こんな方におすすめ
- Appleの製品が好きな方
- Apple製品を多くお持ちの方
- 音楽や映画を日常的に楽しんでいる方
この記事の内容
- AirPods Maxの外観
- AirPods Maxの使い勝手
- AirPods Maxの注意点
AirPods Maxを購入して2週間レビュー
今回ですが、悩みに悩んで購入したAirPods Maxを2週間使ってみた感想をお伝えしていきたいと思います。
まずは結論から。
結論
- 2週間使用した感想としては、購入して良かったと思っている
- ただしApple製品を所有しお金に余裕がある方におすすめ
- AirPods ProとAirPods Maxを比較するとAirPods Proの方がおすすめ
AirPods Maxの結論としては、購入して非常に良かったと思っています。アップル製品のシームレスな接続、高級感のある外観、聴きやすい音質、外音取り込み機能や空間オーディオ対応など、AirPods Maxがあれば体験できることは多くあります。
ただネックとなるのがやはり値段。
お金に余裕があって、なおかつイヤホンがあまり好きではないという方にAirPods Maxはすごくおすすめの製品だと思いますが、一般的な方にとってはAirPods Proを強くおすすめしたいと思います。
AirPods Maxの外観
AirPods Maxの外観について、詳しくみていきたいと思います。
高級感のあるデザイン
AirPods Maxはとにかくデザインが格好良く、高級感がものすごいあります。
イヤーカップにアルミ素材を使用しており、光がうっすら反射して輝いて見えるデザインや、触った瞬間のひやっとする心地よさなど、ずっと触れていたくなるようなそんな心地よさを持っています。
ヘッドバンドとイヤーパッドはメッシュ
AirPods Maxのヘッドバンドとイヤーパッドはメッシュの構造となっており、装着した時の汗による蒸れを防ぐ作りとなっています。
見た目もすごくスタイリッシュになっていて、いい感じですね。
重さは386gと比較的重め
AirPods Maxの重さについてですが、386gとなっておりました。
他メーカーのヘッドフォンと重さの比較を行うと、以下のとおりです。
Bluetoothヘッドフォンの重さ比較
- AirPods Max:386g
- SONY WH-1000XM5:250g
- SHURE AONIC 50 SBH2350:334g
- SENNHEISER MOMENTUM Wireless:305g
- BOSE NOISE CANCELLING HEADPHONES 700:250g
他メーカーのBluetoothヘッドフォンと比較すると、AirPods Maxが最も重量のあるヘッドフォンとなっておりました。
これは他メーカーがプラスティック素材を主に使用しているのに対し、AirPods Maxはイヤーカバー部分にアルミ素材を使用したりアームバンド部分にステンレス素材を使用しているため、総じて重量が重くなっているためです。
AirPods Maxの使い勝手
AirPods Maxの使い勝手についてお伝えしていきます。
購入時は側圧強め
AirPods Maxは側圧が強めな作りとなっているため、メガネを着用して使用すると約1〜2時間程度でこめかみあたりが痛くなってきます。
ただ購入から2週間経った今では側圧が徐々に弱まってきて筆者の頭の形にあった適切な具合になってきたため、以前よりもかなり快適に使えるようになりましたね。
イヤーパッドは蒸れやすい
AirPods Maxのイヤーパッドはメッシュ構造となっているため、一般的なヘッドフォンのイヤーパッドよりの蒸れにくい作りとなっています。
ただ筆者の場合ですが、空調のかかった自宅で使用していても耳の周りに蒸れや痒みを感じてしまい、長時間の装着を行うことができませんでした。
mimimamoで長時間の装着が可能に
AirPods Maxの使用を断念しようかとも思ったのですが何か対応をしてみようと思い、ネット上で評価の高かったmimimamoというイヤーカバーを購入してみることに。
結果的にこの商品がすごく効果的で、mimimamoを使用してからは蒸れや装着時の痒みをほとんど感じることがなくなり、AirPods Maxを長時間装着できるようになりました。
サイズはLサイズでピッタリ装着できました。
スマートケースは嫌いじゃない
AirPods Maxには電源のON/OFFを切り替える機能は用意されておらず、電源を限りなく省電力にするためにはスマートケースに収納する必要があります。
