スマートホーム

【レビュー】新発売のスイッチボットハブ2【初めてのスマートホームにおすすめ】

スイッチボットから新たに発売となったスイッチボットのハブ2をレビューしました。

こんな方におすすめ

  • これからスマートホームを実現したい方
  • AppleのHomeアプリを使用されている方
  • スイッチボット製品をすでにいくつか所有されている方

この記事の内容

  • スイッチボットのハブ2
  • スイッチボットのハブ2の外観
  • スイッチボットのハブ2を買うべきかどうか

ガジェット大好きなパイクーがお伝えします。

今回の記事ですが、スイッチボット社から製品の提供を受けレビューさせていただきました。

【レビュー】新発売のスイッチボットハブ2

今回ですがスイッチボットのハブ2についてレビューしていきたいと思います。

まずはハブ2の結論から。 

結論

では具体的にどんな製品となっているのか、以下で詳しくお伝えしていきます。

スイッチボットハブ2でできること

Amazonのスイッチボット公式より引用

まずはスイッチボットハブ2を使うと何ができるようになるのか、以下にまとめてみました。

  1. 部屋の温度・湿度・照度を可視化
  2. 自宅内の家電をスマホから操作
  3. ハブ2からワンタッチで家電を操作
  4. Homekitにも対応

以下で詳しく解説します。

部屋の温度・湿度・照度を可視化

部屋の温度・湿度がすぐに確認できる

スイッチボットハブ2には温湿度センサー照度を測るセンサーが用意されており、画面を確認するだけで部屋の状態をすぐに確認することができます。

部屋の温度や湿度をすぐに確認できるのは結構便利な機能です。

自宅内の家電をスマホから操作

アプリからハブ2を経由して家電のコントロールが可能

スイッチボットハブ2を導入することで、自宅内に設置しているエアコンやテレビ、ブルーレイレコーダーなどで使用している赤外線リモコンを読み込ませることで、普段お使いのスマホから家電操作が可能になります。

これにより自宅内にある多数のリモコンをスマホに集約することができるため、自宅内のリモコンの紛失やリモコンの収納場所を考える必要がなくなるため、非常に快適になります。

家電のリモコンってどこに置いたかわからなくなりがちなので、この機能は助かるね。

ハブ2からワンタッチで家電を操作

本体にONとOFFのスイッチが付属

スイッチボットハブ2にはボタンが2つ用意されており、ワンタッチで自宅内の家電を操作することができます。

ON・OFFボタンの割り当て

  • 部屋の電気のON・OFFを割り当てる
  • テレビのON・OFFを割り当てる

例えばONのボタンをタッチすることで自宅内の照明器具の電源をONにしつつ、エアコンや加湿器の電源をONにするなど、多数の家電をボタンひとつで操作することが可能です。

Homekitにも対応

AppleのHomeアプリ

スイッチボットハブ2はAppleのHomeアプリであるHomekitにも対応しており、Homeアプリ上からスイッチボットカーテンの開閉操作を行うことが可能です。

Homeアプリに対応したことで、iPhoneからの家電操作がより素早く行えるようになりました

今後はスイッチボットロックなどの製品も対応していく予定となっており、AppleのHomeアプリをこれから使用してみたいという方にもおすすめな製品です。

スイッチボットハブ2の仕様

スイッチボットハブ2の仕様については、以下のとおりです。 

製品SwitchBotハブ2
本体寸法80*70*23mm
本体重量(電池含む)63g
ホワイトのみ
材料ABS赤外線透過材
対応osAndroid OS 50+、iOS 11.0+
動作環境室内
動作温度:−20°C~40°C
相対動作湿度:0%~90%
入力5V⎓2A
Bluetooth4.2
Bluetooth範囲オープンエリアで最大120m
Bluetooth特徴特許取得済みの低エネルギーBLEメッシュネットワーク
Wi-Fi802.11 b/g/n (2.4 GHz)
赤外線送信距離最大送信距離:30m
赤外線受信距離最大受信距離:15m
サードパーティーサービスAlexa、Google Assistant、Siri Shortcuts、IFTTT
温度単位
温湿度センサー最小表示:0.1℃、1%RH
温度測定範囲:-20℃~80℃
湿度測定範囲:0~99%RH
温度精度:-20.0℃~0.0℃(±0.4℃),0.0℃~65.0℃(±0.2℃),65.0℃~80.0℃(±0.3℃)
湿度精度:0~10%RH (±3%RH),10%~90%RH (±2%RH),90%~99%RH (±3%RH)
待機とその他待機電力(表示ランプが全点灯、最大輝度):88mA
赤外線リモコンはエアコン、テレビ、扇風機など5000以上のブランドに対応
学習モード: スマートラーニング、手動選択、カスタマイズモード
スマートハブとしての機能だけでなく、温度や湿度や照度の確認、本体のタッチ操作など幅広い用途に適した製品。

