
今まで自転車(ロードバイク)でずっとフードデリバリーをやってきましたが、バイクに乗り換えてめちゃくちゃ快適になりました。
こんな方におすすめ
- バイクでのフードデリバリーに興味のある方
- なるべく楽で快適にフードデリバリー業務をされたい方
- 普段自転車を使ってフードデリバリー業務をされている方
この記事の内容
- UberEats 出前館 配達で自転車からPCXに乗り換え
- UberEats 出前館 配達で自転車からPCXに乗り換えたらとにかく快適に
- UberEats 出前館 配達には自転車ではなくバイクでの配達がおすすめな理由
フードデリバリーが大好きで、ガジェットも大好きなパイクーがお伝えします。

UberEats 出前館 配達で自転車からPCXに乗り換えた感想|めちゃくちゃ快適
今回ですがUberEatsや出前館を自転車で行ってきた筆者が、バイク(PCX)に乗り換えて配達を行ったらめちゃくちゃ快適になったという話をお伝えして行きます。
まず今回の記事の結論から。
結論
- 自転車での配達よりもバイクでの配達の方が圧倒的におすすめ
- 疲労度、品物の安全性、走行距離など、あらゆる面でバイクが有利
- バイク配達をする場合50ccの原付ではなく小型二輪以上がおすすめ

では以下で、具体的な解説を行なって行きます。
自転車での配達からバイクの配達に乗り換え

まずは筆者が自転車での配達からバイクへの配達に乗り換えた理由についてお伝えします。
体力的にしんどくなってきた
筆者は今年38歳になったのですが、だんだんと年齢による体力の低下を感じるようになり、UberEatsや出前館など自転車での移動がめちゃくちゃしんどく感じていました。
平坦な道だとそこまで疲労は感じなかったものの、ちょっとした坂道を上る際に自転車はかなりきつく、それでいて商品を安全に運ぶ必要がありってかなりのストレスを感じていました。
より快適で楽に配達をしたかった
UberEatsや出前館の配達はちょっとした空き時間にできることが多く、本業やブログ記事作成の気分転換になるため好きな作業ではありました。
ただ先ほども言ったように体力的にキツくなってきていて、より楽に配達をする方法としてバイクの移動に興味を持つようになりました。
小型2輪免許か普通自動2輪免許のどっちが良いか?
UberEatsや出前館などの配達をバイクでやりたいと思ったものの、筆者はそもそも普通自動車の免許しか所有しておらず、バイクの免許を取得していませんでした。
そのためまずはバイクの免許を取ろうと思ったのですが、小型2輪免許と普通自動2輪免許のどちらを取得しようかを考えました。以下、その比較表です。
小型二輪免許(小型限定普通二輪免許) | 普通自動二輪免許 | |
---|---|---|
〜125ccまで | 〜400ccまで | |
乗車できるバイク | 原付二種(スクーター・MT含む) | 〜400ccまでのバイク |
年齢条件 | 16歳以上 | 16歳以上 |
教習所での必要時限(MT) | 技能12時限・学科26時限 | 技能19時限・学科26時限 |
教習所での必要時限(AT限定) | 技能9時限・学科26時限 | 技能15時限・学科26時限 |
取得費用(目安) | 約6万〜9万円 | 約8万〜12万円 |
取り回し・難易度 | 比較的やさしい(車体小さい) | 中型車体のためやや難しい |
高速道路 | 走行不可 | 走行可能 |
二人乗り | 可能(ただし免許取得1年後から) | 可能(ただし免許取得1年後から) |
免許証の条件表記 | 「普通二輪小型限定」 | 「普通二輪」 |
メリット | 費用が安い、教習が短い、通勤・街乗りに最適 | 高速道路利用可、ツーリング向き、車種の選択肢が広い |
デメリット | 高速不可・125ccまでに制限 | 教習費用が高め、取得に時間がかかる |
上記を確認していただくとわかるように、一番注目したいのは取得するための費用についてです。小型二輪の場合で6〜9万円、普通自動二輪の場合で8〜12万円となっており、その差がわずか2〜3万円の差となっています。
そのためUberEatsや出前館などの配達業務のみの目的であれば小形二輪免許で十分だったのですが、今後の用途拡大の可能性と価格差が許容できる範囲内だったため、普通自動二輪免許を取得することとしました。

