こんな方におすすめ
- セサミ4を購入しようか迷っている方
- しょっちゅう自宅の鍵を無くしてしまう方
- 自宅に帰るたび鍵を取り出すのがめんどくさい方
この記事の内容
- セサミ4ってなに?
- セサミ4の使い方
- セサミ4がおすすめな方
今回紹介する製品は、こちら。
セサミ4を購入して1ヶ月使用レビュー
今回ですが、スマートロックの代名詞でもあるセサミ4を購入して1ヶ月間使ってみた感想をまとめてお伝えしたいと思います。
まずは結論から。
結論
- 問題なく使うことができている
- ポケットから鍵を取り出さずにドアを開けられるのは楽
- オートロックのマンションだと機能を生かしきれない部分あり
- 導入するには手間とお金は必要
セサミ4を導入することで自宅の鍵を外部から監視したりコントロールすることができるようになり、すごく快適に生活できています。
ただ使ってみて感じたデメリットもいくつかあったので、その辺りについて詳しくお伝えできればと思っております。
セサミ4ってなに?
まずはセサミ4ってなに?というところから解説していきたいと思います。
セサミ4とは?
- candy houseが製造・販売しているスマートロック
- スマホやスマートウォッチから鍵の操作が可能
- 鍵の現在の状態や履歴の確認、通知を受け取ったり鍵のシェアを簡単に行うことができる
自宅の鍵にセサミ4を導入することで、スマホやスマートウォッチから簡単に鍵の解除や施錠が可能になります。
アプリからタップするだけで簡単に鍵を操作することができるため、例えば買い物帰りで両手が塞がっている時に、いちいちカバンから鍵を取り出すことなくスマホから鍵の操作が可能です。
また外出先からでも、自宅の鍵が今解除されているのか施錠されているのかを確認することができます。
設定により鍵が操作されるたびに通知を受け取ることもできるため、ご家族と一緒にお住まいの方や自宅の状況が心配な方に便利に使えるものです。
セサミ4の開封
では早速、セサミ4を開封していきたいと思います。
箱は茶色になっていて、一般的な段ボールの素材が使用された簡易的な箱となっておりました。
箱を開けると何か困った時にすぐに連絡をするアドレスが記載した紙が出てきました。
トラブル時の手厚いフォロー
セサミを販売しているcandy houseは非常にしっかりとしたアフターケアを行なっている会社で、セサミが使えない特殊な形状の鍵でも特注のアダプターを製造して送ってくれるなど、対応力の高い企業となっております。
セサミ4の同梱品
セサミ4の同梱品については、以下のとおりです。
同梱品
- セサミ本体
- 3Mの両面テープ
- プラスドライバー
- 取り付けの説明書
- 専用のアダプターとネジ
嬉しいのは3Mのテープが本体付属のものと予備で2枚用意してくれている点ですね。
もしセサミ4の貼り付けに失敗してしまったとしても、替えのテープとして使用することができるので安心して使用することができます。
セサミ4の外観
ではセサミ4の外観をチェックしていきます。2022年6月の段階ですが、購入できるカラーはブラックのみとなっておりました。
大きさについてですが大体スマホの一回り小さくした感じのサイズ感となっております。
3Mの両面テープで固定
セサミ4の背面を確認したところすでに購入時点で3Mの両面テープが貼られている状態でした。
3Mの両面テープを使って自宅の鍵とセサミ4を接着させて、鍵を開ける仕組みとなっておりました。
鍵を回す機構についてですが、背面のプラスチックの爪が回る仕組みとなっており、この爪を使って鍵のノブを物理的に回して、開閉を行う仕組みとなっているようです。
電池は既に装填されている
セサミ4は電池で動作する仕組みとなっており、本体の中には既に電池が装填されておりました。
使用されている電池はCR123Aというリチウム電池で、接点の間にテープが使用されていて、このテープを引き抜くことで本体の電源をONにする形となっております。
セサミ4の取り付け方法
続いては、セサミ4を自宅の鍵に取り付けていきたいと思います。
自宅の鍵に取り付けられるかテスト
まずはセサミ4が自宅の鍵とうまく設置できるのか、テストしてみました。
するとセサミ4の爪の高さと自宅の鍵の高さがうまく合わなかったので、調整する必要がありました。
ドライバーを使って高さの変更
セサミ4の爪はネジで止めてあるだけなので、付属のドライバーを使用して爪の位置を調整することに。
ネジを外して爪のを取り外して、
付属のドライバーを使用して爪の高さを変更していきます。
