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【個性派】SHARGE Retro 67W 充電器レビュー|ちゃんと使いやすい

SHARGEのRetro 67W充電器をレビューしました。変わったデザインなのに意外と使いやすく、面白い充電器でした。

こんな方におすすめ

  • これから充電器を購入する予定の方
  • 充電器を購入したいが人と同じモデルは嫌な方
  • 普段PCやタブレットなどいろんなデバイスを持ち歩く方

この記事の内容

  • SHARGE Retro 67W 充電器
  • SHARGE Retro 67W 充電器のレビュー
  • SHARGE Retro 67W 充電器がおすすめな方

ガジェット大好きなパイクーがお伝えします。

今回の記事ですが、SHARGEより製品提供を受けて作成を行っています。

【個性派】SHARGE Retro 67W 充電器レビュー

今回ですが、SHARGEから販売されているRetro 67Wの充電器を提供いただいたので、レビューを行っていきたいと思います。

まずは製品の結論から。

結論

  • 人と被らない個性的なデザインで面白い
  • 出力数も67Wと高く多ポートな上にコンパクトで使いやすい
  • 友人や会社の上司へのプレゼントなどにおすすめ

では具体的にどんな製品となっていたのか、以下で解説していきます。

SHARGEってどんなメーカー?

公式サイトより引用

SHARGEっていったい、どういうメーカーなのかしら?

SHARGE(旧Shargeek)は、2020年創業の中国・深圳拠点の電源テック企業で、透明なデザイン、レトロ&サイバーパンクな美学、高性能な充電機能を一体化させた製品で注目されています。

高性能かつ視覚的にも個性的なモバイルバッテリーや充電器などを展開しており、人と違ったものがお好きな方にはかなりハマるメーカーだと思います。

SHARGE Retro 67W 充電器の仕様

Amazonより引用

SHARGE Retro 67W 充電器の仕様については、以下のとおりです。

SHARGE Retro 67W
ポート数USB TypeC × 3
入力100-240V,50-60Hz
出力5V/9V/12V/15V - 3A
20V - 3.35A
PPS 3.3-20V - 3A
単ポートUSB-C1,C2,C3:67W
2ポートUSB-C1+C2:45W+20W
USB-C1+C3:45W+20W
USB-C2+C3:15W
3ポートUSB-C1+C2+C3:45W+15W
特徴ディスプレイで出力数を確認できる
特徴2懐かしさと近未来が交差する|Macintosh風レトロデザイン
本体サイズ横幅4cm×縦幅5.7cm×奥行き4.1cm
重量120g

デザインが特徴的な、USB TypeCを3ポート用意された充電器です。

SHARGE Retro 67W 充電器の外観チェック

SHARGE Retro 67W 充電器の外観をチェックしていきます。

箱の開封

まずは箱を開封していきます。

同梱物の確認

本体と説明書

SHARGE Retro 67Wの同梱物については、以下のとおりです。

同梱物

  • SHARGE Retro 67W本体
  • 取扱説明書

USBケーブルは同梱されていないため、別途用意する必要あり

多言語で記載された説明書

取扱説明書は日本語で記載

取扱説明書ですが、英語や中国語の表記がされている中に、日本語でも同様の内容が書かれたタイプの内容となっていました。

本体デザインの確認

初代Mac?のデザイン
横から見た様子

本体のデザインですが、昔のMacintosh風のレトロなデザインが採用されており、かなり特徴的な見栄えとなっています。

また本体の中央部分には大きなディスプレイを搭載しており、充電の状況を一目で確認できる仕様となっています。

背面には仕様が記載
USB TypeCが3ポート

また充電のポート数ですがUSB TypeCコネクタが3つ用意されており、出力ポートの内容については以下のとおりです。

出力ポートの内容

  • 単ポート、USB-C1,C2,C3:67W
  • 2ポート、USB-C1+C2:45W+20W、USB-C1+C3:45W+20W、USB-C2+C3:15W
  • 3ポート、USB-C1+C2+C3:45W+15W

ノートPCやタブレット、スマホといったデバイスを同時に充電したい方にいいかも。

電源プラグの収納時
折り畳みが可能

SHARGE Retro 67Wの電源プラグは折り畳みが可能となっており、持ち運んで使用する際に便利な作りとなっています。

サイズと重量の確認

手に収まるサイズ感
重さはわずか120g

SHARGE Retro 67Wのサイズ横幅4cm×縦幅5.7cm×奥行き4.1cm重さについては120gとなっています。

充電器を手に取るとスッポリと手の中に入るサイズ感で、かなりコンパクトな設計だなと感じました。

SHARGE Retro 67W 充電器で充電してみた

SHARGE Retro 67W 充電器を実際に使用し、充電を行いました。

電源タップへの接続時

隣の電源ポートへの干渉はなかった
映画マトリックスのようなモザイク

SHARGE Retro 67W 充電器を電源タップへ接続してみたところ、隣の電源ポートに干渉することなく接続をすることができました。

また電源へ接続した際にディスプレイに映画「マトリックス」のようなモザイクが表示されていて面白かったですね。

壁のコンセントへ接続

壁のコンセントに接続
本体のバランスが良く、隣の電源に干渉しない

続いてSHARGE Retro 67W 充電器を壁のコンセントに接続してみたところ、こちらに関しても先ほどと同様に隣の電源ポートに干渉することなく接続することができました。

