こんな方におすすめ
- お住まいのマンションがオートロックの方
- よく鍵を忘れる方、鍵を無くしたことがある方
- スイッチボットハブミニをすでに導入されている方
この記事の内容
- スマホでのオートロック解錠方法
- スマホでのオートロック解錠方法に必要なもの
- スマホでのオートロック解錠がおすすめな方
今回ご紹介する製品は、以下のとおりです。
スマホからオートロックを解錠する方法|スイッチボットとハブミニで操作
今回ですが、スマホを使って自宅マンションのオートロックを解錠する方法についてお伝えしていきます。
まずはどういった方法で解錠するのか、その手順をざっくりとお伝えします。
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1オートロックから自宅の部屋番号をコールする
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2スマホからスイッチボットのアプリを操作
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3スイッチボットがインターホンの解錠ボタンを押す
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4オートロックが解錠される
以上の内容となっております。
導入しようと思ったキッカケ
筆者がスマホを使ってマンションのオートロックを解錠したいなぁと感じたキッカケとして、鍵の持ち出し忘れが頻発したことが挙げられます。
普段使っていない鞄を持ち出したときなどによくやってしまうのですが、自宅の鍵を持ち出し忘れて自宅にいる家族にオートロックの鍵を開けてもらうことがよくありました。
日中であればあまり問題ではないのですが、仕事の都合で深夜に帰宅することもあって夜中に奥さんに鍵を開けてもらうことが何度かあったので、「何か対策をしなければ」と思ったのがキッカケになります。
スマホからオートロックを解錠するのに必要なもの
スマホやスマートウォッチからオートロックを解錠するために必要なものは、以下のとおりです。
- スイッチボット
- スイッチボットハブミニ
- (可能であれば)スマートロック
マンションのオートロックをスマホから解錠するには、スイッチボットとスイッチボットハブミニが必要となります。
SwitchBot(スイッチボット)とは
ここではSwitchBot(スイッチボット)についてお伝えしていきたいと思います。
スイッチボットとは一言で言うと、スマートホームに対応したデバイスを販売する総合家電メーカーになります。
iPhoneやApple Watchなどのデバイスと連携し、Wi-FiやBluetoothを使って家電を操作することのできる製品を制作しており、今回紹介するスイッチを物理的にON/OFFするスイッチボットの他にも、自宅のカーテンを設定した時間に開閉する機器や自宅の様子を確認できる監視カメラなどを販売しています。
スマートロックとは
スマートロックとはスマホやスマートウォッチから自宅の鍵の状態を確認したり操作することができる機器のことですね。
今回取り上げているスイッチボットのスマートロックやCandy Houseのセサミ4などが有名で、今使っている自宅の鍵にスマートロックを取り付けるだけで、Wi-FiやBluetooth経由で鍵を操作することができるようになります。
筆者の自宅ではCandyHouseのセサミ4を導入しているのですが、セサミ4について詳しく知りたい方は、以下のリンクから記事を確認することができますので、参考にしてみてください。
-
スマートロックの代名詞|セサミ4を購入しレビュー|かなり快適
続きを見る
スイッチボットの外観
では今回ご紹介する、スイッチボットの外観をみていきたいと思います。
こちらの商品はボタンを物理的に押し込んで、外部からON/OFFができる製品となっております。
スイッチボットの同梱物
スイッチボットの同梱物についてですが、本体の他に3Mの両面テープと取り扱い説明書が同梱されていました。
取り扱い説明書については日本語での記載となっているため、安心感がありますね。
スイッチボットのサイズ
スイッチボットのサイズについてですが、横幅4.2cm×縦幅3.7cm×厚み2.4cmとなっておりました。
手に取ってみると非常に小さく、片手に収まる程度の大きさとなっています。
3Mのテープが貼られている
スイッチボットの背面には最初から3Mのテープが貼られているため、同梱されている3Mのテープは予備のものとなっています。
リチウムボタン電池での駆動
スイッチボットは電池での駆動となっており、透明なビニールテープを引き抜くと電源が入る仕組みとなっていました。
スイッチボットハブミニとは
続いてはスイッチボットハブミニについてお伝えします。
スイッチボットへのアクセスはハブミニが必要
スマホからマンションのオートロックを解除するためには自宅のスイッチボットにアクセスする必要があるのですが、そのためにはスイッチボットをWi-Fiに接続するためのハブミニが必要となります。
スイッチボットだけだとBluetooth接続のみとなってしまうため、外から自宅のスイッチボットにアクセスするためにはハブミニを使って接続しなくてはなりません。
スイッチボットハブミニの同梱物
スイッチボットハブミニの同梱物についてですが、本体以外にmicroUSBケーブルと3Mの両面テープ、あとクイックスタートと書かれた簡易の取扱説明書が同梱されていました。
電源アダプタは同梱されていないため、使用する際は別途用意する必要があるので注意が必要です。
