
STRENTERのUSBハブ
- M1 MacBookに最適
- アップル純正品のようなデザイン
- わずか3000円台での購入が可能
この記事の内容
- STRENTER USBハブの外観
- STRENTER USBハブの使い方
- STRENTER USBハブの注意点

もくじ
【レビュー】STRENTERのハブを購入【コスパよし】
今回は、STRENTERから販売されているMacBook用のUSBハブについてレビューしていきたいと思います。
こちらの商品を購入した理由は以下のとおりです。
購入した理由
- 商品が安く評価が高かった
- デザインが良さそうだったから
- 新しく購入したMacBookAirでマウスやUSBメモリ、外部ディスプレイを使用したかった
STRENTERはUSBハブをいくつも販売していて、Ankerやアップル認証のSatechiやBelkinと比較すると全体的に価格が安く、コスパの高い商品を多く販売してるメーカーです。
つい先日新しいMacを購入したこともあり予算に限りがあったので、少しでも価格が安くて質の高いハブを購入したいと考えた結果、STRENTERのUSBハブを購入することに決めました。
STRENTERの開封
まずは届いたSTRENTERのUSBハブを開封していきます。
中国製品あるあるですが、商品箱の正面に思い切りバーコードのテープが貼られておりました。
丁寧に剥がしてみたのですが、中央のところにちょっと跡が残ってしましました。
箱の裏側はこんな感じです。
説明は全て英語表記となっております。
箱を開封してみると、STRENTER USBハブ本体と説明書、あと広告が1枚ほど入っておりました。

STRENTER USBハブの外観
ここからはSTRENTERのUSBハブの外観を見ていきたいと思います。
触った感じの第一印象としては、めちゃくちゃ軽い!でした。

STRENTERのサイズ
STRENTERのUSBハブのサイズについてですが、筆者が普段使用している iPhone11を使って比較してみました。
STRENTERのUSBハブの方が2回り以上小さいサイズとなっているのがわかるかと思います。
STRENTERのサイズ
横×縦×厚み
11.9cm × 2.8cm × 0.9cm
STRENTERの重さ
STRENTERの重さ
わずか39g
(単三電池2本よりも軽い)
STRENTERのUSBハブの重さを測ってみたところ、わずか36gとなっていました。
単三電池1本が大体24gとなっているので、単三電池2本よりも軽い重さといえば伝わりますかね?

STRENTERの詳細
今回購入したSTRENTERのUSBハブですが、MacBookのUSBポートを2つ利用するタイプのハブになります。
USB TypeCポート2つを使ってMac Bookに接続するため、2016年より以前に購入されたMacBookPro、Mac Book Air、Mac Bookには対応していないモデルとなりますのでご注意ください。
Macに接続するUSB Type-C端子の上部には、HDMIの端子が用意されています。
こちらがインターフェースのメイン側となります。
インターフェースの仕様については、後ほど詳しく記載します。
USBハブの種類