スマートケースに収納したり取り出したりする作業がかなり手間かな?と思っていたのですが、実際に使用してみたところそこまで気になリませんでした。
スマートケースの置き場所に困る
スマートケースですが、使用した後のケース置き場をどうしようか、いつもに困っています。
結構大きくて吊るすこともできないのでかなり邪魔になります。
物理スイッチが便利
AirPods Maxには2つの物理スイッチ(Digital Crownとノイズコントロールボタン)が用意されています。
これらの物理スイッチでAirPods Maxの機能を瞬時に切り替えることができるのですが、音量をすぐに調整することができるのはもちろん、ノイズキャンセリングモードと外音取り込みモードを瞬時に切り替えることができます。
この機能が非常に直感的で快適に動作することができるため、自宅でのテレワーク時から家族との会話、荷物の受け取りなどにすぐに対応することができるのはすごく便利な機能の一つですね。
バッテリーは20時間もつ
AirPods Maxのバッテリーですが、1度の充電で最大20時間の再生を行うことができるため、1日中付けっ放しで使用したとしても、バッテリー切れを心配する必要はありません。
ワイヤレスイヤフォンのAirPods Proに関しては最大4.5時間の仕様となっているため、イヤフォンをつけっぱなしで使用していると半日でバッテリーがなくなっていました。
そのため充電が切れるたびに充電を行う必要があったのですが、AirPods Maxを自宅で使用するようになってからはバッテリーを気にせず、連続して使用できるようになったのは非常に便利だと思いました。
重さはあまり気にならなかった
AirPods Maxの重さは385gとなっており決して軽いヘッドフォンであるとは言えません。ただしばらく使ってみた感想として、重さはそこまで気になリませんでした。
ヘッドバンド部分が広めに作られているためしっかりと頭の頂点でヘッドフォンの重さを受け止めつつ、アームの長さをしっかりと調整していけばそこまで気になるものではないと思います。
行動は制限される
これはAirPods ProとAirPods Maxの比較の話になるのですが、ヘッドフォンを着用していると行動に制限が出てしまいます。
主に自宅で使用している時の話なのですが、AirPods Maxを装着した状態でゴミ捨てや自宅の掃除を行うと、狭いところに入った時にヘッドフォンの一部が壁などに当たってしまうことがありました。
AirPods Proはであれば装着しっぱなしでも行動に制限は出にくいため、その辺りが少し気になりました。
AirPods Maxの音質
AirPods Maxの音質についてお伝えしていきます。
全体的にフラットで聴きやすい
AirPods Maxの音質についてですが、低音〜高音にかけてフラットに音が出ている印象で、長時間聴いていても疲れにくい、音質となっておりました。
音に変な味付けをせず元々の音をそのまま再生してくれるため、味気ないといえば味気ないのですが、しっかりと素材そのものの音を楽しむことができます。
動画も十分楽しめる
AirPods Maxを使って映画を鑑賞してみたのですが、非常に音に力強さがあって、AirPods Proよりもしっかりと音圧を感じることができ、映画をより楽しく鑑賞することができました。
AirPodsシリーズは空間オーディオというAppleの音響規格があって、普段の映像体験よりもより立体的な音を楽しむことができるそうなのですが、アップルTVやNetflixには加入していないためまだ体験することができていないので、今後是非とも試してみたいと思いました。
小さい音量であればAirPods Proと同じ
筆者は普段からうっすら音を流す程度のBGMで作業していることが多いのですが、音を小さくして再生する分にはAirPods MaxもAirPods Proも大きな差はないと感じました。
両者を比較して一番違いを感じるときはやはり音量を大きくして試聴した時で、音を思い切り楽しみたい方にはAirPods Maxはすごく相性がいいと思いますが、そこまでこだわりのない一般的な用途で使用する分にはAirPods Proで十分ではないかなと感じました。
AirPods MaxとWH-1000XM5の比較
筆者がAirPods Maxを購入する際に比較対象となった、SONYのWH-1000XM5との違いについて比較を行ってみました。
製品名 | AirPods Max | WH-1000XM5 |
重量 | 384.8g | 250g |
電池持ち | 最大20時間 | 最大30時間(NC ON時) 最大40時間(NC OFF時) |