ちなみにですが、SHARGE Retroのコンセントは本体の中央部分に位置しているため壁の電源に接続してもバランスを崩す心配が少なく、充電器がコンセントから抜けてしまうリスクが少なそうだなと感じました。

単ポートでの充電

M1 Mac Book Proと接続
60~67Wで充電されていた

SHARGE Retro 67W をM1 Mac Book Proと接続して充電してみたところ、60〜67Wで推移しながら充電を行うことができました。

充電する際ですが、USB C1,C2,C3のどのポートに接続しても同じ出力を得られたので、単ポートで使用する際はどこに接続しても最大出力での充電が可能となっていました。

C1C2C3
・Mac60~67W
60~67W
60~67W

2ポートでの充電

Mac,iPadを充電
合計63W前後で推移

SHARGE Retro 67W とM1 Mac Book Pro、iPad Proの2台を接続してみたところ、63W前後で推移しながら充電を行っていました。

2台充電する際ですが、USB C1に接続したデバイスは最大45W、USB C2 or C3に接続したデバイスは最大20Wでの充電が可能でした。

C1C2合計
・Mac40W前後
・iPad20W前後63W前後

3ポートでの充電

Mac,iPad,iPhoneを充電
合計60W前後で推移

SHARGE Retro 67W とMac、iPad、iPhoneの3台を接続して充電を行ってみたところ、充電器の出力は60W前後となっていました。

チェッカーを使ってデバイス1つずつの充電数を測定してみたところ、MacBookは20V-2.25Aの45W、iPadは5V-1.5Aの7W、iPhoneは5V-1Aの5Wの出力となっていました。

C1C2C3合計
・Mac40W前後
・iPad7W前後
・iPhone5W前後60W前後

USB C2とC3ポートの充電スピードは低めだけれど、急速充電を必要としない場合は十分使える範囲かなと思います。

充電ができない不具合を確認

Apple Watchの充電ができなかった
iPhoneを接続すると問題なく充電ができた

SHARGE Retro 67Wを使って色々実験をしていたところ、C2ポートにUSB TypeC-ライトニング変換を付けたUSBケーブルを接続し、C3ポートにApple Watchを接続して充電しようとしたところ、Apple Watchの充電が開始されるもののすぐに停止してしまい、充電を行うことができませんでした。

試しにC2ポートにiPhoneを接続してみたところ、iPhoneもApple Watchもどちらも充電を行うことができました。

C2ポートにiPhoneを接続すると、Apple Watchも充電ができました。

不具合はライトニング変換が影響している模様

Apple Watchの充電は可能だった
この状態だと充電ができず、ライトニング変換が影響している模様

試しにC2ポートにESRのTypeC-ライトニングケーブルを接続し、iPhoneは接続しないでApple Watchの充電ができるかテストしたところ、Apple Watchの充電は可能でした。

ライトニング変換を使用すると不具合が発生するみたい?

C2ポートにApple純正のUSB TypeC-Cケーブルにライトニング変換を装着したものとApple Watchが充電できるか試したところ、この状態でもApple Watchの充電を行うことができませんでした。

結論、TypeC-ライトニング変換を使用するとうまく充電ができない場合がある

不具合の結論としては、ライトニング変換を使用するとうまく充電ができない場合があるため使用する際に注意が必要と言えるかと思います。

USB TypeC-ライトニング変換を使用する際は注意が必要ですね。

まとめ:個性的で使いやすい充電器

以上、SHARGEから販売されているRetro 67Wについてレビューしてきました。

今回お伝えした内容については、以下のとおりです。

メリット

デメリット

  • ディスプレイで充電状況の確認が可能
  • 昔のMacintosh風レトロデザイン
  • USBポートが3つ用意
  • 片手に収まるコンパクトなサイズ感
  • USB TypeAでの充電は不可
  • ライトニング変換アダプタを使用する際は注意が必要
  • ディスプレイの数字が常に変化するため作業中に気になる

省電力のPCやタブレット、スマホを使用されている方におすすめな充電器だと思いました。

以上、パイクーがお伝えしました。

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