バイクの二輪免許取得について詳しく知りたい方は、上記のリンクをチェックしてみてください。
中古のPCXを購入することに

自動車学校に2ヶ月ほど通って無事に免許を取得し、バイクを購入することに。
いろいろ悩んだ結果、中古の2018年製のPCX150を購入することにしました。その理由については、以下のとおり。
PCX150を選んだ理由
- フードデリバリー配達員が一番使っているバイクだから
- 人気が高いため、もし売却するとしても価格が下がりづらいから
- 遠出したい時でも高速道路に乗って移動ができるから
- PCX150(KF30)からスマートキーでの対応となっている
PCXはフードデリバリー業界では非常に人気の高い車種となっており、多くの配達員の足として活躍をしています。
そのため新品はなかなか手に入りにくく中古品も出回っているものが少ないため、状態の良い中古品を購入しようと考えました。
散々悩んでレッドバロンで購入

PCXを中古で購入する際ですが、レッドバロン、バイク王、バイクセンターなど様々なバイクショップに連絡をとり、価格などを確認しました。
いろいろ悩んだ結果、最終的にはレッドバロンで販売されていた中古のPCX150(KF30、2018年モデル)の購入を決めたのですが、レッドバロンでの購入の決め手となった点については以下のとおりです。
レッドバロンで購入した理由
- 自宅から近く、何かトラブルがあっても通いやすい場所だったから
- PCX本体の価格が他のショップと比較して高かったが、割引が適用されたり、手数料が安かった
- 営業担当の方がグイグイくる感じでもなく、非常に接しやすい方だった
バイクを購入したから4ヶ月ほど経過しましたが、今でもやはりレッドバロンで購入をして良かったなと感じています。
バイクを購入してからもショップに行くケースというのは意外とあって、自宅から離れた場所にあるとなかなか行くのが大変ですよね。筆者が通っているレッドバロンは非常にアットホームな感じで気軽にお店に行ける雰囲気があって、非常に満足のいく買い物ができたと思いました。
UberEatsなどのデリバリー用に自転車からPCXに乗り換えた感想

UberEatsなどのデリバリー用に自転車からPCXに乗り換えた感想についてお伝えします。
長時間の走行が快適に
今までUberや出前館の配達を自転車でやっていたのですが、PCXに乗り換えて長時間の走行が快適になりました。
今までは夏であれば汗をかきながら必死にペダルを漕いで配達をしていて、4〜5時間程度の走行しか続けてできなかったのですが、PCXに乗り換えてからは4〜5時間走行して食事休憩をとった後、また4〜5時間走行も可能となり、体力的にはかなり楽で快適になりました。
雨の日の走行が楽に

自転車での配達時に雨が降ってくると自分の汗や雨によって体が濡れていき、どんどんと体力が奪われていたのですが、PCXに乗り換えてからは自身でかく汗の量をかなり少なくすることができるため、雨の日の走行も苦ではなくなりました。
Uberなどのフードデリバリーでは雨の日に配達を行うとインセンティブが高くなるため、雨の日でも楽に配達ができるようになった点は良かったなと感じました。
PCXによる売り上げは自転車の2倍
筆者はUberや出前館でのフードデリバリー業務を本業の合間に行なっており、副業として毎月の小遣いを稼ぐべく取り組んでいました。
今までは自転車での売り上げが毎月5〜6万円ほどだったのですが、PCXを導入してからは毎月8〜10万円ほどの売り上げを達成できるようになりました。

大体4〜5ヶ月ほどでPCX本体の元が取れる計算となっています。
車両の維持費や保険料は高い
自転車からPCXに乗り換えて感じたこととして、車両の維持費や保険料が高くなりました。
自転車の維持費としては、税金はかからないためタイヤやチューブの交換などの数千円〜1万円程度で済んでいましたが、PCXの場合は軽自動車税(150ccだと年間3,600円)、自賠責保険、任意保険、オイル交換、駐輪代、消耗パーツ交換などなど、維持するのに結構お金がかかるなと感じました。

維持費は車などに比べると安いですが、それでも結構お金がかかるなと感じました。
運動不足感は否めない
自転車からPCXに乗り換えて感じたこととして、当たり前ですが運動する量はかなり減りました。
そのため配達時の消費カロリーも極端に減っていて、運動不足感を感じてはいます。

運動はまた運動でやるしかないかな。
まとめ:総合して購入してかなり満足

以上、UberEats・出前館のフードデリバリー配達で自転車からPCX150(KF30)に乗り換えた感想について、お伝えしました。
今回お伝えした内容について、再度まとめていきます。
メリット
デメリット
- バイクの配達は体力的にかなり楽
- 雨の日もあまり気にならずに走行ができる
- 配達の売り上げが2倍になった
- 車両の維持費や保険料は上がる
- 運動不足感は否めない
- 事故をした時の代償は大きい

結論として、自転車で配達するよりPCXなどのバイクで配達する方が絶対に良いと思いました。