再度セサミ4に爪を取り付け直せばOKですね。
再度自宅の鍵に取り付けてみたところ、問題なく使用できそうでした。続いては付属の3Mのテープを使って貼り付けていきたいと思います。
セサミ4の位置調整
セサミ4の爪の高さ調節が済んだら、セサミ4の位置調節を行なっていきます。自宅にあった適当なテープを使って、セサミ4が問題なく動作する位置を見つけてマーキングしました。
マーキングしたらセサミ4の3Mテープを剥がして、テストした位置に取り付けます。
セサミ4を取り付けたら、鍵がうまく動作するかどうか試してみました。
ノブの部分を使って鍵を回してみたところ、問題なく今までと同じような感覚で鍵の開閉が可能でした。
セサミ4の設定方法
つづいては、セサミ4の設定方法についてお伝えしていきます。
アプリのインストール
まずは同梱されている説明書のQRコート度読み取るか、iPhoneであればApp Storeから「セサミ」、AndroidであればGoogle Playから「セサミ」と検索を行いアプリをインストールします。
アプリをインストールすると、Bluetoothの使用を求めるという画面になりますのでOKをタップします。
セサミのホーム画面に移動してきたら、画面の右上にあるプラスマークをタップして、セサミを登録すれば完了です。
セサミアプリで角度の設定
スマホにセサミにアプリをインストールすることができたら、鍵の角度の設定を行なっていきます。
筆者の自宅の鍵は横にすると施錠、縦にすると解錠となるのですが、その角度の設定をアプリ上から調整することができます。
実際に操作できるか試してみる
スマホにインストールしたアプリから、セサミ4を操作してみました。その時の様子を撮影しておりますので、まずは以下の動画からご覧ください。
セサミアプリの鍵マークをタップしてから約1.5秒ほどかけて、「ウィーン」という音を立てながら自宅の鍵を解錠することができました。
また鍵が解錠されてからすぐにアプリをタップしてみたのですが、こちらも先ほどと同様にほとんど遅延を感じることなく、鍵を施錠することができました。
もちろん鍵を使っての開閉も可能
セサミ4を取り付け、外から自宅の鍵を開けてみたのですが、問題なく開閉することができました。
セサミ4を導入しても今までどおり使用可能
セサミ4を設置しても今まで通り鍵を使って自宅の鍵を開けたいという方でも、問題なく今まで通り鍵を使っての施錠・解錠が可能です。
セサミのWi-Fiモジュールも購入してみた
今回セサミ4を購入するのと同時に、セサミで販売されているWiFiモジュールも購入しました。Wi-Fiモジュールも同時に購入した理由については、以下のとおりです。
Wi-Fiモジュールでできること
- アレクサとの連携が可能
- セサミ4を外出先から操作できる
- 外出先から自宅の鍵の状態を確認できる
- Bluetooth接続よりも解除スピードが速い
Wi-Fi機能を利用するにはモジュールが必要
まずセサミ4単体だとBluetooth接続のみが可能となっており、Wi-Fi機能は備えられておりません。
そのため外出先からセサミ4の状態(鍵が閉まっているのか開いているのかなど)を確認するためにはWi-Fiモジュールを購入する必要があります。
Wi-Fiモジュールなしだと、外出先から自宅の鍵の状態を確認したり、手ぶら解錠といった機能を利用することができません。
そのためセサミ4の機能を十分活かしたい方は、Wi-Fiモジュールを購入するのがおすすめです。
自宅の空いているUSBポートに接続
セサミのWi-Fiモジュールの設置場所ですが、セサミ4とBluetooth接続できる範囲に設置する必要があります。
筆者は自宅の無線LANに用意されているUSBポートを使用していなかったので、そこに取り付けてみました。
Wi-Fiモジュールの設定方法
Wi-Fiモジュールとセサミ4の設定方法についてお伝えします。
先ほどセサミ4を設定した方法から同様に、セサミアプリ上のプラスマークから「新規デバイス」をタップし、Wi-Fiモジュールを加えていきます。
自宅で利用しているWi-Fiルーターを選択しパスワードを入力し、Wi-Fiをつかめるように設定を行います。
Wi-Fiを設定したらセサミアプリ上からセサミを追加を選択し、Wi-Fiモジュールとセサミ4を連携できるよう設定を行えばOKです。
セサミ4でできる便利な機能
セサミ4でどんなことができるのか、便利な機能をまとめてみました。
セサミの鍵をシェア