ケーブル付属モデル
今回筆者が購入したUSBハブとは別に、上記のように本体からケーブルが出ているモデルも販売されております。
これらのUSBハブの違いについては、簡単に以下にまとめてみました。
ケーブル付属モデル | 本体一体型モデル | |
デザイン | △ | ◯ |
抜き差し | ◯ | △ |
持ち運び | △ | ◯ |
他デバイスでの使用 | ◯ | × |
USBハブを購入する際に最も重要なのが、MacBook以外の機種でもUSBハブを使用するかどうか、という点です。
iPadやタブレットなどでUSBハブを同様に使用したいのであれば、本体一体型のUSBハブは選択肢から外れて、ケーブル付属モデルを購入するのが良さそうです。
MacBook専用のUSBハブを購入したいという方には、ケーブル付属ではなく本体一体型モデルの方がデザインや持ち運びなどの面においていいのではないかと考えます。
STRENTERで使用できるインターフェース
STRENTERのUSBハブで使用できるインターフェースについては、以下のとおりです。
インターフェースの仕様
種類 | ポート数 | 内容 |
Thunderbolt3 | 1ポート | チャージ、40Gbpsでのデータ転送、映像出力対応 |
HDMI | 1ポート | 4K 30Hz対応 |
USB 3.0 Type-A | 2ポート | 5Gbpsでのデータ転送 5V/900mAhのバスパワー(2TBまでの2.5HDD利用可) |
SDカードリーダー | 1ポート | 256GBまでのカード対応※ |
micro SDカードリーダー | 1ポート | 256GBまでのカード対応※ |
USB Type-Cポート | 1ポート | 5Gbpsでのデータ転送 5V/900mAhのバスパワー |
※SD、microSDカードの同時利用は不可
STRENTERのUSBハブですが、イーサネット(LAN)端子を除くほとんどの端子類の接続が可能なモデルとなっております。
自宅はもちろん外出先などでマウスやUSBメモリをよく利用される方にはちょうどいいUSBハブですね。
STRENTER USBハブをMacに接続
ここからは、STRENTERのUSBハブを実際にMacに接続する様子をお伝えしていきたいと思います。
接続した際の印象としては、無理にねじ込む感じもなくてすっと刺すことができました。
Macのポートがどこにあるのかちょっと探す感じはありましたが、それほど苦に感じることもなく刺すことができたのでいい感じです。
接続時の外観
Macと接続したときのハブの外観ですが、上記のような感じとなっております。
筆者が使用しているのは2020年版のM1 MacBookのスペースグレーなのですが、若干色味は違えどそれほど違和感は感じないデザイン性となっているので格好いいですね。
横から見た外観ですが、上記のような感じとなっております。
MacBookを閉じた際とほぼ同じ厚みとなっているため、Macを閉じた時の違和感などはほとんどありません。
USBハブの奥行きはMacとほぼ同じ
USBハブの奥行きに関しては、数ミリほど飛び出ていますがほぼMacと同じ長さとなっております。
使用上問題になることや、気になるほど出ているわけでは無いので大丈夫かと思います。
俯瞰から見てみる
USBハブとMacを上から俯瞰で見た時の様子がこちらです。
上から見るとハブの違和感がないわけではありませんが、かなりミニマムに使用できるのでメリットは大きいかなと思います。

STRENTERのポートに接続してみる
続いては、STRENTERのインターフェースポートに機器を接続していきたいと思います。
まずは一番上のThunderbolt端子にMacBookの30Wの充電器を接続してみました。

接続を行なったもののうまく認識されていないのか、Macに反応がありませんでした。
Macのシステムレポートを確認したところ、AC充電器が接続されていない表示が出ておりました。
おかしいなと思い他のUSB TypeCの充電器を接続して試してみたのですが、充電中の表記はいいえのままで変化がありませんでした。

ハブを逆向きに刺したら認識し始める
STRENTERの購入ページや取扱説明書を読んでみると、「うまく認識しない場合はMacの再起動などを行なってください」と書かれていました。
そのため再起動を行なったり、ハブの抜き差しを行なってみたり色々試してみたのですが、うまく認識することができませんでした。
充電ポートだけでなくHDMIやUSB TypeA、SDカードなどを試したところこちらも反応がなかったので、「これはUSBハブが怪しいな」と感じ始めていました。


くれぐれも自己責任で
USB TypeC端子は上下逆の向きでも問題なく接続できるのが特徴なのですが、試しにハブを逆さにして接続してみることにしました。
接続した後にUSB TypeAの端子にUSBメモリをブスッとさしてみたところ、今まで全く反応のなかったUSBメモリがピカピカ光って通信をし始めました。

通信し始めたのも束の間、「このままだとMacが壊れる可能性があるのでは?」と今更ながら思い始め、すぐにUSBメモリとハブをMacから外しました。
そして正しい状態に戻して再度接続し直してみたところ、USBハブがMacで認識しておりました。