スイッチボットのハブ2の開封

スイッチボットハブ2を開封していきたいと思います。 

同梱物の確認

ハブ2の同梱物

パッケージ内の同梱物については、以下のとおりです。 

同梱物

  • ハブ2本体
  • 取扱説明書
  • サポートカード
  • ACアダプター
  • 両面テープ
  • センサー用両面テープ
  • 温湿度センサー搭載ケーブル

以下、同梱物について詳しく見ていきます。

日本語で書かれた取扱説明書

スイッチボットの取扱説明書は内容が全て日本語のみで記載されているため、非常にわかりやすく使用しやすいものとなっております。 

スイッチボット製品を初めて購入されるという方でも理解しやすい内容となっているため、さまざまな方におすすめしやすいのもいいところですね。

電源アダプターと専用のUSBケーブル

5V-2Aの電源アダプタとUSB TypeA-Cケーブル

電源アダプターとUSBケーブルも同梱されており、USBケーブルの形状はUSB TypeAとTypeCのタイプとなります。 

温湿度センサー内蔵の専用USBケーブル

同梱されているUSB TypeA-Cケーブルですがスイッチボットハブ2専用のケーブルとなっており、温湿度センサーが搭載されたものとなっております。

ハブ2本体にセンサーを搭載せずケーブルにセンサーを内蔵することにより本体が熱で熱くなってしまった場合でも正確な数値を計測できるよう工夫されているとのこと。 

3Mのテープで固定が可能

センサーの背面には3Mの両面テープが貼られており、センサーを固定することが可能です。 

スイッチボットのハブ2の外観

スイッチボットハブ2の外観について、確認していきます。

横幅7cm 縦幅8cm 厚さ2.3cm

サイズは横幅7cm 縦幅8cm 厚さ2.3cmと片手程度のコンパクトなサイズ感となっており、表面はツルッとしたプラスティック素材で安っぽさは感じない作りとなっています。

背面にはスタンドが設けられており、スイッチボットハブ2を立てかけて使用することが可能です。 

スタンドでの自立が可能

スタンドを使用して立てかけた状態が上記の形になります。

全体が真っ白でシンプルな形となっているため、自宅内に設置しやすそうなデザインだなと感じました。

スイッチボットハブ2の使用方法

スイッチボットハブ2の使用方法について、お伝えしていきます。

電源を接続する

まずは付属している電源アダプタを電源に接続し、ケーブルをハブ2本体に接続していきます。

現在の温度と湿度がわかりやすい

ハブ2本体を正面から見たのが上記の画像となります。

部屋の温度が一番大きく表示されており、そのすぐ下の左側がoffのボタン、右側がonのボタンと表示されています。

本体から約5cmのところにセンサー

ハブ2をスタンドで使用する際の温湿度センサーの位置ですが、スタンド部分から大体5cmほどの位置にセンサーが設置されていました。

スイッチボットアプリに登録

右上の+マークをタップ

スイッチボットハブ2を起動したらスイッチボットアプリを起動して、右上にある+マークをタップしてハブ2を登録していきます。

SwitchBot

 

SwitchBot
開発元:wonderlabs, Incorporated
無料
posted withアプリーチ
スイッチボットアプリのダウンロードがまだの方は上記のURLからダウンロードできます。

照度はアプリ上での確認のみ

照度はアプリでの表示のみ

スイッチボットアプリ上のハブ2を起動してみると、温度と湿度の横に照度の状態が表示されていました。

部屋の照度は本体への表示はできず、アプリからのみ確認ができる

どうやら照度についてはハブ2の画面に表示することはできないようで、アプリ上での確認のみとなっているようでした。

部屋を暗くして照度レベルの確認

試しに部屋を真っ暗にしてみたところ室内照度が1レベルと表示されたため、問題なく起動しているようでした。

SwitchBot温湿度計との比較

ハブ2と温湿度計の比較

スイッチボットハブ2の表示される室温についてですが、スイッチボット温湿度計の表示と約0.8度ほど誤差が出ておりました。

筆者の手持ち機材ではどちらの温度が正確なのか判断がつかなかったのですが、ハブ2の方が後から販売された製品であるため、おそらくは正確な数字なのではないかと思います。

ハブ2本体のボタン割り付け

ハブ2のボタンへの機能を割り付ける

スイッチボットハブ2のボタンに割り付けを行ってみました。

OFFのボタンには外出時の設定(照明やエアコン、スピーカーをOFFにしてカーテンを閉める)を登録し、ONのボタンには帰宅時の設定(自宅内の照明のON)を登録しました。