音声入力 | Lightning | 3.5mmステレオミニ |
通信方式 | Bluetooth5.0 | Bluetooth5.2 |
対応コーデック | 記載なし | SBC,AAC,LDAC |
同時接続 | アップル製品間であればシームレス | 2台まで |
ノイズキャンセル | ◯ | ◯ |
外音取り込み | ◎ | △ |
発売日 | 2020年12月18日 | 2022年5月27日 |
価格 | 67,980円(税込) | 49,500円(税込) |
AirPods Maxの方が優れている点
AirPods Maxの方が優れている点として、やはりAppleのシステム内であればシームレスに接続が可能である点ですね。
iPhone、iPad、Macなどの多くのAppleデバイスを使用しているとき、使用しているそれぞれのデバイスに簡単にAirPods Maxが切り替えて使うことができます。
また外音取り込み機能はAirPods Maxの圧勝となっており、自宅や外出先でヘッドフォンを使用し急に人に話しかけられたり周りの音を聞きたいとなった時も、AirPods Maxならまるでヘッドフォンをしていないかのように過ごすことができます。
1000XM5の方が優れている点
1000XM5の方が優れている点として、Bluetooth5.2やSBC,AAC,LDACといった幅広い規格にも対応し、付属品を使えば有線での接続も簡単に行えるなど、使い勝手の良さは1000XM5の方が上だと言えるでしょう。
ヘッドフォンのバッテリー持ちも30時間を超えており本体に電源ボタンも用意されているためこまめに電源を落とすこともできます。またいざとなればUSB TypeCでのPD充電にも対応しているため、わずか3分で3時間の再生が可能になります。
音質については少し低音が出過ぎているのですが、純正アプリのイコライザーを使えば好みの音質に修正することもできます。ヘッドフォンに対するこだわりのある方には、WH-1000XM5の方が向いているでしょう。
まとめ:購入して満足している
以上、AirPods Maxを購入してから2週間使ってみた感想についてお伝えしてきました。
今回お伝えした内容を再度まとめていきます。
AirPods Maxのおすすめな点
AirPods Maxのおすすめな点については、以下のとおりです。
ココがおすすめ
- 高級感のあるデザインと質感
- アップル製品間のシームレスな連携
- フラットで聞きやすい音質
- 音楽や映画をしっかりと楽しめる
- 優秀な外音取り込みやノイズキャンセリング
- 中古での購入もしやすい
AirPods Maxを購入してよかった点はアップル製品の美しさを感じつつ、製品間をシームレスに接続してストレスなく使用できる点ですね。
価格はかなり高いだったため非常に悩みましたが、購入した今では買ってよかったと思っています。
AirPods Maxの注意点
AirPods Maxの注意点については、以下のとおりです。
ココに注意
- 重量がと385gと重め
- 定価が6万7千円とかなり高価
- 側圧が強く人によっては合わない
- 耳が蒸れやすいため長時間使用しづらい
AirPods Maxの注意点としては、人によって合う合わないがハッキリしているヘッドフォンだと思います。
AirPods Maxの購入方法と価格
AirPods Maxの購入方法および価格について、お伝えしていきます。
AirPods Maxの定価
AirPods MaxはApple Storeの定価価格で、 67,980円(税込)となっております。
高いなぁと思った方もいらっしゃるかもしれませんが、Apple Storeで購入すれば14日以内であれば無料で返品することが可能となっているため、合うか合わないかわからないという方はアップルストアで購入するのがおすすめです。
カラーによってはAmazonの方が安い
AirPods Maxの色にあまりこだわりがない方であれば、2022/6/30現在だとシルバーなら58,000円で購入が可能となっていました。
AirPods Maxが気になる方は一度Amazonのサイトをチェックしてみるといいかもしれません。
イオシスの中古品もおすすめ
AirPods Maxを購入したいけど67980円はちょっと手を出せない・・・という方には中古製品はいかがでしょうか。
おすすめはイオシスというiPhoneやiPad、Macなどを幅広く扱っている店舗で、ランクB(多少の傷があるが美品の状態のもの)であれば45,800円程度で購入が可能です。