無事に認識

再度充電ケーブルをUSBハブに接続
STRENTERのUSBハブにもう一度充電ケーブルを接続してみました。
Thunderboltの端子にMac純正の30W充電器とケーブルを接続してみましたが、問題なく認識しておりました。
USBハブを使用した状態と、USBハブを使用せずにMac本体に直接充電ケーブルを接続した状態のどちらも、ワット数(W)は30と記載されていたため、USBハブによる電力消費はかなり少ないものと考えられます。
60W充電器も認識
AUKEYの60W充電器を接続してみたところ、こちらも問題なく60Wで充電が行われておりました。
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HDMI接続のテスト
STRENTERのUSBハブに外付けのモニターを接続したところ、問題なく映像を出力することができました。

USBメモリの接続
STRENTERのUSB TypeA端子にUSBメモリをつないでみたところ、こちらも問題なく読み込むことができました。
筆者が所有しているのはSONYの一般的なスティックタイプのUSBメモリなのですが、やはり長さがある分Macから結構横にはみ出ておりました。
普段からよくUSBメモリを使用している方は、注意が必要かもしれません。
SDカードリーダー
SDカードリーダーにSDカードを接続してみたところ、こちらも問題なく認識することができました。
SDカードの注意点としましては、SDカードを刺した状態でもカードが外に飛び出ている点ですね。
SDカードの頭3分の1くらいしか入ることができないため、見た目は結構不恰好な感じでした。
USB TypeC端子
STRENTERのUSB TypeC端子にiPhoneを接続したところ、問題なくiPhoneを認識することができました。
試しにMac内の音楽データをiPhoneと同期したところ問題なく同期することができ、iPhoneの充電も行われていたため、データ転送と充電の両方に対応していることがわかりました。
STRENTERの熱は問題なし
STRENTERを使用して1週間ほど経ちましたが、ほんのり暖かくなることはあっても熱を持って本体が非常に熱くなるということは全くありませんでした。
筆者の使用上としては、STRENTERのハブ経由で給電、STRENTERのハブ経由で常時外部ディスプレイに接続している状況ですが、こういった使い方の場合は全く問題なく使用することができています。
STRENTER USBハブの注意点
ここではSTRENTERのUSBハブをしばらく使ってみて感じた注意点をお伝えします。
注意ポイント
- 初期不良?によって認識しない場合がある
- ちょっとした接触により外部ディスプレイが断になる
- Macを閉じてもハブは認識しておりバッテリーを消費する
以下で詳しくお伝えします。
初期不良はあったものの以後トラブルなし
STRENTERを初めて接続したときは全く認識せずどうにもこうにもいきませんでしたが、一度ちゃんと動作し始めてからは全く問題なく動作しております。
購入してから1週間ほど経ちましたが現在では「そんなことありましたか?」というような具合で、ご機嫌に動作してくれております。
接触で外部ディスプレイが落ちることがある
普段使用していてUSBハブにちょっとした接触をしてしまった時に、外部接続しているディスプレイの映像が断になることがあります。
そのためなるべくUSBハブに当たってしまったりしないように気をつけて作業を行う方がいいかなと考えております。
またしっかりとMacにUSBハブが刺さっていないとちょっとした接触で外部ディスプレイが瞬断してしまうことがあったので、使用する際は注意する必要がありそうです。
スリープ状態でも認識し続ける
STRENTERのUSBハブですが、ハブを繋いだ状態でMacを閉じた時もずっと認識してうっすら青く光り続けます。
これによりMacのバッテリーをいくらか消費しており、夜作業が終わってMacを閉じて、翌朝スリープから起動したところ100→96%までバッテリーが減っていました。
自宅で作業する分にはそれほど問題ないかと思いますが、ハブを接続した状態でMacをを閉じてもハブの電源は入りっぱなしとなってしまいますのでご注意ください。

まとめ:トラブルはあったけど悪くない商品
以上、STRENTERのUSBハブについてお伝えしました。
今回のSTRENTERのUSBハブのポイントをいかにまとめます。
ポイント
- 価格が3000円台とコスパがいい
- インターフェースの数が多く使いやすい
- Mac Bookのデザインを損ねないシンプルで質の高い外観
いくつか注意点がある商品ではありますが、ある程度問題なく使用できている点や安価で購入ができる点から、おすすめできる商品だと感じました。
初期不良に当たってしまった場合に慌てないように、購入される場合は返品のできる正規店での購入がお勧めです。