OFFのボタンをタップすると、

設定を登録したので実際に動くかどうかOFFのボタンをタップしてみました。

カーテンが閉まり照明もOFFに

すると自宅のカーテンが自動で閉まり始め、照明がOFFになり、外出時の設定にすることができました。

今までは外出するたびに「アレクサ、行ってきます。」と行って設定を行なっていたのですが、スイッチボットハブ2のボタンを使用することで素早く設定を行うことができるようになりました。
ONのボタンをタップすると、

またハブ2のONボタンをタップしてみました。

照明が点灯した

すると真っ暗だった照明がONになったため、外から帰宅した時の設定をしっかりと呼び出すことができました。

AppleのHomeアプリに対応

Homeアプリからスイッチボット製品を操作可能に

スイッチボットハブ2を使用することでスイッチボットカーテンをHomeアプリから操作することが可能になります。

ただ筆者の環境だとホームハブに対応した製品(HomePod,HomePod mini,Apple TVなど)を所有していないため、試してみることができませんでした。

AppleのHomeアプリに興味はあるけど、まだまだ使いづらいのが現状かな。

リモコンの登録方法

スイッチボットハブ2に自宅で使用しているテレビのリモコンを登録してみました。

スイッチボットアプリのハブ2を選択し、中央のリモコンを追加をタップします。

テレビの項目をタップします。

「スマートラーニングを始めます」という項目をタップしテレビのメーカー名を選択すると、「スマートラーニング中」という画面に切り替わります。

リモコンのいずれかのボタンを押して赤外線情報をハブ2に流し込み、いくつか上がってくるリモコンのこうほを選択すれば設定は完了です。

スマホからテレビを操作できた

実際にハブ2へ登録したリモコン画面を使用しテレビの電源ボタンをタップしてみたところ、問題なくテレビが起動されました。

1つ注意点として、リモコンのすべてのボタンが最初から操作できるわけではないため、リモコンを使って1つ1つのボタンを登録する必要があるためご注意ください。

外出先からでも自宅家電を操作できる

ハブ2を使って自宅のリモコンを登録することで、外出先からでも自宅の家電操作が可能になります。

そのため例えば帰宅する前にエアコンの暖房を起動しておき、部屋が暖かい状態で帰宅することができるなど、非常に便利な使い方ができます。

スイッチボットハブ2とハブミニの比較

左:SwitchBotハブ2、右:SwitchBotハブミニ

今回新たに販売となったスイッチボットハブ2とハブミニの違いについて比較していきたいと思います。

製品名称SwitchBotハブ2SwitchBotハブミニ
温湿度センサー-
照度センサー-
スマートボタン-
Matter対応-
スマートリモコン
ハブ機能
GPS連動機能
シーン機能
コントロール方法スマホ操作、音声操作、Apple Watch操作スマホ操作、音声操作、Apple Watch操作
サードパーティサービスアレクサ、グーグルアシスタント、Siri、IFTTアレクサ、グーグルアシスタント、Siri、IFTT

スイッチボットハブ2とハブミニの違い

スイッチボットハブ2とハブミニの違いについては、以下のとおりです。

ハブ2とハブミニの違い

  • 温度や湿度の計測が可能
  • ハブ本体に物理ボタンが搭載
  • AppleのHomeアプリに対応

スイッチボットハブ2とハブミニの大きな違いとして、温度や湿度の計測ができるセンサーがついたこと、ハブ本体に物理ボタンが設置されたこと、AppleのHomeアプリに対応したことが挙げられるかと思います。

ハブ2にはハブミニ・温湿度計・照度計・ボタンの機能が1台に集約されている

筆者の自宅ではスイッチボットハブミニと温湿度計の2台を使用していたのですが、ハブ2を使用すればこれらの機能を1台に集約することができます。

さらにタッチによる家電操作が可能となるため、今後ハブを購入されたい方はハブ2を購入する方が汎用性が上がるのではないかと思います。

価格の違いを除けばハブ2の方が出来ることが多いため、迷ったらハブ2の選択がおすすめです。

まとめ:スイッチボットで自宅をスマートホーム化しよう

以上、スイッチボットハブ2のレビューをお伝えしました。

今回お伝えした内容を再度まとめていきます。

メリット

デメリット

  • 自宅内の家電を外出先からでも、スマホさえあれば操作できるようになる
  • 部屋の温度・湿度・照度を可視化し、さまざまなシーンを設定できる
  • Homekitにも対応し、iPhoneなどのアップル製品との連携が今後見込める
  • ハブ2本体へのタッチ操作で家電を操作できる点
  • ハブ2の定価が8980円となっており、ハブミニの約2倍の価格差がある点
  • 用途によってはハブミニで十分な場合もあるため、事前に考慮する必要あり
以上、パイクーでした。

-スマートホーム