な機能が全て詰まっていて、価格がわずか1万円程度の安い金額で購入ができる無難なドライブレコーダーです。
取り付けるかどうか悩んだら、取り付けておくのが無難でおすすめ。
FODSPORTSインカム

FODSPORTSのバイク用インカムは音質も問題なし、起動も早い、Bluetooth接続も途切れない、見た目も普通、操作性も問題なし、それでも価格が5000円程度とかなりコスパの良い製品です。バッテリー持ちもかなりよく、毎日使用しても2〜3日に1度くらいの充電で十分持ちますし、配達時に使うくらいの用途であれば全然これで問題ないと思います。

唯一デメリットを挙げるとすると、本体の音量変更がダイヤルでの操作となっているため少々やりづらいため、スマホ側から音量変更をする方が楽というくらいだと感じています。
まとめ:PCXはカスタムがしやすい

以上、筆者が行ったPCXのフードデリバリー用カスタムについてお伝えしました。
今回お伝えした内容を再度まとめていきます。
紹介した製品一覧
- HONDA純正ロングスクリーン
- ONESTEPリアボックス
- PCXリアキャリア
- カエディアフォグライト
- カエディアスマホホルダー、バイザー、クランプ
- コミネメッシュシートカバー
- ブレーキロック
- サイドスタンドプレート
- デイトナヘルメットロック
- KEMIMOTOハンドルカバー
- KITACOサイドスタンドスイッチキャンセラー
- カエディアドリンクホルダー
- Motocamドライブレコーダー
- FODSPORTSインカム
今回フードデリバリーをより快適にすべく様々なバイク用品を購入してきましたが、とにかくお金がかかるなと感じました(笑)
PCX150を購入した際の価格が35万円だったのに対し、諸々購入した経費で7~8万円ほどかかっており、バイク用工具やウェアなどを含めると10万円近くはかかっている計算ですね。
バイクを購入する際は予算に余裕を持って計画されるのがおすすめです。

