自宅のリモコン機器をアプリ上から操作可能
スイッチボットハブミニにはスイッチボットにWi-Fiの機能を追加するだけでなく、自宅で使用しているリモコンを登録することで自宅のテレビ、エアコン、ライトといったさまざまな家電を、スマホやAlexaから操作することが可能です。
スイッチボットのインストール方法
スイッチボットを使用するにはお使いのスマホにスイッチボットのアプリケーションをインストールする必要があります。
AppStoreやGooglePlayから「スイッチボット」と検索をかけるとアプリが表示されるので、ダウンロードを行ってインストールを開始します。
インストールを終えたらアプリを起動し、アプリ内にスイッチボットを追加してきます。
画面右上の+ボタンを押すとBluetoothデイバイスを検出し始めますので、ボットFEという名前が表示されたらタップして進んでいけば登録完了です。
スイッチボットをインターホンに設置
スイッチボットの設定が完了したら、スイッチボットをインターホンに設置していきます。
解錠ボタンに貼り付ければOK
スイッチボットを設置する位置についてですが、スピーカーマイクに干渉せず、解錠ボタンを押すことのできるちょうどいい箇所にスイッチボットを配置してみました。
スイッチボットでオートロックを解除してみた
スイッチボットの設置が終わったら、実際にオートロックが解除できるかどうか試してみました。
自分の部屋番号をコール
まずマンションのオートロックで自分の部屋番号をコールします。
アプリからスイッチボットをタップ
部屋の呼び出しが始まったらスマホのアプリからスイッチボットをタップします。
スイッチボットがオートロックを解除してくれる
すると自宅に設置したスイッチボットが自宅のオートロックの解錠ボタンを押して、オートロックを解錠してくれました。
最初うまく動作した時はすごく感動しました。「本当に動いた!」という感じで、かなり嬉しかったですね。
オートロックを解除する様子を動画で
スマホからオートロックを解除する様子を動画で撮影してみたので、以下でご確認ください。
手間だけど緊急用としてはアリ
自宅の番号をコールしスイッチボットのアプリを経由して自宅の解除ボタンを押してオートロックを解除するという流れについてですが、正直結構手間だなと感じました。
部屋の番号をコールしてからオートロックが実際に解除されるまで5秒前後時間がかかったり、たまにアプリがうまく動作せず解錠してくれないこともあったりと、鍵を取り出して解錠する方がよっぽど早くて確実と感じてしまいました。
そのため普段は物理的な鍵を使ってオートロックを解除する従来通りの運用方法で、鍵を持ち出し忘れたり紛失してしまった時の緊急のための運用として使って行こうと考えています。
まとめ:人を選ぶが刺さる人におすすめ
以上、スマホからオートロックを解除する方法についてお伝えしました。
今回お伝えした内容を、再度まとめていきます。
オートロックの解除方法
スマホを使ったオートロックの解除方法については、以下のとおりです。
オートロックの解除方法おさらい
- スイッチボットとスイッチボットハブミニを用意
- 自宅のオートロック解除ボタンにスイッチボットを設置
- 部屋番号をコールしてアプリからスイッチボットを起動
- スイッチボットがオートロックを解除
スマホでのオートロック解除のおすすめな点
今回お伝えしたスマホを使ったオートロックの解除方法のおすすめな点は、以下のとおりです。
ココがおすすめ
- 鍵を忘れたり紛失しても自宅に入れる点
- スマートウォッチからも操作して解錠できる点
今回筆者がオートロックの解除をしたいと思った1番の理由として、鍵を忘れたり紛失した時でも自分だけの操作で部屋に帰ることができる、という状況を作れたのはかなり嬉しいですね。
また筆者は普段Apple Watchを使用しているので、Apple Watchから操作できる点も便利だなと感じました。
Apple Watchでできることって色々あると思うのですが、正直そこまで活用し切れていないと感じているので、今回のような使い方ところもあるので、
スマホを使ったオートロックの解除方法のイマイチな点
スマホを使ったオートロックの解除方法のイマイチな点は、以下のとおりです。
ココがイマイチ
- スイッチボットとハブミニの両方が必要
- 解除するまでの時間と操作がかなり手間
- 自宅の鍵も開けたい方にはスマートロックも必要
まずは導入するためにスイッチボットとハブミニの両方が必要であり、その上で自宅の鍵もスマートホーム化する必要もあると思うので、その場合にはスマートロックも用意する必要がある点ですね。
すでにスイッチボットハブミニを導入されていてスマートホームに興味のある筆者のような方であれば導入しやすいのかもしれませんが、ゼロからこれらを揃えるのは非常にハードルが高いと思います。
また部屋番号をコール→スイッチボットアプリを起動→スイッチボットをタップ→オートロックが解除という流れについて、解除するのに手間と時間がかかることがあるので実用性が高くないと思います。
総評:人を選ぶが満足している
総評として、スイッチボットを使ったオートロックの方法はあまりおすすめできるものではないかなと思っております。
ただ筆者のようにスマートホームにすごく魅力を感じていて、導入するのが楽しくていろんな機器を購入してみたいと考えている方にとっては他に良い選択肢もありませんし、導入する価値は十分あると思っています。
現在はスイッチボットとハブミニ、あとセサミ4を導入しているため、鍵を忘れたり紛失してしまったとしてもスマホさえあれば自宅にたどり着ける仕組みを作ることができているので、非常に満足しています。