セサミ4では簡単に鍵のシェアが可能となっており、アプリからQRコードを発行することで、知人や親戚に簡単に鍵のシェアが可能です。
<オーナー / マネジャー / ゲストの違い>
- オーナー:全ての管理が可能(オーナー、マネジャー、ゲストの鍵のシェア、削除)
- マネジャー:マネジャーキー、ゲストキーの鍵のシェア、削除
- ゲスト:ゲストキーの鍵のシェア、削除。 遠隔(WiFiモジュール経由)での操作不可
セサミ公式サイトより引用
鍵の種類はオーナー、マネジャー、ゲストの3種類となっており、使用用途によって鍵のシェア方法を変えることができるのは非常に便利ですね。
時間でのオートロック設定
セサミには時間設定によるオートロックの機能があります。
鍵を解除されてから設定された時間が経つと自動でロックがかかる設定となっており、最短で3秒、最長で1時間の設定が可能となっております。
アレクサを使って音声でのセサミ操作
普段からお使いのアレクサにセサミを登録することで、「アレクサ、セサミの解除」と声をかけて鍵を解除することが可能です。
ただ一つこの機能を使用する際の注意点として、音声でのセサミの解除を行う際は必ず、防犯上の理由により4桁の確認コードを言う必要があります。
位置情報での手ぶら解錠
セサミ4では手ぶら解除が可能となっており、スマホの位置情報を使って設定した箇所の範囲内にスマホが張ってくると鍵が自動で解除させることができます。
手ぶら解錠の設定範囲についてですが、セサミ4の設置場所から最小で20m、最大で500mの範囲に設定可能です。
ただこの機能を使用する際の注意点ですが、セサミのアプリをスマホのバックグラウンドで使用する必要があるため、スマホのバッテリーを大きく消耗してしまいます。
セサミ4のデメリット
セサミを使い始めて1ヶ月ほど経ちますが、正直なところほとんどデメリットを感じておりません。
強いてデメリットを上げるとすれば、以下の2点になるかと思います。
注意ポイント
- 本体とWi-Fiモジュールあわせて10000円弱する点
- オートロックマンションの場合、セサミだけで解除ができない点
以下、解説していきます。
導入するには1万円弱のお金がかかる点
まずセサミ4のデメリットとして、導入するには1万円弱のお金がかかる点ですね。
セサミ4本体とセサミ4用のWi-Fiモジュールを同時に購入する場合、2022年6月4日現在でおよそ8800円ほど価格がかかり、送料を含めると1万円弱の費用がかかります。
機能性や使い勝手を考えると非常に安いとは感じるものの、決して気軽に購入できる金額ではない、というのがデメリットではあるかと思います。
オートロックマンションは鍵が必要
筆者の自宅はオートロックのマンションなのですが、オートロックの箇所は物理鍵でしか解錠することができず、自宅に帰るたびに必ず鍵を取り出す必要があるため、セサミだけでは自分の部屋まで帰ることができません。
そのため結局、今まで通り鍵を手放すことができないというのが悩みですね。
マンションのオートロックを解除する裏技として、スイッチボットをインターホンの解除ボタン部分に設置し、自宅のインターホンを鳴らした後にスイッチボットを起動して解除すると言う方法をやってみました。
確かにこれなら物理鍵を取り出すことなくスマホやスマートウォッチだけで共有のオートロックを解除できるのですが、この手順を踏むくらいならカバンから鍵を取り出してオートロックを解除する方がよっぽど早いです。
まとめ:スマートホームは便利
以上、セサミ4を購入して1ヶ月間使用したレビューをお伝えしました。
再度お伝えした内容をまとめていきます。
ポイント
- スマホやスマートウォッチから簡単に鍵を開閉できる
- 何かトラブルがあればすぐに対応してくれる
- Wi-Fiモジュールを使って外出先からでも鍵の確認や開閉が可能
- 手ぶら解錠、オートロック機能、鍵のシェアなどの便利な機能性
- アレクサからの解除も可能だが、4桁の確認コートが必要
- 導入するには1万円弱の費用がかかる
- オートロックのマンションだと機能を活かしきれない
セサミ4についてですが、結論として購入して良かったと感じました。
やはり自宅のスマートホーム化と言うのは非常に便利で楽しく、発想次第では無限の可能性がある素晴らしいものだと思っております。
その最初の商品としてもセサミ4は非常にいいものだと思いますので、気になる方はAmazonや公式サイトなどから商品をチェックしてみてください。
セサミ4を購入するには以下の、公式サイトから行うのがおすすめです。
今回ご紹介した商品は、こちら。